ライター
亀山 大樹 世界一周経験者

大学を休学して183日間で世界一周の旅へ。『まだ見ぬこの世界を自分の五感で体感する』というテーマの下で、南米大陸や中東などを中心に回る。帰国後、日本広告学会関東部会主催の学生広告論文において銀賞を受賞。

世界一周をしてる旅人達は、どうやってお金を管理してるのか疑問に思いますよね。今回は世界一周経験者に海外旅行のお金の管理について、特にクレジットカードや国際キャッシュカード、デビットカードの種別と使い方についてお聞きしました。

 

【世界一周経験者に聞いてみた】というシリーズでは、世界一周のルートや予算などの準備から経験談など、年齢・性別・職業バラバラな世界一周経験者の皆さんに答えて頂いています。

世界一周に興味がある人、行こうと思ってる人にはとっておきの内容なので、是非チェックしてみてくださいね!

TABIPPO代表 清水直哉

shiminao
世界一周に持って行ったのは、国際キャッシュカード1枚、クレジットカード1枚、トラベラーズチェック5万円、現金5万円くらいでした。国際キャッシュカードはめちゃくちゃ便利ですが、モロッコではATMに吸い取られて出てこないことが何回かあり、そのせいで無一文になって途方にくれたこともありました。

現金を守り切れるならそれがベストかなと思います!!お金は「意識して気を付ける」これに尽きます。すられる、騙される、盗まれるなど被害はたくさんありますが、ほとんどが意識の問題でどうにかなることが大多数で、大金を盗まれている人は意識が甘い人がほとんどです!

前田塁

ruimaeda

世界一周目はJALカードVISAを使っていました。世界一周航空券を買うときのみ金額の上限を上げて、普段は30万円/月の範囲内で旅をしていました。

結果的に、マイルはかなり貯まって帰国後はJMBサファイア会員にランクアップしました。クレジットカード関係でトラブルはなかったですが、いま振り返るとクレジットカード2枚にしておいた方が安全だったと思います。

現金の引き出しについては、みずほ銀行の国際キャッシュカードを使っていました。基本的には、新しい国に着いた時にATMで多めにお金を引き出して残りはドルか次の国の通貨に両替するスタイルです。

 

いつもポケットにある程度のお金だけ突っ込んで残りは全部バックパックに入れて厳重にカギをかけて宿に置いてました。宿で泥棒にあう可能性もなくはないですが、外で盗られる可能性よりはだいぶ少ないと思ったためです。

あとは、20ドル分のお金を全部で2か所くらいに分散して、靴底や、バックパックの隠しポケットや、上着の内側などに入れておきました。

日本に帰ってから、本当に色んなところから20ドルが出てきて我ながら結構用心深かったな、と笑いました。

小泉翔

koizumi

お金に関しては大変でした…国際キャッシュカードのように、海外に出ても現金をおろせると勘違いしていたJALカードにキャッシングのサービスがついておらず、10万しか持ってなかった現金が底をつく。

[Western Union]という世界各国にある銀行で、海外にも現金を送金できるサービスがあるのを知る。でもその窓口が日本にはなく(笑)、親に留学中のアメリカの親友の口座に現金を送金してもらう。

そして親友に口座から金を下ろしてもらい、Wester Unionから僕のいる国(パラグアイ)の支店へに送金してもらう。そしてやっとパラグアイのWestern Unionで現金を受け取る。

 

もう最悪でした。その後現金20万を持ち歩くというリスキーな旅。国際キャッシュカードの重要性、伝わりましたでしょうか?笑

あとスペインで財布すられました。分けてもってたので被害は3万ですみました。腹に巻くベルトをぜひ。

浦川拓也

urakawa

世界一周中のクレジットカードについて

クレジットカードは、楽天カードMASTERJMBローソンPONTAカード、三井住友VISAカードの3種類を持って行きました。

旅行中はJALのマイルを貯めたかったので、PONTAカードをメインにしていました。三井住友VISAカードを持って行ったのは、海外旅行保険が海外で利用したタイミングから期間が開始だからです。幸運にも、保険自体は使わずに済みましたが。

それぞれの上限金額は20万円でした。カードが使えるタイミングでは、できるだけ使うようにしていましたが、スキミングなどのトラブルは特になかったです。

今後は楽天のプレミアムカードを契約して、空港のラウンジを使ってみたいです。

 

世界一周中の国際キャッシュカードについて

新生銀行を使っていました。運用の方法としては、出国前から使っていたUFJのネットバンクから新生銀行に当面のお金を振り込む形です。(新生銀行の国際キャッシュカードは廃止されました)

ネットバンクを2つにしていたのは、カードの紛失対策です。ATMから現金を引き出す際の手数料をあまりに気にしてなかったので、もう少し考えたほうがよかったと思います。

中美砂希

naka

世界一周中のクレジットカードについて

クレジットカードは、楽天プレミアムカードのVISAJALカードVISA、SOGOセゾンマスターカード、りそなデビットカードの4種類です。上限金額は100万円、100万円、20万円です。

