街中もクリスマスのイルミネーションが輝き、一年で一番ロマンチックな季節の到来です。
さて日本でもクリスマスマーケットのイベントが行われるようになりましたが、本場ドイツで一番有名なニュルンベルクのクリスマスマーケットに行ってきましたので、レポートします!
ドイツのクリスマスマーケットの歴史
クリスマスマーケットが初めて開催されたのは、1300年代と言われています。
その地は、フランクフルト、ドレスデンなど諸説あります。その頃は、今日のクリスマスマーケットとは異なり、寒い冬を前に日用品を買い込む機会だったと言われています。
現在、クリスマスマーケットとは、大きなクリスマスツリーに、屋台が並び、クリスマスのオーナメントやクリスマスならではのお菓子や飲み物を楽しむものへと変化しています。
ドイツ国内では各地で趣きの異なるクリスマスマーケットが開催され、その数2,500以上!
現在ではクリスマスシーズンを迎えると、ドイツ国内のみならず、世界中から本場のクリスマスマーケットを求めて人々が訪れるようになりました。
世界一有名なニュルンベルクのクリスマスマーケットへ行ってみた!
ドイツ3大クリスマスマーケットと言われているのが、世界最古のドレスデン、世界最大のシュトゥットガルト、そして世界一有名なニュルンベルクです!
ニュルンベルクは、バイエルン州では、ミュンヘンに次いで2番目に大きな都市として知られ、日本から直行便もあるミュンヘンから列車で約1時間。
17世紀初め頃から開催され、カール4世をモチーフとした人形の仕掛け時計を有するフラウエン教会の正面にある中央広場で開かれます。
まるでおもちゃ箱の中のような楽しさに心が弾む♡
赤と白のストライプの屋根の屋台が隙間なく並び、クリスマスのオーナメント、本場ドイツのソーセージ、クリスマスならではのお菓子…と、次々に心惹かれる屋台が続き、温かい飲み物を片手についつい足を止めて見入ってしまいます。
ニュルンベルクでは、サンタクロースではなく「クリストキント」が主役!
「クリストキント」とは、毎年クリスマスマーケットの開会宣言をする天使の姿の女の子。2年毎に地元に住む16~19歳の女の子から選ばれ、クリスマスマーケットを盛り上げます。
クリスマスマーケットの風物詩!グリューワインと限定カップ
クリスマスマーケットでは、すれ違う人々が、湯気があがるカップに口元を近づけながら、お店を覗いています。
手にしているのは「グリューワイン」。赤ワインに、砂糖とスパイスが入ったホットワインです。寒い冬空の下では、絶好の飲み物ですね。
そして、このワインを入れているカップに注目!毎年柄が変わり、さらにはひとつのクリスマスマーケットで何種類もあったりと、限定感たっぷり!
カップ代としてデポジットを支払って、ワインを購入し、カップを返却するとカップ代が戻ってきますし、そのままお土産にしたい場合はお持ち帰りも出来ます。
「ワインは飲めない…けれどカップはほしい!」という人も大丈夫!ノンアルコールワインや、ココアもあります。
ドイツの定番!ソーセージを食べながらマーケット巡り
ドイツと言えばソーセージ!もちろん、クリスマスマーケットの屋台でも食べることが出来ます。