ライター
KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は8年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

こんにちは、ロンドン在住ライター・KANAです。スイーツ大国ベルギーと聞いてまず思い浮かべる土地と言えば、首都ブリュッセルという方が多いと思いますが、旅好きライターとして各国を旅している筆者が今回おすすめしたいのは、ベルギー第二の都市「アントワープ」。

ブリュッセルから日帰りでも訪れることのできるアントワープとは、いったいどんな街なのか?次回の旅の候補の参考に、ぜひ読んでみてください。

ブリュッセルだけじゃない!ベルギーの第二都市アントワープ


ロンドンからバスや電車で気軽に向かうこともできる観光大国ベルギー。

ベルギーチョコレートにベルギーワッフル……街を歩くだけで甘くておいしい誘惑の多い首都ブリュッセルは、観光客が押し寄せる人気の旅先です。


スイーツだけにとどまらず、ベルギー名物のムールフリット(ムールバケツ)を食べながら、こちらも有名なベルギービールを飲み比べ、とにかくお腹の満たされるブリュッセル観光は、のんびりと「食べ歩き」をするのにぴったりなスポット。


しかし、ブリュッセルは街自体がとても小さく、有名な観光スポットも中心部に集結しているため、半日もあれば十分に満喫できてしまい、食べ歩きがメインになりがちです。お腹がいっぱいになると、思ったよりも時間が余ってしまう!なんてことも。


そこでおすすめなのが、首都ブリュッセルからバスで片道30分、ベルギー第二都市として知られる「アントワープ」に日帰りすること。

日帰りでもさくっと訪れることのできる手軽さはもちろん、陸路でベルギーの首都ブリュッセルからオランダの首都アムステルダムへと移動するときの通り道でもあるので、ベルギーとオランダの2か国を一気に巡りたい!という方にも、ぜひ途中で立ち寄ってほしいおすすめの場所です。


アントワープは、世界で最も美しいと言われている駅を始め、世界遺産に登録されている市庁舎、大聖堂などの建築観賞がとても楽しい街。

そして何より、ブリュッセルの雰囲気とはまた一味違った、まるで映画のワンシーンにでてきそうなほど洗練された美しい街並みが魅力です。


また、アントワープはアニメ『フランダースの犬』の舞台にもなっており、作品ファンの聖地としても親しまれています。

小さな街でありながら実はとても見どころの多い、街歩きを楽しむにはもってこいの街なのです。

アントワープの見どころ

世界遺産アントワープ市庁舎


アントワープ観光で欠かせない街の中心地、マルクト広場。観光客のみならず、地元の人からも愛される憩いの場です。

そんなマルクト広場に位置するのが、世界遺産に登録されているアントワープ支庁舎です。世界最大級のルネサンス建築としてユネスコ世界遺産にも登録されており、アントワープのランドマーク的な存在です。


国連加盟国などの87にも及ぶ旗が飾られ、そのカラフルな姿が特徴です。ただ、2018年に始まった補強工事の影響で、筆者が訪れた際には残念ながら外観を見ることができず、工事を隠すための囲いシートに忠実に再現された市庁舎のプリントを見るのみとなってしまいました。

現在は3年に及んだ補強工事も完了し、新しい姿へと生まれ変わっています。


コロナの影響で直接訪れることが難しい状況のため、新しくなったその姿を見られるのは、現在アントワープに住んでいる人のみ。

旅が再開できると予想されている2021年こそ、新しく生まれ変わった世界遺産の姿を、いち早く見に行くチャンスです。コロナ明けの旅がより楽しみになりますよね。


マルクト広場から見えるギルドハウスも圧巻です。現在はレストランやカフェ、お土産ショップなどとして使われており、こちらも、まるで絵画のような美しさで思わず写真に収めたくなります。


中央にはアントワープの名前の由来になったとされる英雄ブラボーのブラボー噴水もあり、見どころ満載。広場にはベンチが設置されているので、のんびりと休憩しながら街の中心の様子を存分に楽しんでみてください。

■詳細情報
・名称:Stadhuis van Antwerpen
・住所:Grote Markt 1, 2000 Antwerpen
・地図:
・アクセス:アントワープ中央駅より徒歩約20分
・営業時間:月曜日~金曜日
・定休日:土曜日、日曜日
・電話番号:+3232211333
・料金:無料(原則外観のみ)
・所要時間:30分~
・オススメの時期:4月~9月
・公式サイトURL:https://www.antwerpen.be/

聖母大聖堂


聖母大聖堂は、市庁舎と同じく世界遺産に登録されている、アントワープを代表する建築の一つです。

聖母大聖堂内部では、『フランダースの犬』の中でネロが最後にどうしても見たかった絵、ルーベンス最高傑作と言われる『キリストの昇架』と『キリストの降架』を鑑賞することができます。


大聖堂前には大理石でつくられたネロとパトラッシュの銅像もあり、観光客の写真スポットとして人気です。ぜひ、記念に一緒に写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
・名称:Onze-Lieve-Vrouwekathedraal Antwerpen
・住所:Groenplaats 21, 2000 Antwerpen
・地図:
・アクセス:アントワープ市庁舎より徒歩2分
・営業時間:月曜日~金曜日10時~17時、土曜日10時~15時、日曜日13時~16時
・定休日:毎年1月1日
・電話番号:+3232139951
・料金:8ユーロ(約10,50円)
・所要時間:40分~
・オススメの時期:年中
・公式サイトURL:https://www.dekathedraal.be/en
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KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は8年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

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