カリブ海沿いにはオモアなどのリゾート地が広がり、グアテマラとの国境近くにはコパンなどのマヤ遺跡が点在する「ホンジュラス」は穏やかな人々が多い陽気な国です。
今回はホンジュラスに現存する2つの世界遺産「コパンのマヤ遺跡」と「リオ・プラタノ生物圏保護区」をご紹介します。
コパンのマヤ遺跡
photo by Luis Adrián Rojas Yáñez
紀元前1000年頃から人が住んでいたマヤ文明の遺跡で、コパン川沿いに広がる盆地です。7世紀から8世紀にかけて最盛期を迎えたと思われる都市国家には、祭壇が残るアクロポリスを中心に球戯場などが点在しています。
なかでも、碑文の階段と呼ばれる2200以上もの間や文字が刻まれた72段の階段は文明を例証する遺跡です。
リオ・プラタノ生物圏保護区
リオ・プラタノ川流域に広がる密林地帯で、熱帯・亜熱帯雨林、サバンナ、マングローブ湿地帯など違った自然環境を有しており、熱帯雨林地域の大きさはホンジュラス最大です。
アメリカマナティーやオオアリクイ、ジャガー、コンゴウインコなどの哺乳類や、126種類の爬虫類・両生類、377種類の鳥類が生息しています。1982年に世界自然遺産に登録されました。
ホンジュラスの世界遺産を見に行こう
いかがだったでしょうか。ホンジュラスの魅力は世界遺産だけでなく美しい海も有名です。カリブ海に浮かぶバイア諸島は、ダイビングをはじめとしたアクティビティが沢山用意されています。