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yui ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。

旅のベストシーズンといえば、夏。開放的な気分になって遠いところに出かけたくなるし、海やバーベキューなどのアクティビティも夏ならではのものですよね。旅人なら、夏には旅に出ずにはいられないはず。

では、冬はどうでしょう。夏の旅から半年経って、そろそろまたどこかに行きたい……と思うころ。

国内なら温泉という楽しみ方があるけれど、やっぱりテンションが上がるのは海外。冬にピッタリなのはオセアニアだけど、せっかくなら冬ならではのアクティビティを楽しめる旅先ってないのかな?

そんなわがままな旅人にピッタリなのがカナダ・アルバータ州! その魅力をご紹介します。

カナダ・アルバータ州ってどんなところ?

アルバータ州は、カナダの西部にある州。アメリカの国境モンタナ州に接しており、東京から9時間30分ほど(直行便)でアクセスできます。

面積は、日本の国土のおよそ1.75倍。主な都市としては、州都のエドモントン、最大の都市カルガリーに加え、レッドディア、レスブリッジ、セントアルバート、メディシンハット、グランドプレーリー、フォートマクマレー、バンフ、ジャスパー、ドラムヘラーが挙げられます。

そしてアルバータ州には、世界遺産が5つもあります。

・州立恐竜公園(自然遺産)
・ウッド・バッファロー国立公園(自然遺産)
・カナディアン・ロッキー山脈自然公園軍(自然遺産)
・ウォーターイン・グレイシャー国際平和自然公園(自然遺産)
・ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプ(文化遺産)

うち4つが自然遺産ということから、自然豊かなアルバータ州が想像できるはず! とくに川や湖が多く、水泳や水上スキー、魚釣りなどのウォータースポーツが盛んな土地柄です。

まずはアルバータの大自然を堪能!

-写真よりも肉眼で! 満天の星空を鑑賞

「星空なら日本の田舎でも見られるから」なんて言わないで。

アルバータでは、満天の星空が見られるだけでなく、湖に映る星空やオーロラ、暗闇にそびえ立つ雪山と星空のコントラストも楽しめます。写真もきれいだけど、こんな景色を肉眼で見てみたい!

-純白の世界をカメラにおさめたい!カナディアンロッキー

カナディアン・ロッキーは、アメリカ合衆国からカナダへと延びているロッキー山脈のうち、カナダ国内のアルバータ州、ブリティッシュコロンビア州、ユーコン準州を通る部分のこと。

絶対見ておきたいのは、バンフ国立公園の中にあるエメラルド色の湖「レイクルイーズ」。

「宝石湖」とも呼ばれていて、まるでおとぎの国のような景色を見せてくれます。

-大迫力の自然を味わう黄金ルート! ロッキーパノラマ街道

「アイスフィールド・パークウェイ」って聞いたことありますか? ジャスパーからバンフ国立公園までの高速道路のことで、その距離はおよそ290kmあります。

なんだ、高速道路か……。なんて思わずに。なんと、この道から見えるものすべてが見どころと言ってもいいほどのゴールデンルートなのです。

「アイスフィールド・パークウェイ」もいいのですが、おすすめは、さらに距離を拡げてエドモントン/カルガリー間のルート「ロッキーパノラマ街道」を走り抜けること。

エドモントン~星空鑑賞の名所「ジャスパー」~サンワプタ渓谷を一望する「グレイシャー・スカイウォーク」~季節によって色が変わる「ペイト湖」~エメラルド色の湖「レイク・ルイーズ」~大自然の小さな街「バンフ」~カルガリーというルートをたどってみましょう。

書き切れないほどの絶景スポットが待ち構えています!

-国立公園の中にある町「バンフ」

photo by shutterstock
バンフは、国立公園の中にある小さな町。大自然を満喫できる、人気観光スポットです。

花や木、川に囲まれてお散歩していると、野生の動物に遭遇することも!疲れた心と身体がいやされるおすすめスポットです。スキーを楽しむのもおすすめ。

アルバータならではのアクティビティを全部体験したい!

