旅雑誌で、こぞって瀬戸内国際芸術祭の特集が組まれているのを、書店で目にします。とても注目され、盛り上がりを見せていますが、芸術祭は瀬戸内だけじゃない!
夏休みが終わり、芸術の秋はもうすぐそこ!今年中に開催される芸術祭をチェックして、アートを求めて日本全国を飛び回りましょう。
あいちトリエンナーレ2016
今年で3回目の開催となる「あいちトリエンナーレ」。芸術を「未知への旅」と捉え、今年のテーマは「虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅」。
「あいちトリエンナーレ」では現代美術をメインに扱っていますが、その幅は広く、舞台やライブ演奏、歌、更にオペラまで催されます。完成されたアートだけではなく、目の前で生み出されるアートを堪能してみてはいかがですか。
・名称:あいちトリエンナーレ2016
・主な会場:愛知芸術文化センター
・住所:名古屋市東区東桜1-13-2
・アクセス:地下鉄東山線または名城線「栄」駅下車、徒歩2分
・開催時間:開催中~2016年10月23日
・電話番号:052-971-6111
・料金:普通チケット(一般)1800円 フリーパス(一般)3600円
・公式サイトURL:http://aichitriennale.jp/index.html
くどやま芸術祭2016
九度山は真田幸村ゆかりの地として歴史好きに親しまれた町です。更に3つの世界遺産がある観光地としても知られていて、「くどやま芸術祭」では「世界遺産×現代アート」と題し、世界遺産とコラボした様々な作品が展示されます。
毎週末イベントがあり、10月1日に開催される「くどやまアートナイト」では、慈尊院境内でのライブイベントも予定されています。世界遺産・慈尊院のライトアップと、音楽を一度に体感できる、贅沢な夜になること間違いなしです。
・名称:くどやま芸術祭2016
・会場:和歌山県九度山町の歴史的な街並み、まちなか各所
・アクセス:各線難波駅より南海高野線九度山駅まで1時間
・開催期間:2016年9月3日(土)~10月2日(日)
・電話番号:0736-54-2019
・料金:プログラムによる
・公式サイトURL:http://kudoyama-art.com/entry/
みちのおく芸術祭 山形ビエンナーレ2016
前回の山形ビエンナーレは「ゆるさ」が好評だったようで、その良さが、メインビジュアルに書かれたテーマ「山は語る」の文字が表わしているように感じられます。じっとこちらを見つめる子供と、絵本作家・ミロコマチコさんの作品の目が印象的です。