こんにちは。TABIPPOのゆかです。季節の変わり目に衣替えをするとき、クローゼットを開けて、チェック柄の洋服や小物を持っていない人って、ほとんどいないんじゃないでしょうか?たくさんの可愛いチェック柄がありますが、調べてみると意外な発見がありました。
今回はそのチェック柄について紹介したいと思います。
毎年流行るタータンチェック
秋冬になるとお店に必ずチェック柄が並びますよね、私もこの秋冬はチェックのスカートやシャツやアクセサリーをごっそり買いました!色が掛け合ってとってもキュートなチェック柄ですが、実はこれ、スコットランドからやってきたものです。
日本では、チェックやタータンチェックと言ったりしますが、スコットランドではタータンとだけ言います。
タータンチェクの誕生秘話
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昔々、スコットランドに住んでたケルト民族が、一族を象徴するためにタータンを使用したのがはじまりだと言われています。他と区別するために、配色や柄を変えていました。タータンは、国、地域、そして家をあらわす模様だったんです。日本でいう「家紋」のようなもの。このタータンは戦場でも使われました。
争いが絶えなかったスコットランドで、タータンは戦場で敵と味方を見分ける役割も果たしていたんです。ファッションの一部として私達に馴染みのあるタータンチェックが、こんな重要な役割を持ち、なおかつ歴史も深い模様だったなんてびっくり!