singlish
編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

シンガポールへの旅行は、気軽に行くことが出来て、ご飯もおいしいので人気の観光地ですよね。

お店、レストランやホテルで英語が通じるので、日本人が単独で行動をしやすいのですが、シンガポールの英語ってなんか独特で、わかりづらいと思いませんか?

今回は、そんなシングリッシュ攻略のポイントをご紹介したいと思います。

*編集部追記
2015年11月に公開した記事に新たに加筆しました。(2019/02/26)

シングリッシュとは

photo by Unsplash

実はシンガポールの英語は「シングリッシュ」と呼ばれるほど、言い回しやイントネーション、発音が独特です。これは、民族国家であるシンガポールならではであり、マレー語や中国語がミックスされて出来上がった、英語の方言のようなもの。

ネイティブな英語に長けている人は、聞き取るのは難しいかもしれません。しかし、シングリッシュの特徴を知っていれば、非常に解りやすい単純で砕けた言語なので、コミュニケーションはとりやすいです。

抑えたいポイントは少ししかなく、基本的には英語なので、コミュニケーションに大きく支障が出ることはそこまでないでしょう。今回は大きく4つのポイントをご紹介します。

シングリッシュの語尾「ラ(lah)」や「ロ(loh)」は、あまり気にしない

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現地の人と話していると、会話文の語尾に「ラ(lah)」や「ロ(loh)」等の音を聞くことが出来ます。「Ok, lah(オーケー、ラ)」や「No, lah(ノー、ラ)」というような表現です。

これは中国語の「了」が由来されており、「~だよ!」というような強調する表現になります。そのため、言葉を理解する上では、シングリッシュはこんな語尾になりやすいとだけ覚えてもらえばよいです。

シングリッシュでは英文を超短縮した表現を理解する

シングリッシュは文法を無視した超短縮表現が多いです。以下がその良い例文です。

「you go where?(どこへ行く?)」
「you buy what?(何を買う)」
「No need!(いらない)」

どうですか?すごくシンプルですよね。最低限言葉を伝えるために必要な単語だけを残しており、非常に合理的ですね。

外国人とボディランゲージと英語で強引に伝える日本人もこんな感じですよね。シングリッシュはそれを極限まで磨いたものだといえます。

シングリッシュで超便利な言葉「CAN」を使いこなそう

photo by 桃

シンガポールで滞在すると、「ラ(lah)」や「ロ(loh)」並に良く聞く言葉があります。それが「CAN」です。これは、そのまま英語の「CAN(~できる)」ですが、この単語一つで会話が成り立ちます。

例えば

「これ試着していい?」
「キャン!」、「キャン!キャン!」

あんたは犬か!と言いたくなりますが、シングリッシュというものはこのようなものです。意味としては、「いいよ~!」という意味です。もし、ダメなときは、「キャノッ!」、「キャノー!」と言われるでしょう。

 

シングリッシュでは語尾の「マ(ma)」や「メ(me)」は疑問文

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シングリッシュでは、語尾に「~マ(ma)?」や「~メ(me)?」という語尾が付きます。英語のように助動詞を付けたりせず、通常の文章にこの語尾を付けます。

「You already buy ma?(もう買った?)」

という風な文章で、過去や現在、未来についても雰囲気で察するようになっています。

その他の面白シングリッシュ単語

びっくりphoto by shutterstock

「アラマー(Alamak)!」 日本語の「アラマ!」と同じで、驚いたときに言います。「マミー(Mommy)」お母さんです。スーパーマーケットに行けば、小さい子供が良く叫んでいて微笑ましいです。

シングリッシュを理解できなかったときは聞き直す

日本人の悪い癖として、聞き返すのが申し訳なくて、曖昧に流す人が非常に多いです。しかし、シングリッシュを話す人々は民族もバラバラなのでイントネーションが微妙に違ってきています。

そのため、聞き返す文化は定着しており、逆にあいまいにされると失礼とされます。相手も、理解できていないことを前提に話を聞いてくれるので、わからないことはどんどん聞きましょう。

シングリッシュでもイングリッシュでも会話はコミュニケーション!

photo by 桃

どうですか?マスターできそうですか?かなり勢いで英語を使っているようなところがあるので、思い切って会話をしてみれば通じることが多いです。

シンガポールではそのようにシングリッシュ文化が根付いてきたのですね。少々英語が苦手であったって、相手も少し変わった方言のような英語を使ってくるので、日本人の常に完璧を求める性格からすると、かえって恥ずかしがらずに話しかけることが出来るのではないでしょうか?

そんな、楽しいシングリッシュをぜひ使ってみてください。かしこまった英語よりも、現地の人の受けはいいですよ!

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