ライター
西嶋 結 ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。本の仕事をしています。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。有給休暇をフル活用して弾丸旅に繰り出すべく、筋トレに励んでいます。

12月から3月にかけて全国9都市+バンコクで開催される「BackpackFESTA」。12月16日のBackpackFESTA札幌では、プロブロガー・あんちゃさんのトークライブを予定しています。※BackpackFESTA札幌はすでに満席となりました。ほか8会場でも豪華ゲストが登場予定!

今回は、TABIPPO.NET編集長の前田 塁との対談という形であんちゃさんの旅と生き方についてお話をうかがいました。

 

あんちゃさんってどんな人?

1991年生まれ。北海道札幌市出身。ブロガー・メディアディレクター。大学卒業後に上京し、IT企業に2年間勤務。会社員の頃に個人ブログ「まじまじぱーてぃー」を立ち上げ、その3ヶ月後に会社を退職しフリーランスとして独立。ブログ開始から1年で月間70万アクセスを超える。

現在の活動はブログ運営にとどまらず、恋愛メディア「らぶりりーす」の編集長・コミュニティ運営・コンサルティング業・講師業・イベント講演など多岐に渡る。

自身が会社員の頃に働き方に悩み、会社に行けなくなった経験から「20代のキャリアの選択肢を広げる」ことをテーマに等身大の発信をしながら同年代の共感を集めている。2017年12月に初の著書「アソビくるう人生をきみに。-好きなことを仕事にして、遊ぶように生きる人生戦略」(KADOKAWA)を出版。

ブログ:まじまじぱーてぃー
Twitter:@annin_book

 

前田塁ってどんな人?

前田塁ってどんな人?

 

photo by nochi kosho

1987年、大阪府生まれの三重県育ち。株式会社TABIPPOでWebメディア「TABIPPO.NET」の運用と開発が得意な編集長やってます。慶應義塾大学卒、ニューヨーク交換留学、大阪ガス、オプト勤務を経てTABIPPOを創業しました。

51ヶ国訪問、世界二周して、ワークライフカオスに生きてます。最近はWebメディアの仕事以外にも、コンサルやったり、ラジオのパーソナリティーしてますが、次の夢は宇宙飛行士です。

Twitter:@NY_ruisu
ブログ:Work Life Chaos

 

北海道に戻ることを決めたワケ

前田 塁(以下、前田):今日はよろしくお願いします。BackpackFESTAの札幌会場にご出演いただくあんちゃさんですが、北海道に拠点を移されるとうかがいました。

あんちゃさん(以下、あんちゃ):よろしくお願いします。今までは東京:札幌が6:4くらいの比率だったのですが、東京の拠点を引き払い、札幌の比重を増やしていこうと考えています。

前田:どうしてですか?

あんちゃ:北海道出身ということもあり、札幌が好きだというのが一番の理由です。コンパクトでほどよく都会なところと、すぐそばに自然があるというバランスがよく、住みやすいんですよね。

前田:決心されるきっかけはあったんでしょうか?

あんちゃ:今年の夏、仕事で札幌のマンスリーマンションに滞在していたんです。そこを引き払うとき、なんだか名残惜しい気持ちになって。東京には毎月行くのだから、拠点をこちらに移してもいいかなと思って。

前田:なるほど。プロブロガーとして旅をしながら働いてきたあんちゃさんらしい選択ですね。BackpackFESTA2019のテーマは「#旅人になった日」なのですが、あんちゃさんにとって「旅人になった日」はいつでしたか。

あんちゃ:大学4年生の夏、初めてした一人旅でしょうか。北海道から四国に行き、四国を一周しました。

初の一人旅、しまなみ街道にて
Photo by Anna Nikami

前田:国内だったんですね。どうして四国を選んだんですか。

あんちゃ:もともと離島や小さい島独特の雰囲気が好きで、島がたくさんある四国を選びました。寒い北海道にいたので、暖かいところに行ってみたかったというのもあるかもしれません(笑)。当時は東京から南に行ったことがなかったんです。

前田:それは大きな一歩でしたね。

あんちゃ:もともと内向的な性格だということもあり、自分のタイミングで好きな場所に行けるという、一人旅のいいところを十分に楽しむことができた旅でした。

前田:そういえば、一人旅だと“旅”、ふたり以上だと“旅行”って言いたくなりますよね。僕の初めての一人旅は、大学1年生のときのオーストラリアへの旅。ゴールドコーストという観光地で1カ月ひたすらバーベキューをしていました(笑)。三重から東京にやってきて、その窮屈さから抜け出したかったのかな。

あんちゃ:窮屈だったんですね……!

前田: 2017年にはヨーロッパに行かれていましたよね。

あんちゃ:2~3週間ほど、るってぃファッションブロガー・いわたとヨーロッパに行きました。るってぃが「ヨーロッパに行くけど、一緒に来る?」と言ってくれて、このメンツなら絶対楽しいからついていこうとノリで決めた感じです。

初めてのヨーロッパにはしゃぎまわるあんちゃさんとるってぃさん
Photo by Anna Nikami

前田:ヨーロッパの印象はいかがでしたか。

あんちゃ:オランダで衝撃を受けました。オランダでは売春と大麻が合法だと知り、日本との価値観の違いに驚きましたね~!

前田:たしかに、日本では考えられませんよね。

あんちゃ:アジア圏はどこか日本と似ていて、海外であっても日本の延長線上のような感覚でいられます。一方ヨーロッパに行ったときには、「違う世界に来たんだな」という感覚がありましたね。

 

一緒に旅した仲間とは、人生を通して付き合っていける

前田:それまでもよく旅をされていたんですか?

あんちゃ:海外は台湾だけでしたね。ビビりなので、一人で海外に行けるタイプじゃなかったんです。誘ってくれる仲間がいたのはありがたかったですね。

前田:トラブルもあったのでは?

あんちゃ:オランダに行くときに、インドで飛行機を乗り継いだんですけど……。

前田:インドで乗り継ぎ!? 初めて聞いた(笑)。

あんちゃ:ですよね(笑)! るってぃは前入りしていて、私は台湾しか行ったことがない状態。しかもいわたは初めての海外で。私がどうにかしなきゃ! とドキドキでした。

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西嶋 結 ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。本の仕事をしています。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。有給休暇をフル活用して弾丸旅に繰り出すべく、筋トレに励んでいます。

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