「幸せになるには?」そんな問いの答えを探るべく、私は2019年に幸福度の高い国を中心に世界一周27ヵ国を巡る旅をしていました。
幸せのテーマは幅広く、旅先では「おいしい料理やお酒」にも注目しながら探していました。だって、「食」から得られる幸せはこのうえなく大きいですもんね。そこで、これまで世界を旅して出会ってきた中で、個人的におすすめなお酒を4つご紹介したいと思います。
1、イスラエルのヤルデンワイン
photo by shutterstock
イスラエルでこんなにおいしいお酒と出会うとは、とても意外でした。実は、世界一周中にひょんな事情で日本に一時帰国したのですが、帰国前に家族に何かお土産をと思い、空港で「ここで一番おいしいワインはどれですか?」と店員さんに聞いたところ、挙げてくださったのがこのワインなんです。
ほんとかなあ?と思い、ネットで調べたところ反応もよさそうだったため、これをお土産に持ち帰ることにしました。うちの父と飲んでみたところ、これが絶品!「ヤルデン・カベルネソーヴィニヨン」という赤ワインでしたが、ずしりと詰まったような重たい味わいがとても美味です。また、イスラエル産という珍しさが好奇心をかきたてます。
ヤルデンワインを飲みながら、遠い国について考えてみるのも一興かもしれません。日本の通販でも購入できますので、是非おためしください。
2、カナダのアイスワイン
photo by shutterstock
とにかく贅沢な気分を味わえるのが、カナダでは奇跡のワインともいわれる「アイスワイン」。非常に贅沢な極甘口で、まるで絶品デザート。このワインを作ることのできる環境は限られていて、カナダはその数少ない国の一つであり、生産量ナンバーワンの国(他はドイツやオーストリア、クロアチア、チェコなど)。一般的には細いボトルに入っていて、高価です。
アイスワインはどのようにしてつくられるのでしょうか。気温がマイナス8度以下の極めて寒い日、ブドウは氷結します。この時、水分は氷結しますが、果糖は凍りません。これを絞って天然の果糖のみを収穫し、醸造すれば、非常に甘みの濃縮したアイスワインになります。その年の気温によってできないこともある、とても希少な品。おいしいはずです。
photo by shutterstock
はじめて口にしたときは、「これ、お酒なの?」という印象。その次に、「いや、これは贅沢なので、一度に飲みすぎず少しずつ味わおう。」となりました。購入する場合は、お酒ではなく、むしろスイーツと考えたほうが驚かないかもしれません(笑)。
おすすめは、カナダのオンタリオ州で最初にアイスワインを生産したワイナリー「Inniskillin(イニスキリン)」。特に女性が喜ぶ味わいだと思いますので、記念日やプレゼントなどに、是非。