ライター
川波 恵子 旅する臨床検査技師

旅する臨床検査技師けーちゃん。訪問国数は43ヶ国。臨床検査技師として働く傍ら、出張撮影サービスのカメラマンをしたり、世界一周をしたりアメリカ横断したり、カナダに住んでみたり、フォトコンテストで世界1位になったり(IPA 2023)。「やりたい事は全てやる、行きたい所は全て行く」をモットーに世界中を旅しています。好きなことはカメラと美味しいチョコレート探し。今の目標は宇宙旅行。

BUMP Sign


住宅街、通学路、ショッピングセンターの駐車場など、減速するべき道路では大体見かける標識です。

その名の通りBumpと呼ばれる「段差」があることを知らせる標識で、この段差を通常のスピードで走ると、車体が大きく揺れて危ないもの。この看板が見えたら減速して、ゆっくりBumpを超えましょう。

Yield Sign

photo by Keiko
Yieldとは「譲る」という意味で、他の道路を走る車に道を譲りましょうという意味です。

赤い逆三角形の看板で「Yield」と書かれている場合もあります。

信号のないT字路や十字路、複数の道路が合流する地点で見かけることの多い看板です。Yieldサインのある道路を走る場合は、他の道路に車両が来ていないことを確認してから発進しましょう。

No stopping

photo by Keiko
黒い八角形の上から、赤色の斜線が書かれているこの標識。これは「駐停車禁止」を表しています。日本の「青丸に赤でばつ印」と同じ意味の看板です。

このマークの下に時間や曜日が書かれていることもあり、その場合は記載の時間帯のみ駐停車禁止になります。

似たようなマークに「菱形に赤の斜線」がありますが、これは「No dangerous goods」のサインで、危険物を載せている車両は通行禁止という意味になります。

歩行者用歩道

photo by Keiko
これは、歩行者用の信号がない横断歩道で見かける看板です。この看板がある場所では歩行者に気をつけましょう。

看板の左右にランプがついていることがあり、これが光っているときは歩行者がいる合図です。歩行者優先ですので、車は必ず止まってください。

日本では、歩行者が横断歩道を渡ろうとしても無視する車が多くいますが、カナダでは「歩行者が絶対優先」です。車が止まる前提で飛び出してくる歩行者も少なくないので、必ず止まりましょう。

カルガリーで見つけた面白い標識

photo by Keiko
最後にカルガリーで見つけたちょっと面白い標識をご紹介。

こちら、緑の丸は「Permissive sign」、許されている行為を表しているということはわかりますね。

円の中心に描かれているのは、カルガリーのプロアイスホッケーチーム「カルガリー・フレームス」のロゴマーク。つまりこの標識は「カルガリー・フレームスの一員(ファン)は通れますよ」ということを表しているのでしょう。

カナダらしいちょっとユニークな看板に、クスッと笑ってしまいました。

これであなたもカナダを満喫できること間違いなし

photo by Keiko
自動車社会のカナダにおいては、カナダに永住している人だけでなく、ワーキングホリデーで一時的に滞在する人であっても、車を運転する機会は少なくありません。

日本の免許証を持っていれば、試験を受けずにカナダの免許証(class 5)に書き換えることができて便利である一方、カナダの交通ルールをしっかり理解せずに運転してトラブルになるケースもあります。

事前に最低限の交通ルールを頭に入れた上で、カナダでの運転を楽しんでいただければと思います。

■カナダの交通ルールに関する詳細が気になる方はぜひこちらのページもご覧くださいね。

ライター
川波 恵子 旅する臨床検査技師

旅する臨床検査技師けーちゃん。訪問国数は43ヶ国。臨床検査技師として働く傍ら、出張撮影サービスのカメラマンをしたり、世界一周をしたりアメリカ横断したり、カナダに住んでみたり、フォトコンテストで世界1位になったり(IPA 2023)。「やりたい事は全てやる、行きたい所は全て行く」をモットーに世界中を旅しています。好きなことはカメラと美味しいチョコレート探し。今の目標は宇宙旅行。

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