4.ベニス細川家(カイロ)
エジプト・カイロにある「ベニス細川家」。日本人バックパッカーの間ではかなり有名な日本人宿なので、知っている人も多いかもしれません。そんな「ベニス細川家」のおすすめポイントは、
・スタッフのエジプト人男性が日本語ペラペラ
・カイロ郊外へのツアーを安く提供
・熱いお湯が出て水圧の強いシャワーがある
・全プラン朝食付き
・ロケーションが良い
の以上5点です。
スタッフの男性は日本在住歴が長く、日本語ペラペラなうえに日本のことをよく知っています。住んでいる場所を聞かれて「吉祥寺」と答えたら、「良いところに住んでるねー、武蔵野市?それとも武蔵野市寄りに練馬区?」と聞かれて、よくそんな細かいところまで知っているなと、驚きました。
日本の方ですか?と思うレベルで、日本に詳しいです。
そして部屋が清潔で熱いお湯がしっかり出るというのは、旅人にとってかなり重宝されますね。そして朝食は基本的に宿泊者全員に用意されるので、これも非常にありがたいです。
朝食はこちらのテラスでいただきます。
スクランブルエッグとパン、簡単なサラダやフルーツが出ます。
ランダムで、たまにハムやウィンナーがついている日もありましたが、曜日が特に決まっているわけでもないそうで、朝食を作ってくれるオンム・ムハンマド(ムハンマド君のお母さん)の気分次第かも?
ちなみにテラスには洗濯物を干せるスペースがあるので、洗濯ヒモを持ってこなかった旅人でも心配ご無用!
「ベニス細川家」はタフリール広場まで伸びるメインストリートの近くに位置しており、周囲にはレストランから雑貨屋、マックにケーキ屋、スーパーに薬局、本屋など本当に何でもそろっているので、ロケーションとしてはかなりの好立地です。
▶︎ベニス細川家
アラブ圏のゲストハウスに共通した楽しみ方
All photo by Taiki Sakaguchi
アラブの人たちが大好きなおやつが、「デーツ」というナツメヤシ。アラブの人々はことあることにデーツ(تنر)を、アラビアンコーヒーと一緒に食べます。エジプト人もヨルダン人も、オマーン人もパレスチナ人もみんなデーツが大好きです。
ポケットの中にそのままデーツを忍び込ませている人までいるくらい、国民食ならぬ民族食ともいうべき食べ物なのです。
アラブの方々と仲良くなると、よくデーツ(ナツメヤシ)とアラビアンコーヒーを振舞ってくれるので、その時はありがたくいただきましょう!
そしてコーヒーやデーツのおかわりが欲しいときは、英語ではなくアラビア語で言うのにチャレンジしてみましょう!
「ウリード アン カフワタ」(もう一杯コーヒーが欲しいです)「ウリード アン タムルン」(もう一つデーツが欲しいです)と言えば、おかわりをくれます。
アラビア語にチャレンジするだけで、アラブの人々との心の距離が一気に縮まるので、ぜひ彼らと交流を深め、アラブ式のおもてなしを受けながらゲストハウスでの時間を楽しんでください!