ある旅人がいました。旅といえば、ローカル気分で屋台で食事は当たり前でしょ!意気揚々とお腹いっぱい食べたその夜…あれ?あれれれれ??お腹いたーーーい!その夜から、彼女はトイレと親友になったとさ。はい、それ私のことです。
せっかくの旅行中、健康で過ごせるように細心の注意を払うことはもちろん大切なのですが、どうしても。体調を壊してしまうこともあります。
そんな時、たいていの医師は英語が話せるので、知っておくと便利な英語表現を、自分の苦い経験をもとにまとめてみました。
*編集部追記
2016年1月に公開した記事に新たに加筆しました。(2019/06/02)
症状を伝える便利な英語
日本でも同じことですが、自分がまず何に苦しんでいるのかをお医者さまに伝えましょう。
症状は英語で Symptoms (シンプトンズ)ですが、医師からは What is your problem?と聞かれることが多いと思います。
症状を伝えるには、中学校の英語で習ったかと思いますが、I have a の後に【 痛む箇所・症状】をつなげます。例えば…
腹痛 Stomachache (ストマックエイク)
頭痛 headache (ヘッドエイク)
下痢 diarrhea (ダイアリア)
熱がある fever (フィーバー)
吐き気がする nausea(ノージア)
などです。怪我などで、特定の場所が痛む時や、痛む箇所の単語が出てこない時には、とにかく痛む箇所を指さして Pain (here) =(ここが)痛い! でも十分通じますのでご安心を。
あとは、ジェスチャーで頑張って伝える手もありますが、下痢はちょっと伝えにくいかもしれませんね……。
いつからの症状なのか伝える英語フレーズ
次にそれがいつ始まったのか伝えます。世界一周中など、国を移動している途中の場合はその国を伝えても良いかもしれません。
例えば、私の場合、ラオス最終日の早朝に腹痛と嘔吐、その後タイへ移動し、バンコクの空港のクリニックで受診したので、このように伝えました。
I came from Laos this afternoon. This symptoms started yesterday, early in the morning. Since then, I through up 4 or 5 times.
(今日の午後ラオスから到着しました。この症状が始まったのは昨日の早朝で、それから4、5回嘔吐しています。)
他にも、昨晩なら Last night, 2日前なら2days agoというようになりますが、カレンダーを指さしていつからか伝えるのも時には有効です。
症状が重い時は特に、我慢せず、早めに病院を受診しましょう。
原因、病名を確認する英語
診察もこの段階までこれば、医者の診断が下るはずです。
私の場合は、食中毒 Food poisoning (フードポイズニング)でした。
病名はたくさんあると思いますが、他にも旅中にありそうな例だと、
胃腸風邪 Stomach Flu (ストマックフルー)
高山病 Altitude Sickness (アルティチュード シックネス)もしくはMountain sickness (マウンテン シックネス)
胃腸炎 Gastroenteritis(ガストロエンテリティス)
脱水症 Dehydration (ディハイドレーション)
マラリア Malaria (マラリア)
どれもかかりたくない病気ばかりですが、病名がわかるだけで、帰国後日本の病院で受診する時もスムーズですし、自分で今後の対処方をインターネットで調べることもできるので便利です。