ライター

旅と自然が好きな26歳。救命救急センターで看護師として勤務後、未経験でメディア系ベンチャーへ転職し、人材事業や法人営業を経験。2025年10月末から、夢だった世界一周へ出発。

「最高。」

中南米の旅を振り返ると、結局この一言に尽きる。

中南米を旅する前は、正直少し怖かった。治安、言語、文化の違い。日本から見れば、どこか“遠い世界”のように感じていた。

でも、実際に飛び込んでみると、そこにあったのは想像以上に人間らしくて、温かくて、自由な世界だった。

この記事では、中南米旅を終えての気づきをお伝えします。

乾杯したら友達


中南米の人たちは、とにかく人との距離が近い。

出会ったばかりでも、「一緒にご飯食べよう」「家においで」と自然に声をかけてくれる。

家族や親戚で集まる文化が根付いていて、その輪の中に旅人である私も当たり前のように入れてくれた。

大人数で囲む食卓。
突然始まるダンス。

日本では“特別なイベント”として行うようなことが、彼らにとっては日常だった。

最初はその距離感に戸惑った。でも、だんだんその空気が心地よくなっていった。

「今を楽しむ」が当たり前の世界


中南米では、「今を楽しむ」という感覚が生活の中に自然と溶け込んでいた。

日本にいると、先のことを考えて、空気を読んで、周りに迷惑をかけないように動くことが当たり前になる。

でも、中南米では違った。

予定通りにいかないのが普通。
明日のことは明日考える。
やりたいことはすぐやる。
もちろん不便なこともある。

バスが時間通りに来ないこともあるし、急に予定が変わることも日常茶飯事だった。

それでも、みんな驚くほど楽しそうに生きていた。

その姿を見ているうちに、「ちゃんとしなきゃ」と思いすぎていた自分に気づかされた。

景色のスケールが、人生観まで変えていった


中南米の自然は、とにかく壮大だった。

パタゴニアの鋭い山々。
どこまでも続く氷河。
鏡のように空を映すウユニ塩湖。
乾いた大地と満天の星空。

毎日のように、「地球ってこんなに広かったんだ」と感じる瞬間があった。

大自然の中に立つと、自分の悩みが驚くほど小さく感じる。世界には、自分の知らない景色や価値観が、無数にあることを知った。

「普通」は、国が変われば簡単に崩れる


旅をしていると、自分の“当たり前”がどんどん壊されていく。

日本では常識だと思っていたことが、海外では全然普通じゃない。日本では考えられないことが、現地では自然だったりする。

そのたびに、自分の価値観がどれだけ狭い世界の中で作られていたのかを思い知らされる。

「こうじゃなきゃいけない」と思っていたものが、少しずつ外れていく感覚。

旅は、視野だけじゃなく、“余白”を広げてくれた。

「生きる」について考えた日々


もちろん、楽しいことばかりではなかった。

治安への緊張感もあったし、体調を崩すこともあった。

思い通りにいかないことなんて、数え切れないほどあった。

ただ、旅の中で感じたのは、「人生ってもっと自由でいいんだ」ということ。

ちゃんとしすぎなくてもいい。

中南米には、“人生を楽しむ天才”みたいな人たちがたくさんいた。

その空気に触れたことで、自分自身も少しだけ、肩の力を抜いて生きられるようになった気がする。

次は、どんな景色に出会えるだろう


世界一周は、まだ途中だ。

この中南米で過ごした時間は、これから先もずっと特別だと思う。

そしていつかまた、この場所に戻ってきたいと思う。

All photos by Saki Matsuo

ライター

旅と自然が好きな26歳。救命救急センターで看護師として勤務後、未経験でメディア系ベンチャーへ転職し、人材事業や法人営業を経験。2025年10月末から、夢だった世界一周へ出発。

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