ライター
紅田明日香 旅と暮らしライター

1996年広島生まれ、大阪育ち。「あたたかさと心に触れる文章」を得意とする。 地域おこしの場づくり・コミュニティ運営の経験から、どんな場所でも“デザイン”や“まちづくり”の視点で見るのがクセ。 2023年北欧ひとり旅で旅熱が沸騰中。将来の夢は北欧の余白を楽しむ文化を広めること。

旅をテーマに学ぶ「あたらしい旅の学校・POOLO」は、旅と人生をつなぐ大人の学びをコンセプトとしたオンラインスクールです。

POOLO LIFE 公式サイト全4コースある中で、最もスタンダートなライフデザインコース「POOLO LIFE」は、8ヵ月間、豪華講師陣の多彩な講義を受けながら仲間との共創ワークを行い、人生の豊かさを考え自身の人生をアップデートする”ライフデザイン”を行います。
POOLO LIFE 公式LINE

今回は、POOOLO LIFE7期の卒業生であり、都内の大学で総務の仕事をするわいはるさんに、インタビューをしました。

優しい笑顔がトレードマークのわいはるさん
「何気ない日常に彩りを」が人生のモットーであり、旅や写真、スポーツ観戦、読書、マラソンなど、日々を彩るような趣味を多く持つわいはるさん。

そんな充実した日々を送っている一方で、社会人になり「自分の気持ちに素直になれているのか」という違和感に気づくようになったと言います。

POOLO LIFEに参加し、どのような感情の変化があったのでしょうか。

周りの人の気持ちを優先することが多かったという、わいはるさん。自身の気持ちを素直に受け止め、想いを尊重できるようになった8ヶ月間の軌跡を、POOLO LIFEの魅力とともに語っていただきました。

自分の気持ちに素直になり、大切にしたいものを見直すため、POOLO LIFEへ参加

ーーPOOLO LIFEに参加するきっかけを教えてください。

社会人三年目のタイミングで、「これまでと違う環境に身を置いてみたい」という気持ちが強くなったことがきっかけです。

これまでの人生を、トータルで見ると充実しているとは感じていました。けれども、これからのキャリアや人生設計を考えたとき、「自分の気持ちに素直になれているのかな」と、消化しきれていない感情があることに気付いて。それが何なのか知りたいと思ったんです。

チャレンジすることを後押ししてくれた背景には、パートナーの影響もあります。

彼女は今年の春から、自分のやりたいことを叶えるため、日本の離島で地域おこし協力隊に挑戦しています。好きなものを素直に受け止め、真っすぐに行動する姿が僕を勇気づけてくれました。

今までの自分に新しい色を塗り、よりカラフルな自分になれたらいいなと思ったんです。

カメラ好きなので、旅先では撮影会が恒例の行事
ーー「カラフルな自分に」とのことですが、わいはるさんの人生のモットーについても教えてください。

僕の人生の目標でもありモットーは 、「何気ない日常に彩りを描くこと」です。

毎日の生活のひとつひとつを、好きな「もの・こと・ひと」で、カラフルに彩っていきたいという想いが込められています。例えば、お風呂に入るときには、好きな入浴剤を使うとか、好きな香りのシャンプーを使うとか。

毎日行っていることや物事を選択するときに、自分の「好き」を基準にすると、何気ない日々も色鮮やかにすることができると思っています。


初任給で買った土屋鞄の財布。名刺入れ・社員証のケースもお気に入り
ーーそのモットーは、どういったものから影響を受けられているのでしょうか。

はっきりこれ!というものはないのですが、読書が好きで、年に100冊程度読んでいます。

素敵だな、心地いいな、と感じたことばは、自分も普段から使うようにしています。「お誕生日おめでとう」というお祝いのことばも、「生まれてきてくれて、ありがとう」という、より素敵だなと思うことばで表現すると、もっと嬉しくなる気がして。

好きな本たち
心地のいいことばを使うと、人間関係にもいい影響があると感じています。本で見つけたことばが、僕にいい影響を与えてくれているように、僕も誰かにとってそんな存在でありたいと思っています。

そんな風に日々を大切にしている僕が、新しい環境に身を置き、本当に大切にしたいものを見直すために、POOLO LIFEへ参加を決めました。

自分と仲間と向き合い、時には立ち止まる勇気と、自分の気持ちに素直になることを学んだ

ーー実際にコースに参加されてみていかがですか?

