ライター
morinohinako Go with the flow.

Writer / Editor. 山梨県北杜市、沖縄の離島、東京を行ったり来たり。おいしいもの、美しい自然があるところなら、どこでもかけつけます。旅をすればするほど、甘酸っぱい記憶が増えていく。だから私は旅を続けています。

キャンピングカーやVanを借りられるなら、どんな場所に行きますか?

ハイキングや山登りを目的に山沿いのキャンプ場に行ってもよし、サーフボードを積んで海辺に行ってもよし。今回は、山とビールとおいしいご飯を求めて、長野県は伊那市に行ってきました。

photo by Yoshiki Asano
伊那には、大きな車体が気持ちよく走れる山々に囲まれた一本道や、地域の旬な食材がそろうファーマーズマーケットなど、Vanの旅だからこそ楽しめるスポットが盛りだくさん。

今回の旅は、長野県伊那市商工観光部の唐木玲さんから「Vanで行くならこんな場所があるよ」とたくさんのおすすめのスポットを教えていただきました。

旅のお供はCamper Van・POD

photo by Miki Kageyama
いつもの車旅をまったく違う次元にアップデートするなら、Camper Vanのレンタルがおすすめ。

Camper Vanなんて買う以外に選択肢がないと思っていましたが、時代はシェアの時代。VANLIFE・車中泊を手軽に楽しむなら、「バンシェア」サービスの「Carstay」を利用してみてください。「Carstay」ならさまざまな種類の中から好みのVanを選べて、レンタカーのように使うことができるんです。


旅をしたい日にちを選んで、当日に車のホルダーから受け渡しするだけ。予約する前に車の情報を詳しく教えてもらったり、運転のコツを教えてもらうこともできるので、安心してレンタルすることができますよ。

Camper Vanが一台あると、キャンプ初心者でも楽しみの幅がぐっと広がります。

photo by Risa Imai
今回借りたCamper Van「POD」にはバッテリーが搭載されているので、PC作業をしたりプロジェクターで映画を観たりすることも可能。小さなモジュールキッチンもあるので、わざわざ外で準備しなくてもサッと調理ができるのも、キャンプ初心者にはうれしいところです。

なによりも、ひとつの車にベッドやキッチンやキャンプ用品と夢をぎゅっと詰め込んで走る姿を見ると、こんな旅がしたかった!とテンションがあがること間違いなし。

さあ、荷物を詰め込み、出発です!

ランチは伊那市商店街「cafeたね」で

photo by Miki Kageyama

東京から出発して3時間ほど車を飛ばし、伊那市に到着。お腹がぐう~っとなるちょうどいいお昼時、伊那市通町商店街の裏路地に佇む「cafe たね」を訪れました。

4組ほどが入れる心地いい空間と、お父さんとお母さんが厨房で用意をする音とが重なって、はじめて来たのにほっとできる空気。

photo by Miki Kageyama
この日のメニューは高野豆腐の肉巻きに、白菜と金柑のサラダ。野菜のミルクスープとカンパーニュがついて、ボリュームもありつつ身体に優しいメニューでした。

洋風な料理なのに、味付けの根底にはお母さんの優しい味が隠されていて、毎日食べたいと思ってしまうほど。

photo by Miki Kageyama
食後のデザートはシフォンケーキ。ふわっふわなのにフォークを入れるとしっとりもちっとしていて、あっという間に食べ終わってしまう儚いケーキでした。

■詳細情報
・名称:cafeたね
・住所:長野県伊那市荒井3458
・地図:
・電話番号:090-5751-4177
・公式Instagram:https://www.instagram.com/sodatetane/?hl=ja

腹ごなしに、雨降る森をハイキング

photo by Miki Kageyama
食べ終わった後は、腹ごなしにお散歩へ。

森林の中を歩けるコースがあると聞き、伊那ICから車で30分ほどの鳩吹公園に行ってみました。レトロな展望台や、春には桜、5月はツツジ、夜は満点の星空を眺めることができます。

photo by Yoshiki Asano
この日はあいにくの雨。

けれど、背の高い木が並ぶ森にしとしとと雨が降る景色は北欧のよう。雨音と足音だけが鳴るしんと静かな道を歩くのは、雨だからこその贅沢でした。

In a days brewingでビールと焚火の夜

photo by Yoshiki Asano
夜のおつまみと翌日の朝ごはんのために、市内でお買い物。車で行くならおすすめなのが、産直市場グリーンファームです。

photo by Hinako Morino
伊那の旬の食材だけでなく、店頭で大学芋が売られていたり、本格的なインド料理があったり、CDやレコードがあったりと、ちょっと意外な出会いがある市場でした。

photo by Miki Kageyama
続いて訪れたのは、伊那の商店街にある酒屋さん「正藤」。日本酒、ビール、りんごのシードルなど伊那の地酒が揃います。ここでは、自家栽培したりんごを使ったシードル「Kamoshika Cidre」の辛口を、夜のお楽しみに購入しました。

Miki Kageyama
そして、今夜の車中泊スポット、In a days brewingに到着!

photo by Tomonori Tsuchida

photo by Tomonori Tsuchida
伊那にちなんだクラフトビールを醸造し、定番から季節のフレーバーを揃えているIn a days brewing。ピザやお野菜の料理も楽しめるので、このお店だけを目的に来るのもおすすめです。

photo by Miki Kageyama
お店の前のエリアは、イベントなどでキャンピングカーの駐車やキャンプに使っていて、今後キャンピングカーなどで車中泊をする人向けに貸し出す予定なのだそう。車中泊を希望する方は、一度Instagram経由で連絡をとってから訪れてくださいね。

