アマゾンと聞いただけで、ひいてしまう人も多いはず。でも、実は遠そうで近いアマゾン。そしてアマゾンで優雅な滞在が可能なんです。
今回は、虫嫌いで都会派(!?)の筆者も思わずのめり込んでしまった素敵なジャングル体験をご紹介。エクアドルのアマゾン・ジャングルにあるオールインクルージブの高級エコロッジ『サチャ・ロッジ』に宿泊し驚きの自然に出会あい、そして原住民との持続性のある観光を知る掛け替えのない旅の体験をご紹介します。
以外と近い!?アマゾン・ジャングルへの行き方
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アマゾン地域は、ブラジルやペルーなど数か国にまたがっていますが、エクアドルからはアクセスがとってもスムーズ。
エクアドルの熱帯雨林エリアには、アマゾン川の支流であるナポ川が流れていて、首都のキトから僅か30分のフライトでアマゾンの入り口に到着、その後2時間ほどナポ川をボートで進めば、手付かずの大自然に埋もれるように建てられた『サチャ・ロッジ』に到着です。
冒険家が25年かけて見つけた理想の場所
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エクアドル・アマゾンは、アクセスがいいというだけでなく、生息する動植物の数が世界最大級!
100種類以上の樹木に600種以上の魚、250種以上の両生類や爬虫類が現在までに発見されています。そして、数多くの先住民族が、今でも自給自足の生活をこの広大な森林世界のなかで維持している貴重な場所。
そんな地球の宝の様な場所に、アマゾン・ジャングルの営みを潰す事なく滞在できるロッジを作りたいと、1992年スイス人の冒険家ベニ・アメテール氏によって『サチャ・ロッジ』が建設されたのです。彼は、ロッジを建てるにあたり、25年間エクアドルに滞在し、理想の場所を見つけたのです。
そして、周りに住むキチュア族の人々170人とともにロッジを開始。原住民の知恵や知識を尊重しながら、出来るだけ原住民を雇い、地域のコミュニティにも大いに貢献しているのです。ジャングルのど真ん中で質の高いサービスを実現ジャングルだから…と思いきや、ロッジのサービスは街の高級ホテルに劣りません。
自然に溶け込む快適な各孤立した客室ロッジは、太陽光を利用した温かいシャワー、パソコンなどの電子機器を入れる乾燥ボックスがあるなど、湿度の高いジャングルならではの工夫もなされています。
メイン棟にあるレストランでの食事も、毎日変わるテーブルセッティングに、種類豊富な質の高いビュッフェ。週末ランチは、ラグーンにあるテラスでバーベキューパーティです!