こんにちは!今回初めて海旅を経験し、これで空・陸・海移動を制覇した桃(@XxPeach)です。まずはじめに、今回のクルーズに乗る前は「クルーズ旅行ってシニア層がワイワイ楽しむためだけじゃないの…?」「私陸派だし絶対海移動より陸の方が旅感あっていいでしょ!」なんて思っていたことを、謝罪させてください。関係者全ての方にお詫び申し上げます。
ここまで大きな船で4日も滞在するなんて、初めてだったので飽きちゃうかな…と不安だったのですが、そんなことは全然ありませんでした!参加したかったパーティーもあったし、映画もあと3本は見たかったのに、むしろ時間が足りなくて予定組むのが大変でした…。
そこでクルーズ船ではどんなことができるのか、本当に飽きないのか、そしてクルーズ旅がどれだけ良かったかをご紹介します。
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シンガポール〜プーケット島の4日間クルーズ
今回私が乗船したのは、ドリームクルーズ社のゲンティン ドリーム号、シンガポールからタイ・プーケット島の3泊4日クルーズです。
シンガポールまで全日空の深夜便、羽田-シンガポールを利用し翌朝到着。クルーズ出発の夕方までシンガポールを観光、その後船に乗り込みプーケット島を目指し、夜に到着します。
沖についた船からプーケット島までは、翌日12時の出航まで夜中もずっと小型船が運行しています。荷物を全部置いて、鞄ひとつで観光に出向くことができるのはとても楽。プーケット島を後にすると次はまたシンガポールに戻っていきます。
船内の公用語は英語となっており、毎日配られる船内新聞でその日のアクティビティやレストラン時間、イベントなどを確認することが可能。船内の人口はシンガポール人、マレーシア人、インド人が多め。そのため、レストランも彼らの口に合うような味付けや料理を振舞っているところもあります。
船内どこでもガチガチに決められたドレスコードはなく、カジュアルでOK。夜もセミカジュアルなので、クタクタのジーパンとTシャツでなければ着飾る必要はありません。私も心配になって渡航前は「ワンピースが必要かな…」と、何度か確認してしまったのですが、実際にちょっとしたオシャレ着+スニーカーで楽しめたので安心しました。
とにかくクルーズ船内は食べて遊んで動き回って、忙しすぎる毎日。続いて船内をご紹介します。
お部屋は全部で8タイプ
ゲンティン・ドリーム号のお部屋は、パレス(スイート)・バルコニー・オーシャンビュー・インテリア(内側)の大きく4タイプに分かれています。今回私が宿泊したのはバルコニーステートルーム。お部屋には大きなクイーンサイズベッドがあり、外には海を眺めながらゆっくりできるバルコニーがついています。
お部屋には綺麗なシャワーと洗面台が、ベッドの目の前にはテレビがついており、テレビでは映画をはじめ、テレビ番組や船内の情報などをチェックすることが可能。映画好きの私は、滞在中ベッドに寝ながら4本もの映画を鑑賞しました…。幸せだったなあ。
ちなみにスイートカテゴリー「パレス」のスタンダードなカテゴリーであるパレススイートがこちら。
パレスにはパレス専用バー&ラウンジ、レストラン、プールをはじめ様々な特典がありますが、中でも羨ましすぎるサービスが、パレスルーム専用のバトラー。24時間あらゆる注文を受けてくれるそうです。
控えめに言ってパレス、最高じゃないですか……。
船内はインクルーシブレストランで食べ放題!
クルーズ船内は船内宿泊代金に含まれているインクルーシブレストランと、そうではない有料レストランの二種類に分かれています。ゲンティン ドリームにあるオールインクルーシブレストランは全部で4つ(うち一つはパレス専用)、有料レストランは全部で10つ。その中で特に私の心に響いたレストランをご紹介します。
インド料理が並ぶ「リド」
The Lidoはアジア料理や中華料理、インド料理などを含む国際料理を提供する、インクルーシブレストランです。4つのレストランの中で一番営業時間が長く、朝食に遅れてしまった、ランチを食べ損ねてしまったという場合でも、モーニングティー・アフタヌーンティーでお腹を満たすことができます。
お昼はとんでもない人数のインド人が詰め掛けるので、レストラン内はパンパンに。早めに行かないと毎回席を取るのに苦労しました。
朝ごはんが美味しすぎるDream Dining Room Upper
朝食で一番素敵だったのが、中華のセットメニューが提供されるDream Dining Room Upper。
テーブルに着くとすぐに店員さんがセットメニューを用意してくれるので、座って待っているだけでOKです。「ブッフェスタイルって取りすぎちゃうし、何選んだらいいかわからないし、何より朝から野菜とフルーツとパンを取りに動くの面倒…」という私みたいな方には嬉しいレストラン。
朝から飲茶を頂けるのと、気に入ったお皿はお代わりができるのがグットポイントです。
24時間東南アジア料理を食べられる有料レストラン「ブルーラグーン」
ブルーラグーンは船内で唯一、24時間営業しているレストランです。チキンライスやバクテー、ラクサなど名物料理を一品ずつ頼むことができ、夜は一律で150円程度の軽食を提供しています。
シンガポールで食べ損ねた食事があった私も、ここでしっかり食べられるなんて嬉しすぎる。ちなみにレストランがあるのは7階ですが、すぐ上の8階にバーシティと言われるバーが集まるエリアがあるので、飲んだ後小腹が空いて立ち寄る人が多いとか。
インクルーシブレストランの時間を過ぎてしまった時にも、活躍するとても美味しいレストランです。
ちなみに食べ過ぎたらいつでも体を動かせるジムエリアも、本格的な機材が整っています。
ジム内にはお水とタオルが置いてあるので、手ぶらでOK。フリーウェイトエリアも完備されているので、しっかりトレーニングをしたい方にも対応しています。
全力で体を動かしたい!アスレチックエリア
インクルーシブレストランでお腹いっぱいに食べたら、体を動かしたいですよね。船内はとても広く、たくさんのアクティビティを楽しむことができますが、ここのアスレチックエリアは、大人も夢中になる程難易度の高いアスレチックがずらっと並んでいます。
一番の目玉はこちら、海に飛び出す全長35メートルジップラインを含むのロープコースです。一見簡単そうに見えますが、全身を使ってあらゆる障害やロープをかいくぐらないといけないので、結構ハード。簡単なコースと激ムズコースの二つに分かれているのですが、入り口は一緒なのです。
その時の空き状況によって、強制的に進むコースが変わるので、アスレチックが苦手な方は簡単なコースになるよう祈るばかり。ちなみにわたしは激ムズコース。翌日身体中の変なところが痛くなったので、心して挑みましょう…。
一番テンションが上がるジップラインは、船から身体を出した状態、海の上を滑っていきます。滑っている時間が意外と長く、横を見ると地平線が、下には少しうねった波が見えるので景色は最高。長い長いロープコースを攻略した方だけがもらえる、素敵なプレゼントです。
アスレチックの横には今流行りのクライミングエリア。
グループでワイワイ騒げる、卓球エリア。
フットサルができるサッカーエリアとバスケットコートなど、とにかく身体を動かせる施設がたくさん詰まっています。