■詳細情報
・名称:In a days brewing
・住所:長野県伊那市西箕輪8004-1
・地図:
・電話番号:0265-95-2076
・公式サイトURL:https://www.inadazebrewing.com/

お店でビールをいただき、身体が温まったので焚き火の準備を。

photo by Risa Imai
焚き火のお供は、白菜たっぷりのお鍋。Vanについているミニキッチンでつくります。ミニキッチンは、お鍋くらいの料理であれば作業もしやすくて、BBQ台などを用意するより楽なのが魅力です。

photo by Hinako Morino
各々、2杯目のビールやKamoshika Cidreを片手に、焚き火の側で過ごす夜。

寒いな〜とこぼしながら何でもないことを話している友達の姿を遠目にみて、こういう夜が人生をちょっとだけ豊かにしてくれるのかもと、感慨深く思ってみたのでした。

夜はVanのなかで映画上映会

photo by Hinako Morino
Camper Van・PODは、運転席と後部座席の間にカーテンがあり、おろすとスクリーンにもなるんです。プロジェクターをつなげば、Vanの中が小さなシアターに。

雨が降ってきたら、止むまで映画上映会をしたり、夜は寝袋に入ってぬくぬくしながら映画を観たり。Vanの中はお部屋のように使うことができるので、好きなときに好きなことをして過ごす、気ままな旅にはぴったりです。

朝ごはんは、あたたかいコーヒーとパンがあれば

photo by Risa Imai
Camper Vanで迎えた静かな朝。外の気温は氷点下で、寝袋から出ている顔がひんやり。

ちょっと億劫だけれど外に出てみると、背後の伊那の山々に雪が積もっているのが見えて、寒いけれどキンとした空気が気持ちのいい朝でした。

キャンプの朝に欲しいのは、あったかいコーヒーとパン。

photo by Risa Imai
みんなが起きてきて今日は何をしようかと話しながら、ゆっくりポタポタとコーヒーを落とします。ミルクもあたためて泡立てるひと手間を加えたら、カフェオレのできあがり。

photo by Risa Imai
ガスバーナーと網で焼いたパンは、焦げ目がついていい感じ。気が付くとお腹が減っていて、自然とパンに手が伸びていました。

photo by Risa Imai
昨日の残りのスープもあたため直して、ソーセージを加えてリメイク。みんなで囲むとどんなものでもおいしくて、こんな幸せなことしていいのかな、とため息がでるほど大切な時間でした。

しっとり鶏ハム&お豆腐パンのつくりかた

photo by Risa Imai
Camper Van・PODは電源が使えると知って、今回の仲間の一人・のりくんは「鶏ハムをつくろう!」と低温調理器を持ってきてくれました。

朝一番で低温調理器に鶏肉を入れ、待つこと1時間。食卓にしっとり柔らかでジューシーな鶏ハムが並びました。

つくり方はシンプル。
①鶏肉のむね肉に、オリーブオイルと塩コショウで下味をつける
②低温調理器を60度に設定し、1時間

photo by Risa Imai
たったこれだけで、むね肉がごちそうに。ジップロックさえあればできるので洗い物も少ないし、なによりもキャンプ飯として鶏ハムが出てくるのは贅沢極まりないです。朝ごはんとしても、夜のおつまみとしても。

もう一品、のりくんがつくってくれたのは、お豆腐とホットケーキミックスでつくる焼き立てパン。

photo by Risa Imai
材料は、お豆腐一丁、ホットケーキミックス、上新粉、くるみ、レーズン、水分が足りなければ牛乳を少し。材料をよく混ぜて手のひらで丸めたら、少し平たくしてフライパンでよく焼きます。

photo by Risa Imai
焼くときはバターをひとかけ入れて。両面に焦げ目がついて、中まで火が通ったら完成。

中はほくほく、お豆腐のしっとり感が残っているので食べやすく、はちみつにもよく合います。本格的なパンを焼くのは大変だけれど、発酵なしのこのパンなら、準備も簡単でキャンプにぴったりです。

またこのVanで、次の旅へ

photo by Risa Imai
Camper Vanと行く伊那の旅。

ぜひみなさんも、Carstayの「バンシェア」サービスを通して、レンタカーとはひと味違った思い出に残る一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

車が変わるだけで、見える景色も、通る道も、何だかいつもと違って見えました。夏になったら川へ行きたい、海にもVanで行ってみたいねと、またこの車で旅をしたいという気持ちが止まらなかった帰り道。

また次の季節にこのメンバーで旅をできたらと、私は願っています。

Tomonori Tsuchidaが旅の様子を動画にしてくれました。終始楽しくて笑っている私たちを、どうぞ温かい目でご覧ください。

Special Thanks:唐木玲さん(伊那市商工観光部)、富成和枝さん(In a days brewing)
Risa Imai, Tomonori Tsuchida, Yoshiki Asano, Miki Kageyama, Takumi Nakagawa

ライター
morinohinako Go with the flow.

Writer / Editor. 山梨県北杜市、沖縄の離島、東京を行ったり来たり。おいしいもの、美しい自然があるところなら、どこでもかけつけます。旅をすればするほど、甘酸っぱい記憶が増えていく。だから私は旅を続けています。

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