青春の続きをしているかのようで、すごく楽しかったです。

POOLO LIFEでは「豊かさ」について考える機会があります。中でも、3ヶ月目の活動で、「豊かになるために自分たちが実現したい旅」をチームメンバーと企画したことが印象に残っています。

この企画では「豊かさ」について、2つの観点で定義しました。

ひとつめは、「やってみたいと思うことを実行し、心と経験を満たすこと」、ふたつめは「経験したからこその感情を相手と共有し合うこと」です。このコンセプトを元に、南の島に行き、砂浜で寝そべって星を眺めたり、ダイビングなどのマリンアクテビティーをする旅を企画しました。

旅を企画中のMTGの様子
これまで、やりたいことはあるけれど、ことばにして誰かと共有したり、行動に移せなかったもどかしさを経験したメンバーたちだからこそ、初めからすごく一体感や安心感がありました。

旅を通して、「豊かさ」についてメンバーと深く考え共有し、自分の感情を肯定していく過程を経験できてよかったです。

一方で、オンラインでの活動がメインになるため、どうしてもパソコンの画面越しだと相手の反応も読みづらかったり、伝えたいことが伝わっていなかったり、もどかしい思いをする場面もありました。

ーーオンラインならではの苦悩もある中で、何か学びはありましたか?

すんなりうまくいかないことで、主にふたつの学びがありました。

ひとつめは、「立ち止まっていいんだ」と思えたこと。

なかなか形にできないときこそ、自分の大切なものを見つめ直したり、立ち止まる時間も必要だと思うようになったんです。焦る気持ちから、どうしても早く答えを出そうとしてしまい、その結果空回りすることもありました。

そんなとき、チームごとにサポートしてくれるコミュニティマネージャーが、さりげなく手を差し伸べてくれて。「そもそもそれって本当に必要かな?」と、立ち止まって考える時間や機会を作ってくれました。

チーム活動だけでなく、自分の人生においても「立ち止まっていいんだ」と思わせてくれたことは、自分にとって大きな学びになりましたね。

メンバーとひまわり畑を愛でる新潟旅へ
ふたつめは、「自分の気持ちに素直になる」こと。

活動中も自分の本音に気づけず、心が生き生きしてない時間を過ごしていることに気づきました。

POOLO LIFEではチームメンバーと話し合って企画を考える機会が多くあります。その際に、「時間内にみんなのアイデアの妥協点を見つけて、丸く収めないといけない」と自然に考えている自分がいたんですね。

けれども、他チームの活動発表で、「答えを出せなかった」というメンバーがいました。その理由が、みんなで本音をぶつけ合ったらまとまらなくなった、というもの。その話を聞いて、無理に形にしなくてもいい、自分の気持ちに素直になり、100%の気持ちを伝えきることも、時には大切だと思うようになりました。

主語が、相手ではなく自分へと変化。自分の素直な気持ちを尊重できるように

ー参加後は、わいはるさんのなかでどのような変化が感じられますか?

参加した頃と比べると、自分の思っていることを素直に話すことに抵抗がなくなりました。

これまでは、これを言ったら嫌われてしまうかなとか、自分の気持ちよりも相手の視線を気にすることが多かったんです。今は、主語が相手ではなく、自分になってきています。いい意味で、自分本位で動ける時間が増えてきたんです。

みんなが行くから行っていた飲み会も「自分はどうしたい?」と問いかけられるようになりました。今日は好きなことをしたいだとか、気が向かないなど、自分の素直な気持ちも尊重して相手に伝えられるようになりました。

ーーPOOLO LIFEで得られた変化を、卒業後はどのように活かしていきたいですか?

キャリアの面に関しては、少しずつ自分の思い描く理想像に近づけたらと思っています。自分で働く場所や、一緒に働く人も選択したいという素直な気持ちにも気づけるようになりました。

オンライン活動も活発。コーチングを学んだ会にて
いきなり転職するよりも、まずは今の仕事のなかでも、「自分はこういう仕事が好き」や「こういったことにチャレンジしてみたい」という意思表示をしていけたらと思っています。そして、ただ自分の意見を言うだけでなく、相手と歩み寄る努力もしていきたいです。

