ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

今回はベラルーシにある世界遺産、ミール城とニャースヴィシュ宮殿を紹介します。私は5月に訪れましたが、どちらの世界遺産もガラガラでした。そのため、人混みが苦手な旅人にも十分、おすすめできます。

ぜひこの記事を参考にしながら、ベラルーシを旅行してみましょう。

おもちゃのような城、ミール城

Photo by Nitta Hiroshi

ベラルーシにある世界遺産のうち、ミール城は外から楽しむ城です。解説の前に、まずは城の外観をご覧ください。どこか、RPGゲームに出てきそうな姿をしていますね。食いしん坊な人ならチョコレートのお城を連想するかも。

私は5月中旬に行きましたが、平日だったせいか、あたりはガラガラ。「思わず開いているのかなあ」とつぶやきながら、城の周りをウロウロしていました。

Photo by Nitta Hiroshi

そもそも、チケット売り場がなかなか見つかりません。よく、見るとコンクリート製の橋の下にチケット売り場が。トイレも併設されていました。

Photo by Nitta Hiroshi

ミール城の中庭に出ます。今までいろいろなヨーロッパの城を訪れましたが、ミール城はどちらと言うと素朴なお城。また、外観と中庭からは大きく異なるような気がします。

さて、ミール城が建設されたのは15世紀末から16世紀のこと。当時、ベラルーシはリトアニア・ポーランドの支配下にありました。この城はタタール人の襲来に備えて建設されました。

その後、ミール城はリトアニア大公国の有力貴族であったラジヴィウ家の手に。ゴシック様式からルネサンス様式に改装され、城の雰囲気は一変しました。ミール城はゴシック様式やルネサンス様式だけでなく、さまざまな建築様式が見られることで評価されています。

Photo by Nitta Hiroshi

こちらの建物はルネサンス様式です。まっすぐな回廊や箱みたいなスタイルがルネサンスらしい、と言えるでしょう。

Photo by Nitta Hiroshi

塔は東側を除きゴシック様式となっています。このちぐはくな感じがミール城の特徴です。

Photo by Nitta Hiroshi

ミール城の隣には池があります。池の周りは遊歩道となっており、ミール城を見ながらゆったりとした散歩が楽しめます。気候のいい頃は、ベンチに座り昼寝をするのもいいでしょう。

 

豪華で見どころの多いスポット、ニャースヴィシュ宮殿

Photo by Nitta Hiroshi

外観を楽しむミール城に対し、ニャースヴィシュ宮殿は内装を楽しむところです。城の入口はこのような感じ。ミール城と比べると地味な印象を受けます。

Photo by Nitta Hiroshi

中庭に入ると、いろいろなスタイルをした建物が多いことに気づきます。ニャースヴィシュ宮殿は16世紀、ラジヴィウ家によって建設が進められました。こちらも時代によってゴシックであったり、ルネサンスであったりいろいろ。長い年月を経て、増改築を繰り返してきたことがわかります。

Photo by Nitta Hiroshi

それでは城の中を体験してみましょう。上がるとホールに出ますが、現れたのはこちらの豪華な階段。とてもきらびやかで、おそらく宮殿内で一番美しい階段だと思います。なお、この階段を上がるのは不可能なのでご注意を。

Photo by Nitta Hiroshi

質実剛健な家具が目立つこちらの部屋は城の主が使っていたところ。家具自体は19世紀末のものですが、歴史の重みを感じるのは私だけでしょうか。

Photo by Nitta Hiroshi

広間に出ました。赤の重厚な絨毯がたまりません。こちらではレセプションや夕食会が行なわれていたとか。きっと、夕食会では細長いテーブルに多くの招待客が座っていたのでしょう。

Photo by Nitta Hiroshi

違う角度から撮影しました。このように見ると、広間のサイズがわかるのでは。なお右側にある絨毯の部分は立入禁止なのでご注意を。

Photo by Nitta Hiroshi

毎日、毎日、広間で食事をしたら効率が悪いですよね。普段はこちらの小さな部屋で食事を済ませていました。なお、肖像画の人物はラジヴィウ家の出身です。

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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