編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

海外旅行に行く際に絶対に調べておきたいのが相手の国のマナーですよね。特に、食事のマナーに関しては、しっかりと下調べをして、美味しく頂きたいものです。

世界には日本では普通に行われている食事マナーでも、タブーとされているものがあり、やってしまうと相手に失礼に当たったり、驚かれるものもあります。今回はその一例をご紹介します!

 

フランス 乾杯の時はグラスをカチンとさせない

日本では乾杯の時、グラスを合わせて「乾杯!」とやりますよね。でもフランスではそれはやってはいけません。本場のワイングラスは、飲み口がとても薄くなっていますので、カチンと当てると割れてしまう場合があるからです。

正しい方法は、グラスを片手で持ち、相手と目を合わせながら目線の高さまでグラスを上げて「乾杯」。にっこり微笑みながらすると、よりスマートですよ。

それ以外にも、日本ではお酒を注いでもらう時には、盃を持ち上げますが、ワインの場合はグラスをテーブルの上に置いたまま、注いでもらうのが正しいやり方です。

 

イタリア 食後はミルク入りのコーヒーを飲んではいけない

イタリアでは食後に濃厚なミルク入りのカプチーノなどは消化に悪いとされ、まず飲まれません。また、作り手に対して「お腹がいっぱいにならなかった」という風にも受け取られてしまうようで、失礼だと思われてしまうこともありますよ。

日本人が知らずに頼んでしまうと「えっ?食後にカプチーノ」と驚いた顔をされますので、コーヒーを飲みたい場合は、エスプレッソを頼むのが無難です。一口サイズの小さいもので出てきますよ。

 

ドイツ じゃがいもはないナイフで切ってはいけない

ナイフとフォークを使って一口サイズに切るのがマナーだと思われがちですが、ドイツではそれはしません。

昔銀や鉄製のナイフを使っていた時に、じゃがいもに含まれている成分に化学反応を起こしてしまうことで、汚れを取るのがとても大変だった為、フォークで切っていた事が由来だと言われています。

正しい食べ方は、フォークを使って潰すように切ります。レストランだけでなく、こじんまりとしたお店や家庭料理を食べる時も、これは忘れてはいけません。

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