「世界で一番小さな国は?」と聞かれて「バチカン市国!」とすぐに出てくる人も多いと思いますが、世界で二番目に小さい国ってどこだと思いますか?
答えは…モナコです!その名を一度は聞いた事があるのではないでしょうか?テレビ「世界の果てまでイッテQ」でも紹介された、モナコとは一体どんな国なのでしょうか?
どこにあるの?
モナコと言う名前は分かってもどこにあるの?という感じですよね。モナコは、南フランスの地中海に面したイタリアとの国境に近い場所にあります。国土面積は2.02平方キロメートルという、日本のハウステンボスくらいの大きさです。
公用語はフランス語で人口は約3万6千人です。東京都の練馬区や世田谷区と同じくらいの人口密度なので、小さい国にどれだけ多くの人が住んでいるか分かります。とても治安が良い事で有名です。
24時間監視されている?
国内には全土にビデオ防犯・監視システムが設置され、24時間監視されています。世界で最も治安が良い国として知られています。もし大きな事件が起きたとしても、国境閉鎖まで3分もかからないと言われています。
その理由は、市民の数に対して警察官の人数が多いからです。
お金持ち以外はお断り!
こんなに治安の良い国に住んでみたいと思っても、誰もが住める訳ではありません。
モナコのプライベートバンクに、約5000万円~1億2000万円を預ければ、銀行が「この人は十分な資産があり、働かなくてもモナコで生活出来る人です」という証明になり、移住権をもらえます。
それに加えて10年以上移住が途切れることなく続けば、モナコ国籍を取得できます。