英語教育に限らず、日本の学校での授業スタイルを、みなさんはどのように捉えるでしょうか。
・話すのは基本的に教師
・私語は慎む
・授業に関係のないものは持ち込まない
・質問があれば手を挙げる
私が学生であった時の事なので今現在の教育現場と多少の相違があることはご容赦下さい。
この授業スタイルを否定するのではないことを始めに断っておきます。むしろこれを当然と思って臨んだがためにニューヨーク留学中にしっかりと英文法を始めとした英語の基礎を学ぶことができたのです。
ここでは私がニューヨーク留学中に体験した、語学学校での授業をご紹介します。
私の先生
Photo by Nami
リスニング力とスピーキング力が劣り、intermediate という中の下レベルからスタートした語学学校生活。
ここで出会ったのが担任のShanaです。かの有名なハーバード大卒の才女です。英文法を得意とし、慣れない英語での授業にも拘らず理解しやすいものでした。
また読書をこよなく好み、私が長年苦手としていた村上春樹作品の魅力すら彼女から教わりました。日本語でダメならば英語でという選択肢が増えたことで苦手を減らすことができたのも彼女のお陰です。
そんな彼女はとにかく真面目で、何となくテキトーという私の中でのアメリカ人のイメージを払拭させてくれたのです。
では、Shanaの授業のルールをご紹介していきます。