「どうして旅って飽きないんだろう」
その答えは、旅先で「自分の当たり前」が揺さぶられる感覚が好きだからだと気がつきました。
常識が覆され、選択の視野が広がり、昨日まで知らなかった場所が大切な“ふるさと”になる瞬間があるのです。
今回参加した「海の”今”を見に行こう 大人の修学旅行 in 対馬ツアー」はまさに、そんな旅でした。
「ヤシノミ洗剤」で知られるサラヤ株式会社(以下:サラヤ)が主催するこのツアー。前回記事の当選者の方々と一緒に、長崎県・対馬を訪れました。
「洗剤をつくっている企業のキャンペーンで離島に行くってどういうこと?」という疑問から始まったこの旅。日本遺産の一部でもある対馬の美しい自然と共に、旅好きだからこそ知っておきたい対馬が抱える海の現状を、ちょっと覗いてみませんか?
記事を読んでくださった方から、抽選で素敵なプレゼントが当たるキャンペーンもご紹介しています。ぜひ応募してみてくださいね。
見出し
「日本一海洋ごみが漂着する島」
長崎県の北方に浮かぶ対馬は、雄大な海に囲まれた美しい島。その一方で、「日本一海洋ごみが漂着する島」とも呼ばれていることをご存じでしょうか。
photo by SARAYA
対馬の海が直面する問題は、海に囲まれた日本全体が抱える問題。対馬の美しい自然と共に、多くの人にこの現実を実際に見て、感じて、“水の豊かさ”をどう守るかを考えるきっかけになってほしい。そんな思いでこのツアーがスタートしました。
photo by SARAYA
ツアーで知った、対馬の“今”の海に起こっていること
対馬の海を愛する地元漁師が始めた「食べる磯焼け対策」
photo by SARAYA
福岡空港から対馬へ渡り、まず訪れたのは、漁場から対馬の海を守る活動を行う有限会社丸徳水産(以下:丸徳水産)。漁船に乗せてもらい水中を観察してみると……海藻が見当たりません。
約20年前から対馬の海で進行している「磯焼け」という現象が深刻化しているのです。原因の一つは地球温暖化で増えた「そう介」の愛称で知られるイスズミ。この魚は食用価値が低いため、漁獲も進まず海藻を食べ尽くしていくという悪循環が続いていました。そこで丸徳水産は「そう介」を美味しい食材として活用し「食べることで海を守る」取り組みを始めました。
そう介プロジェクトは、2019年Fish-1グランプリで見事優勝!メンチカツをみんなでいただきました。
photo by Hikaru Gokatsude
開発した「そう介のメンチカツ」は、今や居酒屋や給食にも取り入れられている人気メニューに。彼らの「儲けにはならないが、自分たちがやらなければ海は守れない。海への恩返しです」という言葉に、海を想う深い情熱を感じました。
(※)そう介…藻場を荒らす”イスズミ”という魚の愛称。
山を守ることは、海を守ること
罪のない動物を捕獲することに心は痛みますが、山や海の自然、人間に必要な作物が守られるのはハンターさんのおかげ
photo by Hikaru Gokatsude
海の次は森へ足を踏み入れます。青々と茂る山林の地面を見ると、木々の根っこがむき出しです。一般社団法人daidai(以下daidai)によると、増えすぎたシカやイノシシが下草を全て食べてしまうのだそう。土を守る草がなければ、雨で土砂が海へ流れ込み、海藻の新芽を覆い隠すという悪循環が生まれることを知りました。
daidaiのみなさんは「獣害から獣財へ」という思いのもと、過剰な数のシカやイノシシを捕獲し、美味しいお肉に変えることで、生態系バランスを守りながら命を有効活用する取り組みを進めています。
山の問題と海の問題は一見別々に見えますが、じつは密接な関係にあることに驚きました。
対馬の暮らしを味わう
朝採れたばかりの魚をお母さん自ら捌いてくれます。
photo by Hikaru Gokatsude
滞在中にすっかり心を奪われたのは、民宿「銀杏の宿」での日々。朝も夜も、目を疑うほど立派なご馳走!
民宿のお母さんが自ら海で獲ってきたウニやサザエ、そして愛情たっぷりに育てられた自家製野菜など、対馬の恵みを惜しみなく使った手料理は、どれもこれも舌を唸らせます。
初めて訪れたとは思えない、まるで昔から知っているおばあちゃんの家に帰ってきたような、温かくてホッとする時間に包まれました。
