豊かな自然とグルメで知られる北海道は、世界中から年間5,500万人以上もの観光客が訪れる人気の観光地。見どころが多い北海道ですが、実は夜景がきれいな場所でもあります。
日本三大夜景の函館山を始め、札幌や小樽など、北海道ならではの雄大な自然と街が融合した美しい夜景を見られるスポットをご紹介します。
*編集部追記
2017年7月公開の記事に、新たにスポットを追加しました。
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。
北海道に行ってみての感想
photo by pixta
旅行先や移住先として人気の北海道。私は親戚が住んでいる関係もあり北海道を訪れる機会が多いのですが、いつ訪れてもやはり魅力的な場所だなと感じます。
冬の寒さは厳しいですが夏はとても快適で、クーラーが無くとも過ごせるので心地よいです。冬は寒いといっても家の中は暖かい場合が多く、外が寒くともそれほど辛くありません。
北海道には世界三大夜景に数えられるほど美しい函館山の夜景があり、ロマンチックなスポットも多いです。恋人同士にとっては、夏冬関係無く魅力的な夜景スポットだと思うので、ぜひ一度訪れてみてください。
おすすめのベストスポット
photo by pixta
私がおすすめするベスト夜景スポットは、やはり函館山!函館山は両側に広がる海と夜景のバランスがとても良く、海の暗さがさらに街の明かりの美しさを引き立てています。非常に人気の観光スポットで、私が訪れた時にもたくさんの人が夜景を楽しみに来ていました。
特に夏だったので気候も心地よく、ゆっくりときらびやかな景色を堪能することができました。函館山の夜景をモチーフにしたお土産もたくさん販売されているので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。
函館山
異国情緒にあふれた街並みと、星形の西洋式城郭「五稜郭」で知られる観光地、函館。「函館山」の夜景は、香港・ナポリと並び「世界三大夜景」に数えられ、ミシュランガイドブックに三つ星として掲載されています。
扇状に広がる平野部にきらめく街の明かりとその奥に控える山々、両側に広がる海や港湾の埋立地など、函館ならではの地形が作り上げる見事な夜景は、世界中からの観光客を惹きつけています。
・名称:函館山
・住所:北海道函館市函館山
・アクセス:函館山ロープウェイで3分、JR函館駅からバス約30分
・営業時間:24時間
・定休日:11月から4月中旬の期間は、道路閉鎖のためバス・車でのアクセスが不可
・電話番号:0138-21-3327 函館市観光部 観光企画課
・料金:無料
・公式サイトURL:http://www.hakobura.jp/nightview/post-156.html
城岱(しろたい)牧場展望台
夏には、牛が放牧される「城岱(しろたい)牧場展望台」は、函館の人たちが「裏夜景」と呼ぶ函館山を反対側から眺められる夜景ビューポイントのひとつです。標高550mにある展望台からの夜景は、牧場のふもとに広がる夜景までの距離が近く迫力があることから「七つ星夜景」と呼ばれることもあります。
・名称:城岱(しろたい)牧場展望台
・住所:北海道亀田郡七飯町上藤城564
・アクセス:JR函館駅から車で約45分、函館市街地から約30分
・営業時間:10:00~16:00(4月下旬~11月上旬)
・定休日:11月中旬~4月下旬
・電話番号:0138-65-2517
・料金:無料
・公式サイトURL:http://www.hakobura.jp/db/db-view/2012/07/post-215.html
八幡坂
坂道の街並みの向こうに広がる海の光景は、函館を象徴する観光スポットとして有名です。街路樹の先にきらめく函館港の夜景は、こじんまりとした規模ながらも、街中の散策の途中に気楽に立ち寄れるのがポイント。街路樹がライトアップされるイルミネーションの時期は、特におすすすめです。
・名称:八幡坂
・住所:北海道函館市末広町
・アクセス:市電 「末広町」電停下車徒歩1分
・電話番号:0138-27-3333
・公式サイトURL:http://www.hakobura.jp/db/db-view/2010/09/post-17.html
藻岩山展望台
札幌のほぼ真ん中に位置する「藻岩山」。その標高531mの山頂にある「藻岩山展望台」から見る夜景は「北海道三大夜景」のひとつに認定されています。札幌の市街地やビル、住宅地の中に点在する豊平川や円山などの自然、遠くに石狩平野や石狩湾が広がる360度のパノラマビューの「藻岩山展望台」は、お月見のスポットとしても人気です。
・名称:藻岩山展望台
・住所:札幌市中央区伏見5丁目3番7号
・アクセス:ロープウェイ入口から無料シャトルバス5分、JR札幌駅から車で約30分
・営業時間:11時~22時
・定休日:展望台は無休、11月中旬~4月下旬は車でのアクセスが不可
・電話番号:011-561-8177
・料金:「もいわ中腹駅」または「もいわ山麓駅」から「もいわ山頂駅」へのケーブルカー、ロープウェイの料金が必要
・公式サイトURL:http://moiwa.sapporo-dc.co.jp/index.html
藻岩山観光道路展望駐車場
「夜景100選」にも選ばれている札幌の「藻岩山」。現在、山頂からの夜景を楽しむには、車でアクセスした場合にも「中腹駅」からケーブルカーに乗り換え、頂上まで行く必要があります。
「藻岩山」の夜景を車のみでアクセスして楽しみたいときにおすすめなのが「藻岩山観光道路」の中ほどにある「展望駐車場」。ここなら、車に乗ったまま窓の外の夜景を楽しめます。
・名称:藻岩山観光道路展望駐車場
・住所:北海道札幌市南区北ノ沢1819番地
