世界一周と言えば、例えばピースボードのような船での世界一周をイメージされる方も多いのではないでしょうか。日本において、最も有名な世界一周客船の1つに「飛鳥Ⅱ」があります。
豪華客船「飛鳥Ⅱ」は総トン数5万142トン、収容人員720人、乗組員400人と国内最大のクルーズ船です。鳥羽や長崎、小笠原など国内のクルージングも人気ですが、今回は飛鳥Ⅱの世界一周クルーズについてご紹介します。
1、日本人向けにカスタマイズされた「飛鳥Ⅱ」
外国籍の船の中には、飛鳥Ⅱよりもさらに豪華で規模が大きな船もありますが、日本人向きではありません。飛鳥Ⅱでは、上院の3分の1弱が日本人で、乗員全員が日本語の訓練を受けています。
船内公用語や、船内新聞や船内放送も日本語ですので、英語が堪能でない方には安心です。
2、世界一周クルーズの中にツアーも組み込まれています
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世界一周クルーズの中には、寄港地からのツアーが企画されています。全員が一旦飛鳥Ⅱから離れ航空機による移動で観光旅行に出かけます。そしてツアーが終わったら、また飛鳥Ⅱに戻り、クルーズが続行されます。
2015年のクルーズでは、ツアーは3つのコースに分かれています。 Aコースはアラビアンリゾート・ドバイゆったり滞在8日間 、Bコースは悠久のアラビア半島をめぐるドバイ、ヨルダン、死海、ベトラ遺跡8日間、 Cコースは中世の息吹を感じるウイーン滞在とドバイ8日間です。費用は当初の金額に含まれているのでお得感がありますね。
3、全室海側&バスタブ付きです
飛鳥Ⅱは総トン数約5万トンですが、スペースに対して乗客数は800名前後と少なめのため、外国船と比べて1人あたりの空間に大変ゆとりがあります。
客室は全室海側に面しており、バスタブとシャワー付きトイレも完備して快適な生活ができます。