ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

こんにちは、ライターの桃(@XxPeach)です。旅のスタイルは基本ひとり派で、時間にも人にも縛られることなく自分の感情に従って楽しむのが醍醐味だと思っています。そんな私が今回「ニュージーランドに編集部のあべちゃん(@mnooooom)と一緒にいく」と言われた時に、正直どきっとしました。だって私たち、もう一年以上TABIPPO内で「不仲説」が流れている二人なんですから……。

さらに今回、横3席を1人または2人で利用しソファのように足を伸ばしたり寝ることができる、ニュージーランド航空のエコノミー「スカイカウチ」にお邪魔できることに!果たしてあべちゃんとの不仲説は今日、払拭できるのでしょうか…。素晴らしい機材とサービスの写真とともに、お楽しみください。

ニュージーランド航空エコノミー「スカイカウチ」の搭乗メンバー

阿部サキソフォン
通称:あべちゃん。2015年にTABIPPOにジョイン。コンテンツディレクター兼ライター兼編集担当。渡航国数は24ヶ国で得意な記事は「女子の本音」。桃(筆者)が入社当時のトレーニング担当者。

桃(筆者)
2017年TABIPPOにジョイン。旅行会社で2年働き職を転々としたのち、TABIPPO編集部ライターに。渡航国数は15ヶ国でライター歴は1年ちょっとのヒヨッコ。最近は国内・海外取材の記事を書くのがワクワクして好き。カメラの腕が上がったと褒められ調子に乗っている。あべちゃんはトレーニング時代を救ってくれた恩人で師匠で尊敬している。

正直チャンスであり賭けだった、ニュージーランド航空エコノミー「スカイカウチ」への搭乗

ニュージーランド航空の機体
photo by 桃

人間誰しも苦手なことってありますよね。私にとってそれは「人との関わり」。他人との距離感の縮め方が分からないんです。ちょっといきなりマジな話でごめんなさい。

 

そもそもあまり人と仲良くなるのが苦手で、深入り出来ないタイプの私。実はTABIPPO編集部として活動し始めたくらいから「トレーニング担当者で同い年のあべちゃんとの不仲説」が社内で噂になっていました。

いや、多分そんなことはないんだけど…と思いながらも、一緒に仕事する上で仲が良い方が絶対的に良いコンテンツは作れるよなあと、頭の端っこでは考えていました。


photo by 桃

そんな私にとって「もしかしたら帰りの便、スカイカウチに乗れるかも」という情報は、チャンスかつ賭け。生かすも殺すも私次第じゃないか。心は真っ黒ですが自分でも驚くほどポジティブな私の中に現れたのは、一つの方程式。

(「ニュージーランド航空」+エコノミー「スカイカウチ」の恩恵を受ける)+あべちゃんの気分が上がる×私が繰り出すさりげないサポート=あべちゃんとの距離が縮まる→あべちゃんがTABIPPO社内でこの話をする=脱!不仲説!

(なお、エコノミー「スカイカウチ」につきましては、ニュージーランドの飛べない国鳥キウィが、実際に搭乗し紹介をしている動画をご覧ください。)


photo by 桃

…いや、これもし成功したら我ながら素晴らしい策略!(ちなみにあべちゃんとはこのニュージーランド旅を経て、頼んだものは自分で食べるスタイル→ピザやデザートをシェアできるまで成長しています。)

席に案内されると、すでにシーツと枕が準備されていた


photo by 桃

「スカイカウチですね、あちらです」

CAさんに教えられたのは一見普通のシート。でもよく見るとレッグレストがちゃんとついてる!そしてもうすでに離陸してシートベルトサインが消えたらすぐ寝られるように、座席に敷くシーツとフッカフカの枕が用意されている!この時点でテンション上がりっぱなしです。


photo by 桃

とりあえずワクワクしながら離陸を待ち、シートベルトサインが消えるまでゆっくり映画を鑑賞することに。趣味が映画鑑賞の私は、もうすでにどの映画を観るかは公式ホームページ上でチェック済みだし、ニュージーランド航空では着席した瞬間からエンターテインメントを楽しむことができます。素敵。

「よかった〜……」分かりやすい説明書を発見


photo by 桃

シートベルト着用サインが消え、いよいよエコノミー「スカイカウチ」の出番です。ここはあべちゃんよりも私が率先して作り上げないと。そんな風に思っていたら後ろから、

「こんにちは。客室乗務員のカールです。何かありましたらお手伝いに参りますのですぐにお申し付けください。」

…「スカイカウチ」って、CAさんの挨拶も来るの!?私たち超VIPじゃん(ちなみに私、ビジネスクラスの搭乗歴はありません)


photo by 桃

「あ、これ説明書か!」とあべちゃんが教えてくれたのは、エコノミー「スカイカウチ」の使い方が超わかりやすく記載されている説明書。


photo by 桃

実際は簡単で、レッグレストを垂直になるまで両手で持ち上げるだけ。これを横の3席全て行うと、フラットな状態になるので、そこに白いシーツを敷いて、良い感じに枕を置いたらエコノミー「スカイカウチ」の完成です。


photo by 桃

「大人二人で寝られるのかな…」疑問に思ったので試してみましたが、ちょっと窮屈かも。公式サイトにはカップルがギュって抱きしめてる写真があったので、彼とニュージーランド航空を利用するときには、ぎゅっと近寄ってラブラブ寝ようと思います。

二人の距離は近すぎず遠すぎず、絶妙。


photo by 桃

窓側の席と通路側の席に一人ずつ座って、二人とも足を伸ばすのがレギュラースタイル(勝手に命名)なので、近すぎず遠すぎない絶妙な距離感。相手がどんな映画を見ているか覗きにいかないと見えないし、かといって仕事の会議ができないわけではありません。

真ん中の座席のテーブルは、二人ともPCをいじっている時の飲み物やスマホ置き場として活躍してくれました。贅沢な使い方。

機内よく、海外発→日本便なのに、お米が美味しすぎる問題


photo by 桃

あまりにリラックスしすぎましたが、そろそろご飯の時間。なんだかビーフの気分だったのでビーフを頼むと、日本食が。

昔、旅を始めてすぐの頃機内食を常に日本食にしてたら、旅の先輩に「海外発→日本で出される日本食は美味しくないよ!」と言われました。それ以降海外発→日本便では日本食を頼んだことはなかったのですが、ニュージーランド航空がそれを覆してくれました…。

ニュージーランド航空さん、お米、めちゃ美味しくないですか!なんでですか!お米、美味しいよ!あったかいし粒立ってるし、ぐちゃっとなってないし!


photo by 桃

ちなみに、夜ご飯には今度はチキンを頼んだらまたまた日本食。これも美味しすぎるよ!すごい、機内食のお米ってこんなに美味しいんだ…ニュージーランド航空さん、ありがとうございます。

ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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