編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

南米ペルーは世界遺産マチュピチュをはじめ、ナスカの地上絵や、クスコの太陽の神殿、チチカカ湖など、冒険心をくすぐる神秘的なスポットいっぱいの国ですので、旅行を検討している方も多いと思います。そこで、ペルーに行く前に押さえておきたい基本情報をまとめてみました!

*編集部追記
2016年10月に公開された記事に追記しました。(2018/08/17)

 

ペルーに行ってみての感想

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南半球にあるペルーは日本とは季節が逆になります。ですが、日本のようにわかりやすい四季はなく、乾季と雨季という2つシーズンに分かれています。私が訪れたのは雨季(11~4月)だったので、乾季に比べて観光客は少ないようでした。この季節は雨が降るので敬遠されがちとのことですが、それでもこの季節ならではの良さがあるので、私はぜひ雨季にペルーへ行くことをおすすめします。

例えば雨季は、マチュピチュが朝方に霧に包まれることが多くなり、通常よりもさらに神秘的な光景を見ることができます。霧の中から荘厳なマチュピチュが姿を現していく様は、なんとも美しい!またアンデス山岳地帯は雨季であっても、反対の太平洋側の海岸・砂漠地帯は晴れの日が多くなるため、歩いていても気持ちが良くおすすめです。

 

旅行のルート

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私はまずはペルーの首都・リマに着き、それからクスコ、マチュピチュ村、プーノ(チチカカ湖)というルートで移動しました。移動には主にクルスデルソル社の長距離バスを使いましたが、値段もリーズナブルな上に快適なでした。私は行きませんでしたが、イースター島に行く旅人もいました。イースター島へはリマから飛行機で行くことができ、料金も早めに予約すれば5万円ほどとあまり高くないのでおすすめです。

 

物価

ペルーの物価は、日本に比べると全体的に安いです。1ソル=約31円で、ビール約3ソル、コーラ約1.5ソル、ハンバーガー約10ソル。食事はどこでもランチタイムのセットがあり、2USドル前後。リマ市内の観光客向け高級レストラン以外であれば、どこでも安いです。

 

治安

他の南米諸国と同じく治安の悪い地区や通りがありますので、スラム街には近寄らないこと。駅周辺、暗い路地や観光客が集まる場所では、置き引きや泥棒、スリに十分気をつけましょう。

また女性のひとり歩きは特に危険です。町外れの遺跡など、人がいない場所には暴漢が待ち伏せしていることもあります。カメラや時計、指輪など金目のものはつけて歩かない、ひとり歩きは避けるということを徹底して下さい。

最新の現地情報は、外務省のHPでチェック!外務省 海外安全ホームページ

 

気候・服装・旅行シーズン

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ペルーは赤道に近いため、冬でも平均気温が10度を切ることはほとんどありません。ですが気候は旅するエリアによって全く異なりますから、服装に注意して下さい。

日中と朝晩の気温差もありますので、とにかく重ね着で体温調整できる服装がオススメです。例えばナスカはとても暑いのでTシャツにGパンで十分ですが、マチュピチュに行くなら昼間は半袖でも朝晩はトレーナーにウィンドブレーカーが必要なくらいまで冷え込みます。

 

また、標高が高い場所が多いため、日差しがとても強く乾燥しています。帽子、サングラス、歩きやすい靴、日焼け止め、リップや保湿クリームも忘れずに。

ペルー旅行のベストシーズンも、旅行の目的地によって異なります。リマがある海岸砂漠地帯では、11月~4月夏の時期は天気が良く過ごし易いです。マチュピチュなどその他の地域のベストシーズンは、降水量が少ない乾季の4月~10月がオススメです。

 

通貨

ペルーの通貨はソル SOL(S/.)です。日本では両替できないので、出発前にUSドルに両替して現地入りして下さい。

 

ビザ

観光目的の3ヶ月以内の滞在の場合、ビザは必要ありません。航空会社の判断により、残存有効期間が6ヶ月以上のパスポートが必要になる場合がありますので、なるべく6ヶ月以上のものを用意しましょう。

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