その他
樋口 佑樹 ディレクター

『周りを幸せにする誰かのやりたいを実現する』という個人理念を掲げて、クリエイティブとコーチングをテーマに活動中。2022年には現在は、原チャリで日本を縦断しながら、地域を盛り上げる人たちに出会う「ひぐの出会い旅」を敢行中。 旅中のトラブルなど、鉄板のエピソードトークがあることに憧れ続けて早7年。好きなものは珈琲と旅とカメラ。

白銀の世界に包まれる厳冬期の道東。そこには今や貴重になった手付かずの大自然が残されています。今回ご紹介するエリアは国立公園にも指定されている釧路湿原国立公園、その中心に位置する湿原最大の湖を擁する塘路・阿歴内(とうろ・あれきない)です。

そんな広大な自然が楽しめるクラフトホステル「Kushiro Marshland Hostel THE GEEK (以下、THE GEEK)」の代表である達川さんが、冬の大自然を満喫できるプログラムを造成しています。

日本国内どこを探しても他にない、貴重なアクティビティを詰め込んだリトリートプログラム。この冬、日本離れした体験に身を浸したい方は要チェックです。

特設サイトはこちら

国立公園・釧路湿原の幻想的な世界


釧路湿原は、北海道東部にある屈斜路湖を源流とする150キロ以上にも及ぶ一級河川・釧路川とその支流を抱く日本最大の湿原及び周囲を取り囲む丘陵地からなるエリア。釧路湿原はその広大な自然が育む蝦夷動植物や希少な野鳥達が暮らす重要な湿地帯として、ユネスコのラムサール条約に登録されている世界的な保護区です。

特別天然記念物、絶滅危惧種の丹頂鶴やシマフクロウ、大鷲やオジロワシなどの野鳥類はもちろん、エゾシカやキタキツネ、エゾユキウサギなど、貴重な野生動物が自然のままに生息し、四季折々で移り変わる美しい風景が特徴です。

-20℃を下回ることもある厳冬期は、辺り一面が雪化粧された、幻想的な世界を体験することができます。


豪華コンテンツが凝縮された「リトリートアクティビティ」

そんな厳冬期の釧路湿原エリアを満喫できるプログラムが2024年、誕生します。地元の方が冬を楽しむ時に自信を持っておすすめするコンテンツがふんだんに盛り込まれた2泊3日。
このプログラムでしか体験できない貴重なアクティビティもあるので、一挙ご紹介いたします!

馬と触れ合うホースリトリート


15万坪、およそ東京ドーム10個分の広さを誇る「Heart Ranch(ハートランチ)」。牧場が雪化粧された景色は、真っ白なキャンバスさながら。2024年に新設されたカフェスペース(※)では冷えた身体も温めながら、雪景色の中で馬と触れ合う、贅沢な非日常のホースリトリートが待っています。

※2024年現在、カフェスペースは原則会員限定利用となっています。

白銀の世界を漕ぐ早朝カヌー


通常、一般向けには行われていない早朝カヌー。日が昇って間もない時間に出発すると、そこに現れるのは釧路湿原ならではの豊かな生態系。塘路湖と一級河川・釧路川を結ぶ銀世界の支流を進みます。
放射冷却で一気に冷え込む晴れた早朝の日には、気嵐(けあらし)や空気中の水分が木々に付着して凍り、「樹氷」や「霧氷」といった幻想的な景色に出会えるかもしれません。

氷結湖上のナイトウォーク


人工の光も音も届かない完全結氷した湖の上、そこにあるのは自然に囲まれた自分達だけ。凛とした静寂に包まれます。澄んだ空気から覗く満天の星空にもと、焚き火の爆ぜる音が夜の静けさを際立たせ、今の自分を見つめる時間が流れます。

寒暖差100℃でととのうサウナ


サウナブームの先駆けとなった「THE SAUNA」の野田クラクションベベーさんプロデュースのもと、随所にこだわったギークなサウナを体験します。

冬の北海道でしか味わえない、寒暖差100度のサウナで極限のととのい。道内唯一の蒸気機関車・SL冬の湿原号と釧路湿原を眺めることも。綺麗な空気に囲まれた外気浴で、自分自身と深く繋がる瞬間を感じます。

冬の代名詞ワカサギ釣り


釧路湿原東部エリアでは冬の代名詞であるワカサギ釣り。氷の大地に眠るカムイや自然の奇跡、生命の力強さを感じます。

デンマーク発のアウトドアブランド「ノルディスク(Nordisk)」製の特設テントを本プログラムのために用意。ちょっぴり贅沢な釣りの時間を楽しみます。

文化も味わうプレミアムディナー


北海道といえば、やっぱりグルメ。本格チーズフォンデュに欠かせないグリュイエールチーズ/エメンタールチーズを国内で唯一つくっている興部町(おこっぺちょう)の和製チーズや、道東の新鮮な食材を中心に、現代とアイヌの伝統料理手法を融合させた特別な食事を堪能します。

美味しいだけではない、文化も詰まったプレミアムディナーを2夜続けて楽しみます。

こだわりが詰まったクラフトハウス& SAUNA「THE GEEK」


本プログラムの主催者である達川さんが運営する「THE GEEK」は2020年に誕生したゲストハウス。

▼THE GEEKの紹介記事
https://tabippo.net/higu-interview-09/

その土地ならではのローカルな魅力やつくり手の思想が滲み出たホステルを目指していることから、「クラフトホステル」を称しています。そんなTHE GEEKを中心に巡る2泊3日の本プログラムでは冬の魅力がぎっしり詰まっていて、氷点下の世界を満喫できること間違いなしです。

催行期間
1月中旬〜2月中旬(厳冬期)

参加費
110,000円(税込)

参加費に含まれるもの
・宿泊費(2泊分)
・食費(朝夕2食、昼1食)
・上述のアクティビティ費(ホースリトリート/早朝カヌー/ナイトウォーク/サウナ/ワカサギ釣り)

参加費に含まれないもの
・現地までの交通費
・上記を除く現地での飲食費(昼食1食、ドリンク代)
・温泉費(行く場合)
・旅行日程に含まれていない交通費、飲食等の諸費用
・お土産代

真冬の大自然の美しさを体験しよう!


かつてよりこの地に根付く歴史や文化が、多くの自然と共に今なお観光資産として残されてきた、釧路湿原エリア。国立公園にも認定されたこの場所は川、空気、湖のどの自然を取っても超一級品。ここが日本であることが信じられないほどの大自然の魅力が詰まっています。

人生に一度は体験したい-20℃の自然が織りなす神秘的な世界を、目撃しに行きませんか?

特設サイトはこちら

All photos by THE GEEK

その他
樋口 佑樹 ディレクター

『周りを幸せにする誰かのやりたいを実現する』という個人理念を掲げて、クリエイティブとコーチングをテーマに活動中。2022年には現在は、原チャリで日本を縦断しながら、地域を盛り上げる人たちに出会う「ひぐの出会い旅」を敢行中。 旅中のトラブルなど、鉄板のエピソードトークがあることに憧れ続けて早7年。好きなものは珈琲と旅とカメラ。

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