旅に出かける際、とてもお世話になるのが空港です。空港のサービスや施設、飲食店の数など、空港によって左右されることって結構ありますよね。
今回、イギリスのスカイトラックス社が「ワールド・エアポート・アワード2016」を発表しました。数ある空港の中から1位に選ばれた場所はチャンギ空港でした。1位に選ばれた理由やその魅力について見ていきたいと思います。
そして日本の空港は何位に選ばれたのか。そちらも紹介していきます。
4年連続、ランキング1位を獲得
イギリスのスカイトラックス社が「ワールド・エアポート・アワード2016」を実施しました。
この調査は、世界の約550空港の中から、106ヵ国・約1300万人の旅客を対象とした満足度アンケートの中から基づいた結果によるものです。対象期間は2015年6月〜2016年2月まで。
栄えある第1位に選ばれた空港は、シンガポールの「チャンギ空港」でした。
なんと4年連続、通算7度目の受賞です。10位までのランキングは以下のようになりました。
1位 チャンギ空港(シンガポール)
2位 仁川国際空港(韓国)
3位 ミュンヘン空港(ドイツ)
4位 東京国際空港(羽田)
5位 香港国際空港(香港)
6位 中部名古屋(愛知県)
7位 チューリッヒ空港(スイス)
8位 ヒースロー空港(イギリス)
9位 関西国際空港(大阪府)
10位 ハマド国際空港(カタール)
日本は3つの空港がランクインしています。成田空港がランクインしていないのは意外でした。
3つのターミナル棟からなるチャンギ空港
4年連続1位を獲得するということは、顧客を満足させる魅力がたくさん詰まっているはずです。チャンギ空港の施設の中はどうなっているのか探っていきたいと思います。
シンガポールにあるチャンギ国際空港は、1300ヘクタール(1300万平方メートル)という広大な土地に3つのターミナル棟が建てられており、シンガポールと世界の242都市を繋いでいます。
3つのターミナルごとにコンセプトが分けられていて、一つ一つ表現が異なります。それぞれ違うコンセプトで作られているので、乗り継ぎ時間も退屈しないで済みそうですね。