ライター
Yuri フォトグラファー

大阪在住。「ふんわりかわいい写真」をテーマに、旅先の魅力やカメラの楽しみ方を発信中。フォトグラファー・ライターとして、メディア取材や地方自治体との観光PR、ウエディング/家族写真の撮影やイベント登壇などを行う。

今SNS等で人気が急上昇しているポルトガル。「聞いたことはあるけれど、具体的な観光スポットはほとんどわからない……」という方も多いのでは?

実は、ポルトガルには、彩り豊かなかわいい景色を楽しめるスポットがたくさんあります。今回はそんなポルトガルで「ぜひ見に行ってほしいカラフルな絶景」をご紹介します。見たら行きたくなってしまう場所ばかりなので、閲覧注意ですよ!

 

ペーナ宮殿

photo by Yuri

ポルトガルの首都、リスボンから電車に乗って、約1時間強で到着するシントラ。数ある観光スポットの中でも黄色を基調とし、紫や赤などビビッドな色合いがあふれるペーナ宮殿は、大人気です。

テーマパークのようなカラフルな建物は、一見「インスタ映えを意識した……?」と思われてしまいそうですが、建築されたのはなんと19世紀。歴史ある建造物なんです。

元は修道院だったこの場所を、フェルナンド2世が改築し、19世紀のロマン主義建築の代表と言われるほどの建物に仕上げたそう。

 

街全体が世界遺産であるシントラの中でも「一度は必ず訪れたい!」と思う人が多く、ハイシーズンになると入場のために何時間も並ぶ必要があるようです。行列に巻き込まれないためにも、朝一番に行くのがおすすめです。

photo by Yuri

他にも「ムーアの城壁」や「レガレイア宮殿」など、まるでRPGの世界の中のような素敵な場所がたくさんあるシントラ。見どころが多く、私は観光時間が全然足りなかったので、できるだけ観光時間を確保するのが良さそうです。

■詳細情報
・名称:ペーナ宮殿
・住所:Estrada da Pena, 2710-609 Sintra, ポルトガル
・地図:
・アクセス:シントラ駅よりバスで約30分「Pena Palace」下車すぐ
・営業時間:9:45〜19:00( 3月〜10月)10:00〜18:00(11月〜 2月)※入場は閉館45分前まで
・定休日:1月1日、12月25日
・電話番号:+351 21 923 7300
・料金:€14 ( 3月〜10月)€11.50(11月〜 2月)
・所要時間:2~3時間(並んだ時間を含む)
・公式サイトURL:https://www.parquesdesintra.pt/en/parks-and-monuments/park-and-national-palace-of-pena/

 

オビドスの街並み

photo by Yuri

ポルトガルの首都リスボンより、バスに揺られて1時間ほどで到着するオビドス。知名度はあまり高くないのですが、「谷間の真珠」と呼ばれ、密かな人気を誇る村です。

白を基調とした建物に、赤・黄色・青のラインが施され、控えめなのに彩り豊かで可愛い景色にときめきます。

 

アズレージョ柄のかわいい食器を見つけたり、チョコレートカップでいただくチェリーのお酒「ジンジーニャ」を飲んだり、たくさんのお店が立ち並ぶメインストリートには、ついつい足を止めてしまう商品ばかり。

中でもイチオシのお土産が、オビドスの城壁をかたどった容器に入ったジュース。

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オビドスの城壁をモチーフにした見た目はとてもかわいく、お土産に持ち帰ることができます。フレッシュジュースで喉を潤すこともできるので、一石二鳥ですね。


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フルーツたっぷりのジュースの中身は、自由に選ぶことができるので、飲みたい味をチョイスしてみてくださいね。

photo by Yuri

オビドスは城壁で囲まれた村ということで、城壁に上って村全体を見渡すこともできます。この日は生憎天気が良くなかったのですが、俯瞰で眺める景色も美しい。

小さい村なので1~2時間で観光できるはずが、ゆっくり写真を撮っていたら全然時間が足りないほど素敵な場所でした。

■詳細情報
・名称:オビドス
・住所:Obidos, Portugal
・地図:
・アクセス:リスボンよりバスで約1時間 オビドス駅下車すぐ
・営業時間:24時間
・所要時間:2~3時間
・公式サイトURL:http://www.obidosportugalguide.com/index.html

 

アゲダの傘祭り

photo by Yuri

今や世界の至るところで開催されている「アンブレラ・スカイ・プロジェクト」。カラフルな傘が空一面を覆う景色は、何度見ても感動します。そんな「アンブレラ・スカイ・プロジェクト」の発端となる場所が、ポルトガルの小さな町アゲダ。

毎年7月から9月までの期間限定で開催されるイベントは、年を追うごとに知名度を上げ、無人駅であるこの場所にたくさんの人が訪れることとなりました。

photo by Yuri

この地域は日差しが強いため、日差しを避けるために始めたことがイベント発祥のきっかけとのこと。それがこんなにも経済効果を生むとは、夢にも思わなかったでしょう。

アンブレラ・スカイ・プロジェクトでは、定番のカラフルな傘が飾られているスポットの他にも、柄の入った傘やカラフルなボールが飾られているゾーンなど、様々なカラフルな景色を楽しめます。

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観光エリアは大きくありませんが、お土産がたくさん売っていたりアート作品が展示されていたりなど、観光ポイントはたくさん。

私はカラフルな景色が好きなので、国内外問わずアンブレラ・スカイ・プロジェクトはたくさん行きましたが、本場の美しさと迫力を超える場所には、未だに出会えていないです。

■詳細情報
・名称:アゲダのアンブレラ・スカイ・プロジェクト
・住所:R. Luís de Camões 111, 3750-156 Águeda, ポルトガル
・地図:
・アクセス:アヴェイロより電車で35分。アゲダ駅下車後、徒歩約10分
・営業時期:7月~9月
・料金:見学無料
・所要時間:約2時間

 

コスタノヴァの街並み

photo by Yuri

ストライプ柄のカラフルな家が立ち並ぶ街、コスタノヴァ。その外観がパジャマに似ていることから、別名「パジャマシティ」と呼ばれています。

昔漁業を営む町だったことから、海から帰る漁師が自分の家をすぐに判断できるように、このような見た目の家を作ったのだとか。確かに、こんなにカラフルで特徴的な家だったら、遠くからでもすぐにわかりますよね。

photo by Yuri

赤・青・黄色・緑など、見ているだけでもわくわくしてしまうほど、かわいいストライプの家。気持ちのいい海風を浴びながら散歩していると、少しだけでもこの夢のような場所に住んでいる気分になり、心が躍ります。

 

メインの観光場所である海沿いの通りで写真を撮ったり、アイスを食べたり、のんびり観光。町の中に入ってもカラフルな家は続きますが、路上駐車が多いので、写真撮影にはあまり向いていませんでした。

ちなみに、こちらの商品は、コスタノヴァの形をした小物入れ。

photo by Yuri

こういったちょっとしたお土産がかわいいことも、ポルトガルをおすすめする理由の一つです。

■詳細情報
・名称:コスタノヴァ
・住所:Costa Nova do Prado, ポルトガル
・地図:
・アクセス:アヴェイロよりバスで30分「コスタノヴァ」下車すぐ
・所要時間:1~2時間
ライター
Yuri フォトグラファー

大阪在住。「ふんわりかわいい写真」をテーマに、旅先の魅力やカメラの楽しみ方を発信中。フォトグラファー・ライターとして、メディア取材や地方自治体との観光PR、ウエディング/家族写真の撮影やイベント登壇などを行う。

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