世界的な旅行ガイドブックで“訪れるべき国1位”に選ばれた「ボツワナ共和国」という国をご存知でしょうか?今回は日本人にあまり知られていませんが、欧米人に大人気のボツワナをご紹介します!
ボツワナは南部アフリカに位置し、ザンビア、ジンバブエ、ナミビア、南アフリカに囲まれた内陸国です。国土は日本の約1.5倍であるのに対して、人口は日本の約1.8%しかいません。
人は少ないですが、野生動物の宝庫でもあり、とても自然が豊かな国なのです。
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ボツワナの中で訪れた都市とルート、移動方法
photo by UNAOKI TRIP
世界一周中に訪れたボツワナ。まずは南アフリカの「ヨハネスブルグ」から、ボツワナの首都「ハボロネ」に到着。「ハンツィ(ガンジ)」へ。次はサン族の集落に立ち寄ったりしながら、オカバンゴ湿地帯の玄関口「マウン」に向かいました。
最後はチョベ国立公園があるカサネへ。カサネはナミビア、ザンビア、ジンバブエと国境を接する地で、私たちはザンビアへ抜けました。
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人口が少なく、公共交通機関に乏しいボツワナ。都市間を移動できる手段も非常に少ないので、ボツワナでは広く普及しているヒッチハイクを活用しました!
ボツワナでのエピソード(人とのエピソード)
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ボツワナでは、憧れのサン族(ブッシュマン)の集落を突撃訪問しました!サン族とは、ボツワナからナミビアにかけて広がるカラハリ砂漠に住む狩猟民族。
主な言語のコイサン語は、舌打ちのように発音するクリック音を使う独特なもので、世界一難しい言語という話もあります。
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今は政府の方針で狩猟を禁止され、定住化が進められているサン族の人々。詳しい内情は分かりませんが、突然やってきた私たちををあたたかく迎えてくれて、コイサン語を教えてもらったり、写真を撮ったり、のんびりと楽しく過ごした時間は大切な思い出になりました。
ボツワナでのエピソード(場所のエピソード)
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ボツワナ北東部のナタからカサネまでの道のりは、動物天国!
ここでもヒッチハイクをして、ドイツ人夫婦のキャンピングカーに乗せてもらい、みんなで動物を探しながら移動しました。すると目の前を横断する象、森から出てきたキリン、道路脇にたたずむシマウマなど、次々と現れる野生動物たち!
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車がガンガン通る幹線道路で、まるでサファリのような体験ができてしまうなんて夢のようでした。豪華なサファリツアーも良いけれど、出会えるのか分からないドキドキ感が楽しいボツワナの無料サファリはとてもおすすめです!
知っておくべきキーワードは「ヒッチハイク」
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ボツワナ旅で欠かせないのが「ヒッチハイク」!前述のとおり、ボツワナは公共の乗り物が少ないうえに、出発時間も不確か。
そんな不便さから、バス代に相当する代金を支払う有料ヒッチハイクが一般的になっています。車はわりと停まってくれるので、ヒッチハイク初心者でも挑戦しやすいです。ただし交通量が少ないので、車が全く通らないこともあるとか…。
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私たちは幸運にも毎回すぐに車が捕まりましたし、相場が決まっているので値段交渉に奮闘することもなく、車内はぎゅうぎゅうのバスより断然快適で、この制度はお気に入りでした!
ボツワナ旅行を楽しむためのアドバイス
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ボツワナを楽しむには「キャンプ」がおすすめ!ボツワナにはバックパッカー向けの安宿がない代わりに、キャンプサイトが充実しています。キャンプといってもWifiやシャワーなども完備されていて、とても快適。プール付きも珍しくありません。
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さらには、象が集まってくるキャンプサイトや、ライオンを飼っているキャンプサイト、4つ星ホテル内にあるキャンプサイトなどもあり、様々な体験ができます。ボツワナを旅する際にはテントなどのアウトドアアイテムを持参して、キャンプライフを満喫してください。