ビジネスや旅行などで慣れない英語を話す時、簡単な単語くらいなら相手にきちんと意味を伝えられると思っていませんか?
でも、実は昔学校で習ったような英会話も、少し間違えるだけでギョッとされてしまったり、文章自体は間違っていなくても、使うシーンを間違えるだけでとっても失礼な表現になってしまうこともあるんですよ。
今回は、英語初心者さんが間違えて使ってしまう、誤解されやすい英語フレーズ10選をご紹介していきます!
1.「I like cat.」私は猫肉が好きです。
“I like chicken”が、「私は鶏肉が好きです。」という意味を持つように、“I like cat”は、「私は猫の肉が好きです。」という意味になってしまいます。
食文化は国によって違うので、日本人は猫肉を食べるの!?と驚かれてしまうかもしれません。 猫が好きだと表現したいのであれば、I like catsと複数形にするか、aをつけて特定の猫を指す表現にしましょう。
また、これは犬dogなどでも同じことです。動物が好きだと伝える場合は、sやaをつけるようにしてくださいね。
2. 「Do you drink?」あなたはアルコール中毒ですか?
ビジネスの場などで、お酒が好きかどうか尋ねる時に、“Do you drink?”と聞いてしまうと、ムッとされてしまうかも・・・。実はこの表現は「あなたはアルコール中毒ですか?」という意味に捉えられてしまいます。
そんな人間に見えるのか!?と相手を怒らせてしまわないように、“Do you like to have a drink?”と訪ねるようにしましょう。「お酒は好きですか?」という意味が相手にすんなり伝わりますよ。
3.「It’s okay!」まぁ許す!
お礼を言われた時に「It’s okay!」と返すのは、しかたなしに「まぁ許す」「まぁいいよ!」という、上から目線で偉そうな印象を与えてしまいます。
特に普通のテンションでこの言葉を使うと「なんで不機嫌なんだ!?本心は何なんだ!?」と相手を混乱させてしまうことも。
どういたしましてという意味で返したいのであれば「It’s my pleasure.」を使うようにしましょう。
4.「Do you understand?」あなたお分かり?
自分の英語が相手に伝わっているかどうか分からない時、“Do you understand?”を使ってしまうと、上から目線で「あなた意味分かってる?」という表現になってしまいます。
英語圏では教師が生徒に内容を理解しているかどうか聞く場合や、親が子供に説教する場合などに使われる表現なので、ビジネスや友人同士では使うことはありません。
この場合は、“Am I making sense to you?”「私の言っていることがあなたに伝わっていますか?」や“Do you know what I mean?”「私の言いたいことが分かりますか?」を使うと、謙虚に理解をしてもらえているかどうか尋ねることができます。