・アクセス:北の沢山の手線に入り約1km、右手側に入り口の料金所あり
・営業時間:10:30~22:00
・定休日:11月下旬~4月中旬
・電話番号:011-571-7131
・料金:一般乗用車660円、二輪(125ccを超える) 320円
・公式サイトURL:http://moiwa.sapporo-dc.co.jp/access/price.html
JRタワー展望室 T38
JR札幌駅に直結した「JRタワー展望室 T38」は、ホテルや飲食店などが入る複合施設の最上階にあります。地上160mの展望台に作られたホールからは、札幌市街だけではなく、石狩湾新港や遠くの水平線、手稲山、石狩川、野幌原始林など、東西南北それぞれの夜景を堪能できます。
モダンなインテリアの展望室は、居心地がよくておすすめですよ。
・名称:JRタワー展望室 T38
・住所:北海道札幌市中央区北5条西2丁目5
・アクセス:地下鉄南北線・東豊線・JR線「さっぽろ(札幌)」 下車徒歩5分
・営業時間:10時~23時(入場は22時30分まで)
・定休日:なし
・電話番号:011-209-5500
・料金:大人720円、中高校生500円、小学生・幼児(4歳以上)300円
・公式サイトURL:http://www.jr-tower.com/t38_access
さっぽろテレビ塔展望台
札幌のシンボルとしてガイドブックでも必ず紹介される「さっぽろテレビ塔」。高さ90.38mの「さっぽろテレビ塔展望台」は、こじんまりとしたレトロ感あふれる雰囲気ながらも、札幌の街を360度で見渡せるパノラマビュー。街がより輝く雪まつりやイルミネーションの時期は、特におすすめです。
・名称:さっぽろテレビ塔展望台
・住所:北海道札幌市中央区大通西1丁目
・アクセス:「大通り」駅から徒歩約5分、JR札幌駅から徒歩約15分
・営業時間:9:30~21:30
・定休日:なし
・電話番号:011-241-1131
・料金:大人720円、高校生600円、中学生400円、小学生300円、幼児100円
・公式サイトURL:http://www.tv-tower.co.jp/
札幌ドーム展望台
野球とサッカーの公式戦を開催する「札幌ドーム」から突き出るように造られた「札幌ドーム展望台」。180度ビューのガラス張りの展望台は、地上から53mの位置にあります。アリーナはもちろん、藻岩山や札幌駅周辺、ドーム周辺の市街地など、ダイナミックな夜景を楽しめます。
・名称:札幌ドーム展望台
・住所:北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地
・アクセス:地下鉄東豊線「福住」駅から徒歩約10分
・営業時間:10:00~18:00(北海道日本ハムファイターズ戦の際は延長営業実施)
・定休日:なし
・電話番号:011-850-1000
・料金:大人(高校生以上)500円、こども(小・中学生)300円、4歳~就学前 無料
・公式サイトURL:http://www.sapporo-dome.co.jp/guide/tenboudai.html
天狗桜展望台
「北海道三大夜景」のひとつ、小樽のお花見スポットとして人気の「天狗山」。標高532.4mの山頂にある「天狗桜展望台」の夜景見学は、エゾヤマザクラが開花する時期が特におすすめ。小樽の市街地や石狩湾などの夜景を、桜の花越しに眺めることができます。※天狗山には、第1・第2・第3展望台などのビューポイントもあります。
・名称:天狗桜展望台
・住所:小樽市天狗山山頂
・アクセス:中央バス「天狗山ロープウエイ」下車
・営業時間:24時間(ロープウェイは、9:24~21:00)
・定休日:なし
・電話番号:0134-33-7381
・料金:無料
・公式サイトURL:https://www.city.otaru.lg.jp/kankou/miru_asobu_tomaru/view/tengu.html
小樽旭展望台
JR小樽駅からほど近い丘陵地にある「小樽旭展望台」。展望台があるのは標高190mの場所で、天狗山や毛無山などに比べるとややマイナーですが、街中から最も近く、間近に小樽の街並みと港の夜景を見学できるビューポイントとして、地元の人たちが気軽に立ち寄るスポットになっています。
・名称:小樽旭展望台
・住所:北海道小樽市富岡2丁目
・アクセス:中央バス「商業高校前」下車徒歩約30分、小樽インターチェンジから車で約20分
・営業時間:24時間
・定休日:冬季(道路が通行止めになるため閉鎖)
・電話番号:0134-32-4111(内線266)
・料金:無料
・公式サイトURL:https://www.city.otaru.lg.jp/kankou/miru_asobu_tomaru/view/asahi.html
毛無山(けなしやま)展望台
昼夜を問わず多くの人が訪れる小樽市の絶景スポット「毛無山(けなしやま)展望台」は、国道393号線沿いにあります。標高470mの「毛無山展望台」からの眺めは、小樽のほぼ全域を見渡せる360度ビュー。小樽市中心部から朝里地区の街並みや小樽港に出入りする船など、情緒あふれる夜景が見られます。
「小樽潮祭り」の花火の日は混み合いますが、眼下に打ち上げられる迫力ある花火を頂上から見学できます。
・名称:毛無山展望台
・住所:北海道小樽市天神4丁目
・アクセス:朝里インターチェンジから車で約15分
・営業時間:24時間
・定休日:冬季(道路が通行止めになるため閉鎖)
・電話番号:0134-32-4111(内線266)
・料金:無料
・公式サイトURL:https://www.city.otaru.lg.jp/kankou/miru_asobu_tomaru/view/kenasi.html