ライター
lotus アジアの国々に夢中

子供の頃から海外生活が長く、現在も休みのたびに旅に出る日々を送っています。現在は東欧、アジアの国々に夢中です。

日本では、オランウータンが生息する貴重なエリアとしてよく知られたコタキナバルですが、そのほかにもリゾートアイランドの魅力がたっぷりです。

本格トレッキングにチャレンジできるキナバル山、抜群の透明度の海と白い砂浜の島々をめぐるアイランドホッピング、これぞアジアの密林!という雰囲気たっぷりのジャングルクルーズなど、様々なアクティビティが用意されています。

この記事では、ぜひ訪れておきたいコタキナバルのおすすめ10スポットをご紹介します。

ロッカウィ動物園

ユーモラスな動きや、かわいらしいつぶらな瞳を見ているだけでも、心が癒されるようなオランウータンは、大型類人猿の中で唯一生涯の大半を木の上で過ごします。そのため動物園での飼育が難しく、また繁殖活動も活発でないため、非常に保護が難しい動物でもあります。

そして、コタキナバルでオランウータンを見ることが出来る場所は、2016年4月以降からは、コタキナバル中心から車で20分ほどの場所にある「ロッカウィ動物園」のみになってしまいました。

キナバル山(マレーシア最高峰)

photo by pixta

コタキナバル初オプショナルツアーの中で、特に人気が高いのがこのマレーシア最高峰「キナバル山ツアー」です。コタキナバルからは、車で約2時間で到着します。

富士山よりも高い標高4095メートルを誇るキナバル山は、ユネスコの世界自然遺産に登録されており、マレーシア国立公園の中にあります。麓付近のうっそうとした熱帯ジャングル、奇岩が立ち並ぶ山頂付近と、変化に富んだ景観を見せてくれるキナバル山は、訪れる観光客達に大きな感動を与え続けてきました。

もし、本格的にキナバル山登頂を希望するなら、最低でも1泊2日は必要ですが、事務所敷地内にはいくつかの宿泊施設があり、寝袋ではなくベッドで休むことが可能になっています。

山頂「ローズ・ピーク」で日の出を見るためには、夜中から岩山を登り続ける必要があり、体力的にはかなりハードなことを覚悟しましょう。しかし、山頂から見る朝日、日の光に照らされる山肌、眼下に広がる壮大なジャングルの風景には心を打たれることでしょう。

ムンカボン川

コタキナバルには、森の人気者「テングザル」や「蛍」を見ることが出来る川がいくつかあります。ガラマ川、クリアス川、そして今回ご紹介するムンカボン川です。

コタキナバル旅行の平均日数は4日。移動時間を考えると、正味コタキナバルに滞在できる時間は2日ほどです。魅力あるオプショナルツアーに参加したり、有名なスポットに足を運びたくても、移動時間があまりにも長いと参加しづらいもの。

その点、このムンカボン川は、コタキナバル市内中心部から車で約30分で到着します。もし宿泊しているホテルが「シャングリ・ラ・ラサ・リアリゾート」なら、5分ほどで到着します。

ムンカボン川ではキナバル山を眺めながら、マングローブの林をカヤックで進んだり、蛍を鑑賞できるサンセットツアーに参加することも日帰りで可能です。

パジャウ族の水上集落

初めて訪れる場所では、そこに暮らす人々の日常風景にも興味が惹かれるところですね。コタキナバルでは、他の東南アジアの国々にもよく見られる「水上集落」で暮らす人々がいます。近年マレーシア政府の方針により、コタキナバルから日帰りできる範囲の水上集落はどんどんなくなってきています。

そんな中、フィリピンからやってきたイスラム系の少数民族「パジャウ族」が暮らす水上集落は、まだ撤去される気配のない貴重な存在の水上集落です。タンジュンアル地区の海沿いにあり、具体的には「ステラハーバーリゾート」の少し先にあります。

キャノピーウォークウェイ

コタキナバルから車で3時間もの大移動し、やっとボルネオが誇る名峰キナバル山の麓に到着します。ここにはポーリン温泉、バタフライファーム、大きなプールなど、アクティビティが楽しめる施設がたくさんあります。そして中でも一番人気が「キャノピーウォークウェイ」です。

「キャノピー=つり橋」の通り、大きなつり橋まで歩く遊歩道のことを意味しており、つり橋まではこの遊歩道を15分ほど歩く必要があります。よく整備されているのでサンダル履きでも大丈夫ですが、なにしろ熱帯雨林の中なので、その熱気と湿気はすさまじいものがあります。飲み物の携帯は必須ですよ!

元々は、このキナバル山の熱帯雨林のジャングルや、そこに暮らす動植物を観察するために設置されただけあって、つり橋から眺める風景は素晴らしいの一言。緑あふれるジャングルに色鮮やかな鳥や蝶が飛び交い、運が良ければサルなどの動物も見られます。

写真や動画撮影もOKですが、持ち込み料金を支払う必要があることをお忘れなく。

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子供の頃から海外生活が長く、現在も休みのたびに旅に出る日々を送っています。現在は東欧、アジアの国々に夢中です。

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