南米ペルーは世界遺産マチュピチュをはじめ、ナスカの地上絵や、クスコの太陽の神殿、チチカカ湖など、冒険心をくすぐる神秘的なスポットいっぱいの国ですので、旅行を検討している方も多いと思います。そこで、ペルーに行く前に押さえておきたい基本情報をまとめてみました!
1.物価
ペルーの物価は、日本に比べると全体的に安いです。1ソル=約31円で、ビール約3ソル、コーラ約1.5ソル、ハンバーガー約10ソル。食事はどこでもランチタイムのセットがあり、2USドル前後。リマ市内の観光客向け高級レストラン以外であれば、どこでも安いです。
2.治安
他の南米諸国と同じく治安の悪い地区や通りがありますので、スラム街には近寄らないこと。駅周辺、暗い路地や観光客が集まる場所では、置き引きや泥棒、スリに十分気をつけましょう。
また女性のひとり歩きは特に危険です。町外れの遺跡など、人がいない場所には暴漢が待ち伏せしていることもあります。カメラや時計、指輪など金目のものはつけて歩かない、ひとり歩きは避けるということを徹底して下さい。
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3.気候・服装・旅行シーズン
ペルーは赤道に近いため、冬でも平均気温が10度を切ることはほとんどありません。ですが気候は旅するエリアによって全く異なりますから、服装に注意して下さい。
日中と朝晩の気温差もありますので、とにかく重ね着で体温調整できる服装がオススメです。例えばナスカはとても暑いのでTシャツにGパンで十分ですが、マチュピチュに行くなら昼間は半袖でも朝晩はトレーナーにウィンドブレーカーが必要なくらいまで冷え込みます。
また、標高が高い場所が多いため、日差しがとても強く乾燥しています。帽子、サングラス、歩きやすい靴、日焼け止め、リップや保湿クリームも忘れずに。
ペルー旅行のベストシーズンも、旅行の目的地によって異なります。リマがある海岸砂漠地帯では、11月~4月夏の時期は天気が良く過ごし易いです。マチュピチュなどその他の地域のベストシーズンは、降水量が少ない乾季の4月~10月がオススメです。
4.通貨
ペルーの通貨はソル SOL(S/.)です。日本では両替できないので、出発前にUSドルに両替して現地入りして下さい。
5.ビザ
観光目的の3ヶ月以内の滞在の場合、ビザは必要ありません。航空会社の判断により、残存有効期間が6ヶ月以上のパスポートが必要になる場合がありますので、なるべく6ヶ月以上のものを用意しましょう。