最もバックパッカーに人気がある(と思っている)タイ王国。日本からほど近く、物価も安いが、世界遺産やショッピング、アクティビティなど幅広く旅行を楽しめます。
そんなタイは5つの世界遺産保有数を保有しています。今回は、2019年現在登録されている世界遺産全てを一気にご紹介します!
古都アユタヤ
photo by pixta
バンコクからも近いためアクセスも良く、世界中からの観光客が集まるタイの古都アユタヤ。アユタヤ遺跡の周りは川に囲まれており、これはアユタヤ王朝時代に敵の侵入を防ぐために作られた運河によるものとされています。
並ぶ大小の大仏や、破壊によって首をなくした像、そして特に大木の根に埋もれた大仏の姿が大変印象的です。
古代都市スコタイと周辺の古代都市群
スコタイはタイの歴史上初めての独立王朝であるスコタイ朝の都市遺跡であり、かつては首都でした。仏教国タイの現地人も多く訪れるスコタイ遺跡内には、数多くの巨大な仏像が見られます。
中でもやわらかな表情をしたワット・シーチュムは有名。広大なスコタイ史跡公園の中にある遺跡のため、全てを見て周るために自転車での遺跡散策が可能です。
ドン・パヤーイェン‐カオ・ヤイ森林群
6155平方メートルにも及ぶ4つの国立公園と1つの保護区が含まれる巨大なタイの森林地帯です。北にはメコン川の支流が流れ、南には美しい渓谷や滝が多く見られ、その壮大な自然環境は多くの動植物の生息地ともなっています。
テナガザルやアジアゾウなどをはじめ、固有種や絶滅危惧種を含む800種類を超える動物が生息しています。