東北6県は震災から立ち直るために力を合わせようと祭りの交流をしています。六魂祭といって、毎年各県まわり持ちで、本番の夏を迎える前に、一堂に会して祭りを披露しています。
それぞれの地域に、かけがえのない伝承の祭りがあるのは幸せなことですね。東北の短い夏を彩る6県それぞれの祭りを御紹介しましょう。
秋田竿灯まつり
8月の初めに秋田で行われる竿燈まつりは、江戸時代に病魔や邪気を祓う行事として始まりました。長い竹竿を縦横に組み合わせ、46個の提灯を飾ったものをバランスを保ちながら額や肩で支える技を披露します。
竿燈大通りで行われる、灯りをつけた本番を夜竿燈、昼間にエリアなかいちにぎわい広場で行われる竿燈妙技会を昼竿燈といいます。
・名称:秋田竿灯まつり
・住所:秋田県秋田市山王一丁目1-1(実行委員会事務局)
・アクセス:秋田駅から徒歩10分
・電話番号:018-866-2112
・料金:観覧席は有料ですが、無料で見ることができます。
・オススメの時期:8月3日~8月6日
・公式サイトURL:http://www.kantou.gr.jp/about/index.htm
仙台七夕まつり
仙台七夕まつりは伊達氏が仙台に藩を置いた頃から続いている伝統行事です。旧暦7月7日に行われていましたが、新暦に変わってからは、季節感を合わせるために1か月遅れの8月6日から8日まで行われています。