神奈川県には美しい絶景が数多く存在します。昔から変わらない自然の景色や、キラキラと輝く都会の夜景など、さまざまな光景を見ることができます。
今回は神奈川を観光をする際に実際に足を運んで見てほしい、とっておきの絶景をまとめました。神奈川と一口で言っても、みなとみらいや鎌倉、箱根などそれぞれ見られる景色は異なります。ぜひお気に入りの絶景スポットを見つけてくださいね。
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神奈川に行ってみての感想
Photo by Pixta
私が神奈川を訪れたのは秋頃で、気候も良く過ごしやすかったです。神奈川は観光スポットが多く、日本を代表する絶景から歴史的建造物、中華街から現代的なショッピングエリアまであり、いろいろな遊び方ができる場所だなという印象を受けました。
また十国峠や大観山、仙石原高原など癒される自然スポットも数多くあり、アウトドア好きな方にもおすすめです。神奈川には週末にかけて行ったのですが、マイナスイオンを感じられるスポットがいっぱいで、日々の忙しさもすっかり忘れることができました。
おすすめスポット
Photo by Pixta
私がおすすめするのは、蛇骨川上流にある千条の滝です。水量は多くありませんが、簾のように幾筋もの水流が落ちる清らかな滝で、見ていると心休まり落ち着いた気持ちになれます。
千条の滝はカエデやモミジに囲まれているので、秋は特に美しく、景勝スポットとしても有名。夏はホタルも楽しめるそうですよ。非常に美しい滝ですが、水を飲むこと・汲むことはできないので注意してください。
以下は、神奈川の絶景スポットの紹介です。(前半はPAS-POLの書籍「365日 日本一周 絶景の旅」の掲載部分になります。掲載内容は書籍とは多少異なります)
彫刻の森美術館
photo by Sara Kobayakawa
きらめくステンドグラス。
美術館で目を引く円筒の建物、「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」。中に入ると、一面に広がるのはため息が出るほど美しいステンドグラス。何が描かれているのか見てみて。
・名称:彫刻の森美術館 (THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM)
・住所:〒250-0493 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
・地図:
・開館時間:9:00〜17:00(*入館は閉館の30分前まで)
・定休日:年中無休
・電話番号:0460-82-1161
・料金:大人1600円
・公式サイトURL:https://www.hakone-oam.or.jp/
湯河原梅林
photo by genki/PIXTA
山を埋め尽くす梅の木々。
毎年2月下旬から3月中旬にかけて、山の斜面に植えられた4,000本の梅が見頃を迎える。上向きにぽつぽつと丸い花を咲かせる梅は、桜とはまた違った上品な美しさがある。
・名称:湯河原梅林「梅の宴」
・住所:神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋923
・地図:
・アクセス:期間中はJR湯河原駅から臨時バス
・開催時間: 2020年2月1日(土)~3月8日(日) 9:00~16:00、ライトアップ2020年2月22日(土)~3月1日(日) 18:00~20:30
・電話番号:0465-63-2111
・公式サイトURL:https://www.town.yugawara.kanagawa.jp/kankou/event/ume-top.html
箱根登山鉄道
photo by アマカメ/PIXTA
梅雨時にこそ旅に出よう。
箱根観光の足として愛される箱根登山鉄道。毎年梅雨時になると沿線のアジサイが見頃を迎え、赤い車体とのコラボレーションを楽しめる。車窓からの眺めも楽しみの一つだ。
仙石原すすき草原
photo by Takashi Saito
柔らかなすすきに包まれる。
秋の七草の一つ、すすきが斜面いっぱいに広がる箱根の草原。優しい黄金色の穂先がそよそよと揺れている様子は、とても朗らか。心地よい空気のなか穏やかな風景を味わおう。
・名称:ススキ草原
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
・地図:
・アクセス:箱根湯本駅から箱根登山バス(T路線)で約30分「仙石高原」バス停下車すぐ。
・公式サイトURL:https://www.hakonenavi.jp/spot/1215
川崎工場夜景
photo by Shigeki Naganuma
ここは未来都市か別の惑星か。
整然と並んだメタリックな工場から、煌々と光る夜間照明、大きな炎が塔から上がる光景…。川崎臨海部の工場夜景を眺めると、まるで未来都市か別の惑星にいるように感じる。
湘南ビーチ
photo by Ryota Nakamura
海は夏だけに非ず。