対馬にはホテルよりも民宿の数の方が圧倒的に多く、島の方と一緒に時間を過ごせることも旅の醍醐味。対馬の海、山、人、文化、そのすべてが息づいていて、対馬そのものの魅力が濃縮されているような場所でした。
青い海とごみの山
翌日は対馬の浜を回り、海の現状を視察。青く透き通った海と対比し、海岸に広がる大量のごみの山に衝撃を受けました。
かつて賑わっていた海水浴場は、今では泳ぐことすらできません。
どうやって流れ着いたのか分からない、ドラム缶やごみ箱まであります。
photo by SARAYA
これほど多くの海洋ごみが漂着するのは、対馬が朝鮮半島と九州のちょうど中間に位置し、対馬海流や季節風の影響を受けやすい場所にあるから。さらに、多数の島々に囲まれた複雑なリアス式海岸が、流れ着いたごみを絡め取ってしまうのです。
このような海洋ごみに悩まされる海岸線が、島全体で約915kmに及ぶという事実に驚きを隠せません。
今回のツアーでは、海洋ごみの調査研究や清掃活動を先導する社団法人CAPPA(以下:CAPPA)のみなさんとビーチクリーンに挑戦。ごみの中身は、巨大な発泡スチロールやブイ、外国語表記のペットボトルなどが大半です。数十分で袋はパンパンに。
ビーチクリーンの様子
photo by SARAYA
「それなら、ごみをすべて回収すれば解決するのでは?」そう思うかもしれません。
しかし、現実は「何度きれいにしても、いつ来てもまったく同じ状態に戻っている」という驚くべきものでした。ごみを取り除けば、空いたスペースにまたごみが漂着する。かといって回収せずにいると、それらのごみは日本海へと流出し、本島に流れ着く頃には砕けて小さくなり回収が困難になるのです。
CAPPAのみなさんは「どうやって回収するか?ではなく、『いかにごみを出さないか』を考え続ける必要がある」と訴えます。
「海は本来楽しむもの。楽しむことと恩返しを両立してくれたら嬉しいです。部屋を片付けて余計なものを買わない、家庭ごみを分別する。そんな小さなことでも、ちゃんと海の美しさに繋がっています。自分のペースでできることでいいんです。」
資源が流れ着くから「宝の島」なのか?
拾ったごみをトラックに載せてごみ処理場へ。そこで「一番大変なのは拾うことではなく、拾った後だ」という事実に直面しました。私たち20名で拾ったごみは黒いごみ袋たった1つ分。これが1年で8000袋も溜まるというのです。
先が見えないほど黒いごみ袋があたり一面を埋め尽くします。
photo by Hikaru Gokatsude
拾ったごみはすべて手作業で素材ごとに分別します。ごみの山に溢れていたブイはポリスチレンですが、わずかな異物混入でもリサイクル不可になるため、一つずつナイフで割って中身を確認。周りの汚れをそぎ落とし、それを専用の機械で溶かして板状にします。
手間をかけて綺麗にしても、正しく回収されたごみの再形成物(中央)と、海洋ごみの再形成物(右)との差は歴然
photo by Hikaru Gokatsude
そのような努力の一方で、海洋ごみは汚染や水分量の問題で完全に再形成することができず、ごく限られた用途でしか再利用ができません。
他のプラスチックも、再生素材として新たな製品に組み込めるのはごくわずかであり、しかもコストは新素材を上回る場合が多いため、継続的な再利用は難しいのが現状です。
photo by SARAYA
「海洋ごみは資源に変わるから、対馬はごみの島ではなく宝の島なんだ」と言われることもある対馬。
株式会社ブルーオーシャン対馬の代表・川口さんは、「リサイクルの技術ではなく、『いかにごみを出さないか』という一人ひとりの意識が一番重要です」と訴えます。
「再生利用は最大限努力する一方で、その多くは埋め立てや燃やすしかありません。『海洋ごみが資源に変わるのは、やはり難しい』。この事実を正しく伝えていかなければいけないと思っています。」
photo by SARAYA
参加者のリアルな声|ツアーの体験インタビュー
旅ライター Hikaruさん
今回のツアーには、旅ライターのHikaruさんも参加。これまでの旅と対馬の旅は、どう違ったのか、素直な気持ちを聞いてみました。
ーHikaruさんが今回のツアーを通していちばん心に残ったことを教えてください

