ライター
Jyaiko カタール在住/約100ヵ国渡航

横浜生まれ中東育ち。現在はカタール在住。今まで住んだことのある国はエジプト、アメリカ、カタール。人生の約半分は海外暮らし。高所恐怖症で飛行機も苦手なのに、旅がしたくてなぜか客室乗務員として空の上で働いている。現在行ったことのある国は約100ヵ国。興味あることは国際協力とモアイとラーメン。

こんにちは。中国の世界遺産で観光名所と言えば万里の長城ですよね!万里の長城は全長約2万キロメートルといわれており、とてつもなく長いのです。

そんな万里の長城にアクセスするための入り口は中国各地に数か所あります。その中でも一番有名なのが八達嶺(はったつれい)長城ですが、ここは北京からのアクセスも良いため常に観光客でいっぱい…。長城の写真を撮っているのか人の写真を撮っているのか分からなくなるほど混み合っているそうです。

 

そんな中で私がお勧めしたい長城は、慕田峪(ぼでんよく)長城!ここは何と言っても北京からも遠くなく、人が少ない、綺麗、そして楽しい!という全ての要素が詰まっている夢のような場所なのです。

私はこの慕田峪長城を北京を出発して半日で観光しました。この記事ではとても壮大で美しく保存されている慕田峪長城を、効率よく、そして短時間で最大限楽しむ方法をご紹介します。

慕田峪長城が最高な5つの理由

photo by Shoko_Jyaiko

まず最初に私が万里の長城に行くのに慕田峪長城を訪れるのが良いと思った5つの理由をご紹介します。

 

1. 北京からのアクセスが良い!

慕田峪長城は北京市内から約70キロメートルほど離れた場所に位置しています。公共の乗り物でも訪れることができますが、私は車を半日チャーターしてホテルから送り迎えをしてもらいました。

photo by Shoko_Jyaiko 空いているからこんな写真も撮れます!

料金は車1台を6時間チャーターして駐車場と高速代金込みで600元(約1万円弱)。4人でシェアしたので1人あたり2,500円くらいで済みました。移動時間は片道約70分、帰りはやや渋滞していて約90分くらいかかりました。

 

2. 八達嶺長城より空いている!

photo by Shoko_Jyaiko 開園直後は長城を独り占め!昼前になると段々と人も増えてきました。

前述したとおり多くの観光客は1番有名な八達嶺長城に行きます。しかしいつも人でごった返していてものすごく混雑しており、長城の写真を撮るにもかなり大変な思いをするようです。

photo by Shoko_Jyaiko 昼前になると段々と人も増えてきました。

それに比べて慕田峪長城は比較的最近開放された長城のためか人も少なく、壮大な風景を独り占めすることもできます。

 

3. 山々に囲まれていて美しい絶景を見ることができる!

photo by Shoko_Jyaiko

慕田峪長城が美しい理由の1つに、起伏が激しい地面の約96%が森林に覆われているという特有の地形が挙げられます。長城と山々の緑のコントラストがなんとも言えないほど絶景でとても感動しました。

このような特徴から春は花が咲き乱れ、夏は鮮やかな緑に囲まれて、秋は赤く紅葉した木々に覆われ、冬は一面の銀世界に囲まれた長城の景観を見ることができます。

ちなみに慕田峪長城は2011年にAAAAA級の観光地に認定されました。

 

4. ロープウェイ、リフト、滑り台がある!

photo by Shoko_Jyaiko リフトは高所恐怖症の方はやめた方がいいかも・・。

慕田峪長城のふもとから長城のある山の上まで行く方法に、徒歩、ロープウェイ、リフト(ゴンドラ)、滑り台(下山時のみ)の4つの方法があります。こんなに色々な乗り物の選択肢があるなんてとても楽しいですよね!

オススメは滑り台です。山の中の木々の間を風をきって滑って行くのはまさに爽快!万里の長城見学の中でも1番の思い出となりました。

 

5. お土産屋さんやカフェなども豊富!

photo by Shoko_Jyaiko

慕田峪長城は比較的新しく開放されたため、長城のふもとのチケットセンター周辺にはたくさんのお土産屋さんやカフェ、レストランなどがあります。そしてお店がたくさんある遊歩道は整備されていてとてもきれいです。

また、長城に登ったあと喉が渇いても安心です。長城の上の滑り台乗り場付近にも小さい売店があり、飲み物やお土産を買うこともできます。

私達はひたすら長城を歩いて汗もかきとても喉が渇いていたので、滑り台で降りる前に青島ビールで乾杯をしてとても最高な気分を味わうことができました。

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Jyaiko カタール在住/約100ヵ国渡航

横浜生まれ中東育ち。現在はカタール在住。今まで住んだことのある国はエジプト、アメリカ、カタール。人生の約半分は海外暮らし。高所恐怖症で飛行機も苦手なのに、旅がしたくてなぜか客室乗務員として空の上で働いている。現在行ったことのある国は約100ヵ国。興味あることは国際協力とモアイとラーメン。

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