夏のイメージの強い湘南だが、静かで空気の澄んだ冬も魅力。日が落ちると富士山のシルエットが浮かび上がり、最後、夕日が海へと沈んでいく様は、一瞬たりとも見逃せない。
こちらから以下は「365日 日本一周 絶景の旅」に載っていないスポットです。
十国峠
Photo by Pixta
十国峠は熱海市と函南町にまたがる標高765mの日金山(ひがねさん)の山頂です。昔の国名で伊豆、相模、駿河、遠江、甲斐、安房、上総、下総、武蔵、信濃の10国が見渡せることからつけられた名前です。
ケーブルカーで簡単に登ることができる山頂の展望台からは富士山も間近に見え、360°のパノラマが広がります。尾根伝いに湯河原まで下るハイキングコースもあるので四季を問わず絶景を楽しめるところです。
・名称:十国峠
・住所:静岡県田方郡函南町桑原1400-20
・アクセス:JR熱海駅より伊豆箱根バス元箱根行きで40分、バス停「十国峠登り口」下車、十国峠ケーブルカーで十国峠駅まで約3分
・営業時間:ケーブルカーの運行時間、8時51分(始発)~16時50分
・定休日:無休
・電話番号:0557-81-6895(箱根 十国峠ケーブルカー)
・料金:往復720円
・公式サイトURL:http://www.izuhakone.co.jp/jukkoku-cable/index.html/
大観山
Photo by Pixta
大観山(だいかんざん)は箱根町と湯河原町との境界にある山で、箱根外輪山南部の最高峰です。
展望台からは外輪山の山々やカルデラの中にある芦ノ湖、後期中央火口丘の駒ケ岳、前期中央火口丘の屏風山など箱根山全体が一望できるだけでなく、芦ノ湖越しに富士山を見るビューポイントとしても知られています。
大観山では相模湾から昇る初日の出と、昇ってくる太陽に紅く染まった紅富士が同時に鑑賞できることでも有名です。
・名称:大観山
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町
・アクセス:JR「湯河原」駅から箱根登山バス大観山経由元箱根町行き(約40分)、バス停「大観山」下車
・電話番号:0460-85-9560(箱根町役場 企画観光部 企画課 ジオパーク推進室)
・公式サイトURL:http://www.hakone-geopark.jp/area-guide/010taikanzan.html
大涌谷
大涌谷(おおわくだに)は約3,000年前の神山崩壊ででき、今でも盛んに硫化水素を含む噴煙を上げています。古くは大地獄と呼ばれ、周囲は赤茶色の山肌で、火山性ガスや酸性の土壌に強い少量の植物しか生育できません。
火山活動がおさまっている時には、白煙を上げる噴気孔やぼこぼこと沸き立つ湯釜を見ることもできますが、有害な火山ガスが噴き出しているため、長時間の滞在と、気管支や心臓の弱い人は立ち入らないように注意があります。
また、箱根ロープウェイに乗って上から大涌谷を見ることもできます。
・名称:大涌谷
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
・アクセス:小田原駅・箱根湯本駅より伊豆箱根バス大涌谷経由湖尻箱根園行き、バス停「大涌谷」下車/箱根湯本駅より箱根登山鉄道(終点強羅駅乗換)、箱根登山ケーブルカー(終点早雲山乗換)、箱根ロープウェイで「大涌谷駅」下車
・電話番号:0460-84-5201(大涌谷インフォメーションセンター)
・公式サイトURL:http://www.hakone.or.jp/midokoro/owakudani.html
仙石原高原
Photo by Pixta
仙石原(せんごくはら)の中央にそびえる台ケ岳の北西麓一帯はすすきの草原が広がっています。例年9月下旬になるとすすきの穂は黄金色に色を変え、高台からは太陽の光に映え、黄金色の絨毯を敷き詰めたような絶景が見られます。
また3月中旬には春の山焼きも行われる仙石原高原は「かながわの景勝50選」に選ばれています。
・名称:仙石原高原
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
・アクセス:箱根登山鉄道箱根湯本駅より箱根登山バス湖尻・桃源台行き(約33分)、バス停「仙石高原」下車徒歩すぐ
・電話番号:0460-85-5700 (箱根町総合観光案内所)
・オススメの時期:9月下旬~10月中旬(すすき)、3月中旬(山焼き)
・公式サイトURL:http://www.hakone.or.jp/
千条の滝
Photo by Pixta
千条の滝(ちすじのたき)は蛇骨川上流にある、落差3m、幅20mほど滝です。苔むした岩肌を幾筋にも分かれた水が流れ落ちる様子は幽玄な雰囲気を持っています。
あたりにはカエデが多く、紅葉の美しい場所として知られていますが、7月頃のゲンジボタルが飛び交うのも趣があります。
・名称:千条の滝
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷507
・アクセス:箱根登山鉄道「小湧谷駅」下車徒歩20分
・電話番号:0460-85-5700 (箱根町総合観光案内所)
・公式サイトURL:http://www.hakone.or.jp/528