Hikaru
この日集めたペットボトルは、9割が中国語や韓国語のものでした。
photo by SARAYA

Hikaru
ー今回の旅で、Hikaruさんの価値観が変わった瞬間はありましたか

Hikaru
photo by SARAYA
そのほかの参加者の方々の声
今回の対馬ツアーで印象にのこったことと、感想を教えてください
常に生活と隣り合わせで対馬の海の問題と向き合っている人がいることを知る機会になりました。単発で何かに取り組むこともたいせつですが、それだけでは変わらない。持続的に向き合って取り組んでいく必要があることに気付けました。まずは、日々不要不急なものは買わない。ゴミをなるべく出さず、分別をすることから私の日常を変えていきます。

Hさん
今回のツアーを通して私たちは”地球に住んでいる”ということを強く感じました。ゴミ問題にしても、地球温暖化による漁獲量の変化、磯焼けなど、誰かが軽い気持ちでしてしまったことで回り回って世界中のどこかの人が困っています。すべて自分事としてとらえることが大事だということに気づくことができました。

Yさん
企業と個人が“つながる旅”の可能性
なぜサラヤがこのツアーを企画したのか。それは、ヤシノミ洗剤が「河川を汚さないようにしたい」という想いから生まれた、排水が分解されやすい植物系洗剤だからです。エコロジーという概念がほとんどなかった1971年から地球と手肌にやさしいものづくりを追求し、今日まで日本中のキッチンで愛されるヤシノミ洗剤。だからこそ、日々の暮らしの中で、もっと環境問題について知ってほしい――そんな願いを込めて、このツアーが企画されました。
広告やインターネットだけでは伝えきれないメッセージを、参加者たちは旅を通して“肌で感じる”ことができました。そして、「日々のちょっとした選択が、本当に地球を守っているんだ」と、それぞれが自分の言葉で気づきを得ていったのです。
対馬を旅して感じたのは、決して環境問題を壮大なスケールで考える必要はないということ。「ヤシノミ洗剤を手荒れしないからと選んだら、じつは環境保全に貢献していた」というように、何気ない選択がちょっと地球にいいことに繋がっていたら、それは十分素敵なことではないでしょうか。
だからこそ、まずは純粋に、たくさん旅をして日本や世界中の美しい海や豊かな自然に出会い、地球の美しさに惚れ込んでほしい。そして、旅先で出会った価値観を胸に、少しずつ商品のストーリーや企業の想いを感じながら選択できる消費者になれたら、それが一番の地球への思いやりなのではないかと思います。
新しい価値観と選択肢に出会える旅を、もっと楽しもう
photo by SARAYA
学生時代の修学旅行やホームステイのような経験は、時が経っても記憶や感情として鮮明に残っているのではないでしょうか。
旅の楽しみ方は人それぞれですが、観光だけでなく、その土地の暮らしに一歩踏み込むことで生まれる出会いや気づきは、旅が終わった後も大切な価値観として人生に残り続けます。
そしてその価値観が、日々の何気ない選択や行動にも変化をもたらし、気づけば旅先で出会った美しい風景を守ることにも繋がっている。そうした意識こそが、あなたの旅をより豊かで意味のあるものにしてくれるはずです。
【プレゼント企画】TABIPPO × サラヤ のグッズが当たる!
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TABIPPOとサラヤが共同で、「旅(Aセット)」と「日常(Bセット)」それぞれで役立つセットを考えました。お好きなセットをお選びいただけますので、ぜひお気軽にご参加ください!
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旅人にピッタリな「旅セット」は環境にやさしく、旅先に持って行きやすいサイズのサラヤグッズを厳選。
旅先でのマストアイテムなハンドクリームや消毒剤を使いながら、「すこし」だけ環境問題に対して意識して過ごしてみてください!
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本記事をお読みいただき、日常から環境にやさしい過ごし方を意識していきたい!と思ってくださった方にはBの「暮らしのベーシック体験セット」がおすすめです。
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当選結果発表m:9月24日(水)
当選された方へはTABIPPOからメールにてお知らせいたします。
【応募に際してのご注意】
応募はお一人様1回限りとさせていただきます。
・当選者には、ご記入いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
・応募内容に不備がある場合は無効となる可能性がございます。
・ご応募いただいた内容(自由記述を除く)は、統計的に処理されたうえで、今後のサービス改善や広報活動の参考にさせていただく場合があります。