プライベートに関しては、やはり、自分の人生を好きな人やもので埋め尽くしていきたいという思いがより強くなりました。

元々阪神タイガースファンなのですが、POOLO LIFEに入って、なぜ好きなのかをより解像度を高めて理解できるようになりました。

趣味の野球観戦。試合がないときも考えてしまうほど大の阪神タイガースファン
僕の場合は、「誰かと感情を分かち合えること」、さらに「子ども心」になれる瞬間があることが「好き」と感じる要素なんです。それに気づけたのは、POOLO LIFEで出会った人たちが「子ども心」を持っていたからなんですよね。

今後は、それらを掛け合わせた企画を、自分から発信していきたいと思っています。

あえて何も決めずに、余白を大切に。POOLO LIFEが、もっと自由に生きてもいいことを教えてくれた

ーーPOOLO LIFE7期を卒業されましたが、子ども心を持った仲間たちとは今後どのような関わりをしていきたいですか?

これからも、互いに高め合える関係性でいられたら素敵だなと思っています。

POOLO LIFEの期間中、仲の良いメンバーで3万円だけを握りしめて、イギリスに飛び立った人がいたんです。まさしくやってみたいという気持ちを真っ直ぐに行動に移している。その冒険話を聞いているだけでも、すごく楽しいしワクワクしました。

全力で走ったメンバーとの運動会
そして、迷った時や困った時には「帰れる場所」でもあったらいいなと思います。

POOLO LIFEに入る前は、「世界一周しています!」など、すごくキラキラした人が多いのかなと思っていたんです。でも、実際は20〜30代前半特有のキャリアの悩みや、自分の人生をより良くしたい同志を持つメンバーが多くて、安心しました。

悩むことを悪い方に捉えるのではなく、人生を楽しもうとポジティブな悩みとして向き合えるメンバーと出会えたからこそ、卒業後もずっと関わっていきたいと思っています。

ーー最後に、今後のビジョンについても教えてください。

1年後、3年後については、あえて決めずに「余白を大切したい」と思っています。

POOLO LIFEの8ヶ月間だけでも、自分のなかで考え方が変わりました。だからこそ、今すぐにこうなりたい!ではなく、その時に思ったことを素直に行動できる自分でありたいです。

また、大事な場面で、アクセル全開だけではなく立ち止まること、ブレーキも大切だと教えてくれたのはPOOLO LIFEでした。そうやって自分なりのバランスを保ちながら進んでいきたいですね。

社会人になると、自分のなかの「WANT」の気持ちを大切にしたいものの、どうしても「MUST」で動かないといけないことが多かったりします。けれども、POOLO LIFEのメンバーと過ごすことで、「もっと自由に生きてもいいんだ」と思えるようになりました。

そして、ちょっとずつできるようになってきた心にゆとりを持つこと、「本当はどうしたいのか」と自分に問いかけることをこれからも続けていきいたいと思います。


振り返るとあっという間の8ヶ月でしたが、自信を持ってこれまでで1番充実していた日々だったと言えます。参加して本当によかったです。

編集後記

人生における「正解」はない中で、どのように自分と向き合い、答えを出していくのか。

POOLO LIFEの旅好きの切磋琢磨し合える仲間とともに、その導き出し方を学び、ライフデザインをアップデートしていくわいはるさん。

時には立ち止まる勇気を、そして自分の心の声に耳を傾ける大切さを学んだ彼の人生は、ますます色鮮やかに輝き続けるのでしょう。

もし、あなたが自分の気持ちに素直になれていないと感じるなら、人生にPOOLO LIFEという彩りを足してみませんか。

一歩勇気を出したその先には、もっと自分らしく、よりカラフルな人生が、あなたを待っているかもしれません。

お申し込みや資料請求、詳細情報等は公式サイトまたはLINEへ!

POOLO LIFE 公式サイト

みなさんも、豪華講師陣の多彩な講義を受けながら、仲間とともに自身の人生をアップデートしませんか。POOLO LIFEは、人生の豊かさを考え、あなただけの”ライフデザイン”を行える場所です。

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All photos by Yharu

ライター
紅田明日香 旅と暮らしライター

1996年広島生まれ、大阪育ち。「あたたかさと心に触れる文章」を得意とする。 地域おこしの場づくり・コミュニティ運営の経験から、どんな場所でも“デザイン”や“まちづくり”の視点で見るのがクセ。 2023年北欧ひとり旅で旅熱が沸騰中。将来の夢は北欧の余白を楽しむ文化を広めること。

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