北欧の国・スウェーデンといえば、洗練されたデザイン雑貨やおしゃれな街並みが人気の場所ですよね。
スウェーデンは、今や世界中で食されているバイキング形式の食事や、ユニークな名前の料理など、他のヨーロッパ諸国とはまた違った独自のグルメが発展しています。
IKEAなどでもスウェーデンの料理やスイーツの特徴は垣間見れると思いますが、やはり本国で食べると一味も二味も違います。そこで今回は、ぜひスウェーデンに行って食べたいおいしい&ユニークな料理・スイーツを15選にまとめてみました。
*編集部追記
スウェーデン料理のレシピを追加しました。(2018/01/29)
スウェーデンの代表料理!ヤンソン・フレステルセ(じゃがいもとアンチョビのグラタン)のレシピ
スウェーデン料理が気になる方へ、「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の本山尚義シェフが考案した「ヤンソン・フレステルセ(じゃがいもとアンチョビのグラタン)」のレシピをご紹介します。
焼きあがったときの香りは悶絶もの。生クリームのミルキーさにアンチョビの塩っ気。美味しさがずーっと口の中に残ります。
ヤンソン・フレステルセ(じゃがいもとアンチョビのグラタン)の材料(2人分)
A:牛乳(1カップ・200cc)、生クリーム(1/2カップ・100cc)、塩・胡椒(少々)
玉ねぎ(1/2個・薄切り)、バター(大さじ12g)、じゃがいも(3個・拍子切り)、アンチョビ(1缶・50g)
ヤンソン・フレステルセ(じゃがいもとアンチョビのグラタン)の作り方
1.鍋にAを入れ、沸騰直前まで温める。
2.フライパンにバターを熱し、中火で玉ねぎをしんなりするまで炒める。
3.耐熱皿にじゃがいも(半量)を入れて、2とアンチョビをのせ、さらに残りのじゃがいもをのせ、1を注ぐ。
4.200度のオーブンで30分、焼き色が付くまで焼く。
スモーガスボード
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バイキングの原型!自分の好きな食べ物を取り分けて食べるスモーガスボード。しかしながらスウェーデンでは、食事をよそう順番が決まっており、例えば前菜とメインディッシュを同じお皿に盛り付けることはしません。まず前菜をいただいてから、メインディッシュを食べるというように、順番が非常に大事になってきます。
パンケーキ
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スウェーデンでは、パンケーキといえば薄いクレープのような食べ物のことを指します。面白いことに、昔のスウェーデンでは曜日によって食事がだいたい決まっており、木曜日にはこのパンケーキと豆のスープを食す習慣があったようです。
ショットブラール
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大人も子どもも大好き!スウェーデン版ミートボール・ショットブラールは、世界中のIKEAで食べられるのでご存知の方もいるかもしれませんね。マッシュポテト、グレイビーソース、北欧でポピュラーなコケモモジャムを添えていただきます。
ピッティパンナ
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余ったジャガイモを使う経済的な一品・ピッティパンナ。ジャガイモ、玉ねぎ、牛や豚などの肉を角切りにして炒め、仕上げに目玉焼きをのせて食べる料理です。シンプルながら、家庭の味として広く浸透しています。
ヤンソン氏の誘惑
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名前がとってもユニーク!ヤンソン氏の誘惑は、アンチョビ、玉ねぎ、ジャガイモを交互に重ねてオーブンで焼いたグラタンで、定番おもてなし料理のことです。特にクリスマスには欠かせない一品だそうです。
クロップカーコル
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見た目はまるで肉まん!?じゃがいもで作ったもちもちの生地で塩漬け豚肉と玉ねぎを包み、お湯で茹でた料理です。仕上げにバターを溶かしたものをかけ、コケモモのジャムを添えていただきます。
スモーガストルタ
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スモーガストルタはいわゆるサンドイッチケーキのことで、特に誕生日やパーティーで目にする機会の多い定番メニューです。薄切りのパンにフレッシュクリームを塗り、サーモンや海老など好みの具材を挟んでどんどん重ねていきます。見た目も豪華ですね。