JALカードとSOGOカードは元々持っていたもので、それに加えて空港のラウンジを使うために楽天プレミアムカードを契約し、デビットカードが欲しかったのでりそなデビットカードを用意しました。

 

旅行中のメインはJALカードでマイルを貯めていました。幸運なことに、トラブルはなく。デビットカードは予備だったので、ほとんど使わなかったです。

楽天は年会費が1万円かかるけど、ラウンジ最高!ご飯も食べれるし、眠れるし、シャワーも有料だけど入れる。どの空港でも使えるラウンジはあり、ラウンジを使うために早く空港に行くこともありました。

 

世界一周中の国際キャッシュカードについて

国際キャッシュカードは持って行きませんでした。銀行口座は三井住友銀行のネットバンクをメインにし、週2回くらいは残高をチェックしていました。

 

旅丸sho

sho
クレジットカード4枚と国際キャッシュカード1枚を持ち歩いています。クレジットカードはVISAとMASTERを2枚ずつ持っていますが、主に使ってるのはVISAカードです。クレジットカードの枚数は2枚もあれば充分だと思います。

僕の場合、社会人時代に使っていたものではマイレージが貯まらない為、新しく作成しました。国際キャッシュカードもマイレージを貯めれるタイプのものを作成しています。毎日家計簿をつけていれば、異常な出費がある場合はすぐに確認することができます。

岡本あやの

ayano

国際キャッシュカード×1、クレジットカード×3、現金2~3万円を持っていました。国際キャッシュカードやクレジットカードの方があやしい両替所よりも安全かと思います。ただ、南米などでは空港のATMか、街中でも、誰か人が入っていくのが見えたATMか大きな通りに面しているところ限定で使いました。

現金は3つの財布にわけて管理していました。スリや盗難にあったことはありません。運がいいのかもしれませんが、かなり気をつけていました。

平岡慎也

hiraoka

国際キャッシュカード×1、クレジットカード×2、現金10万円を持って行きました。現金は正直、米ドルを100ドルぐらい持ち歩いてたら、困らないと思います。買い物は基本、カードが一番楽だし、お得です。ヨーロッパやアメリカはほとんどカードでいけます。東南アジアや、南米などは、現金が中心なので、国際キャッシュカードで下ろしています。

久野華子

kuno
国際キャッシュカード×1、クレジットカード×3、USドル3万円分を持って行きました。日本円は持っていても換金できない所が多いので、いざという時のためにUSDをすこし持ち歩くようにしていました。

しかし、現金は盗難されても戻ってこないのと持っているといつも心配しないといけないので、持ち歩きは最小限にしていました。

 

引き出しは手数料が安いクレジットカードのキャッシングでしていて、いざという時のために国際キャッシュカードも持っていました。

お金は5カ所くらいに分けて持っていて、リストバンドのなかやブラジャーの中にかくしていたので、スリには合いませんでした。財布も持ち歩かず、首から小銭入れをかけて、服の中に隠して持っていました。

旅がながくなると、いくら使ったかわからなくなってきます。お金の管理はアプリがおすすめ!どれくらい使ったのか、残金などもきちんと把握するようにしています!

篠原輝一

shinohara

世界一周中のクレジットカードについて

クレジットカードは、JALのMASTERカードEPOSのVISAカードの2枚を持って行きました。上限金額はどちらも10万円ずつです。ちなみに、JALにした理由は、家族がみんなJAL会員だったから。

EPOSカードを作った理由は、即日発行してからです。どちらも出国前から普段使いしていました。先進国ではクレジットカードをかなり使っていました。

両方のクレジットカードで海外旅行保険があることは確認していましたが、世界一周の期間が長かったため、別で保険に入っていて、ボリビアでiPhoneを盗難された時とドイツで盲腸になった時に利用しました。今後は、空港のラウンジが使えるカードが欲しいです。

 

世界一周中の国際キャッシュカードについて

キャッシュカードは、新生銀行1枚のみで、他のネットバンクは用意していませんでした。特に不便はなかったですが、いて言うならATMの手数料について把握していないまま旅をしていました。(新生銀行の国際キャッシュカードは廃止されました)

最近は国際キャッシュカードを使わずに、代わりにデビットカードを使っています。

Chinen Taka

chinen
国際キャッシュカード×1、クレジットカード×2、現金3万円を持って行きました。Paypal、銀行のネットアカウントを開設し遠隔でも口座管理出来るようにしていました。日本国内で振込の必要がある方はネット銀行口座作成する事オススメです。僕はSBI銀行口座を使ってます。3回/月まで振込手数料無料です。

国内でもローソンなら5回まで24時間ATM引き出し無料なので作ってて損はないです。

中込孝規

nakagome

国際キャッシュカード×1、クレジットカード×2、現金約300USドルを持って行きました。現金は円ではなく、USドルで持っていったほうがいいと思います。

ライター
亀山 大樹 世界一周経験者

大学を休学して183日間で世界一周の旅へ。『まだ見ぬこの世界を自分の五感で体感する』というテーマの下で、南米大陸や中東などを中心に回る。帰国後、日本広告学会関東部会主催の学生広告論文において銀賞を受賞。

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