-ウィンタースポーツ

photo by shutterstock
アルバータのおすすめの過ごし方は、なんといっても大自然の中でのアクティビティ。冒頭で紹介したとおり、とくに冬から春にかけてのアクティビティが大充実なんです。

まずはウィンタースポーツ! ウィンタースポーツをするなら、バンフに滞在するのがおすすめ。

バンフ国立公園にはなんと、3つものスキー場があります。その名も“スキー・ビッグ3”。

レイクルイーズ、サンシャイン・ビレッジ、マウント・ノーケイの3か所です。カナダならではのスケールの大きなスキー場で、カナディアン・ロッキーの絶景を眺めつつウィンタースポーツを楽しむ、なんとも贅沢な経験ができちゃいます。

スキーもスノボもしない方は、“チュービング”と“スノーシュー”はいかが? チュービングとは、ゴム製のチューブに乗って雪面を滑り降りるというもの。予想以上のスピードが出て、スリル満点! 童心にかえってはしゃげそう。

スノーシューは、雪山用の靴を履いて、真っ白な雪に足跡をつけながらハイキングを楽しむというアクティビティ。これならスポーツが苦手な人にも抵抗なくできそう!

スリルを味わいたい人は”グレイシャー・スカイウォーク”!

もっとスリルを味わいたい人には、“グレイシャー・スカイウォーク”がイチオシ!

2014年5月にオープンした、足元がガラス張りの展望台です。絶壁に張り出した形でつくられていて、高さはなんと280m。東京タワーの展望台よりも高いんです。

展望台からは、氷河によって削られたサンワプタ渓谷を一望! 氷河や岩山、野生動物などを眺めながら空中散歩ができます。手をのばせば渓谷に手が届きそう!

場所は、ジャスパー国立公園内のアイスフィールド・パークウェイ内のコロンビア・アイスフィールド・ディスカバリー・センターから専用バスで10分ほど。

グルメにスパにショッピング。街で何する?

photo by shutterstock
アクティビティを十分満喫できたから、帰国前に身体を休めたい……。そんなときはグルメやスパ、ショッピングなどの街での遊びをチェック!

-アルバータのカフェ

アルバータは農場や牧場が多く、特産物が多い地域でもあります。とくに有名なのはアルバータ牛ですが、バッファローのお肉やはちみつも有名。自然豊かな地域ならではのグルメを満喫できます。

何を食べてもおいしいアルバータですが、チェックしておきたいインスタ映えカフェ&ベーカリーはこちら。

・Phil & Sebastian Coffee Roasters

photo by Calgary Reviews
カルガリーの人気カフェ。ゆったりとした空間にはなんと暖炉が。カナダならではのこんな素敵なカフェでひとやすみして、1日の計画を立てたい!

・Duchess Bake Shop

photo by mastermaq
2015年、カナダで唯一「死ぬ前に食べたい世界のベーカリー23選」に選ばれた、行列の絶えないベーカリー。パンやスイーツがおいしいだけじゃなく、商品のルックスもお店の内装もおしゃれすぎる!

-アルバータのスパ&温泉

寒いアルバータでめいっぱいアクティビティを楽しんだあとは、ミネラル豊富な天然温泉で身体と心をほぐしたい! 実はアルバータにはスパがたくさんあります。

バンフから車で1時間ほどのところにあるカナナスキス・ノルディック・スパは、屋外プールやサウナはもちろんのこと、スチームキャビンやあったかいハンモックまで、充実した施設が特徴。

ここでは”ノルディックスパ”という、熱する→温める→冷やす→休むを繰り返す北欧式の健康法にトライできます。

カナディアン・ロッキーの天然温泉ならバンフ・アッパー・ホット・スプリングスとジャスパーのミエッテ・ホット・スプリングス。ちょっと贅沢なトリートメントを受け、寒さと旅の疲れで固まった身体をほぐすのも最高です。

心踊る冒険の旅に出よう!

冬から春先にかけてはどこに旅してもちょっといまいち……そんなふうに感じている旅人にこそ、アルバータがおすすめ。

壮大な自然に囲まれて冒険心が満たされるし、日本では撮れない写真が撮れるからインスタ映えもばっちり。冬ならではのアクティビティやカナダのグルメも十二分に楽しめます。年明けの旅先は、アルバータで決まり!

アルバータに行くならTトラベル ”ONLY ONE”!

映画のロケ地で恐竜の化石に触れる カルガリー5日間の旅!

photo by shutterstock
カルガリーに宿泊し、「映画知られざるもの」のロケ地としても知られる、恐竜の街ドラムヘアーを訪れるTトラベル”ONLY ONE”でしか体験できないツアーです!

ドラムヘアーにあるロイヤル・ティレル古生物学博物館は、世界的に名高いカナダで唯一の古生物学を専門とする博物館です。 恐竜に関しては、その規模は世界最大級!

リアルな設定で展示されている数々の化石を観たら、まるで恐竜の世界にタイムスリップしたかのような気分に。アドベンチャー感溢れるこの旅に、きっとあなたもドキドキがとまらないはず…!?

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