岩手県は、奥州藤原氏の拠点となった平泉、盛岡藩の城下町だった盛岡市など見どころがいっぱいあります。また岩手山や北上川、三陸海岸のリアス式海岸など、雄大な自然も訪れる人を魅了します。その岩手県の絶景をご紹介しましょう。
*編集部追記
2015年6月の記事に、「365日 日本一周 絶景の旅」掲載の絶景を追記しました。
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。
1.小岩井農場の一本桜
photo by 小岩井農牧(株)
みちのくに咲く一本の桜。
遮るものが何もない広大な牧草地にあるのは、樹高20mの一本の桜。そして奥にそびえるのは残雪の岩手山。このような春の光景は、日本中でここだけなのではないだろうか。
・住所:〒020-0507 岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
・アクセス:車―盛岡ICより15分
電車-小岩井駅よりタクシーで約10~15分
・公式HP:http://www.koiwai.co.jp/makiba/
2.カッパ淵
photo by たろんぺ/PIXTA
民話の里で何かに出逢う?
「遠野物語」の故郷、遠野にある、昔カッパが人々にいたずらして驚かしたという淵。ぽつりと置かれた釣り竿の先にはきゅうり。いかにもカッパが住み着きそうな雰囲気だ。
3.中尊寺
photo by Takuro Matsumoto
全盛期の面影を残す山寺。
奥州藤原氏が栄華を極めた平泉といえば、中尊寺を思い浮かべる人も多いはず。金箔で覆われた金色堂をはじめ、杉並木の美しい月見坂、本堂、経蔵など、見どころは尽きない。
・住所:〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
・アクセス:JR平泉駅から中尊寺月見坂入口まで1.6km(徒歩25分)
・公式HP:http://www.chusonji.or.jp/index.html
4.猊鼻渓
photo by Hick/PIXTA
風情たっぷりの舟下り。
渓谷の鍾乳石が獅子の鼻に見えることから、その名がついた猊鼻渓。一本の棹を巧みに操る船頭の「げいび追分」を聴きながら、しばし日常を忘れて川下りしてはどうだろう。
・住所:岩手県一関市東山町長坂字町467
・アクセス:電車-JR一ノ関駅乗り換えJR大船渡線・猊鼻渓駅下車徒歩5分
車-東北自動車道一関ICより東方面県道19号一関~大東線30分
東北自動車道水沢ICより国道343号線途中県道に…40分
・公式HP:http://www.geibikei.co.jp/funakudari/
5.岩手銀行旧本店本館
photo by 岩手銀行
明治の銀行建築をそのままの姿で。
1911年につくられた盛岡銀行本店はれんがの名建築。2012年に銀行としての役目は終え、現在は館内を見学できるなど、建物の歴史を肌で感じられる場所になっている。