敷かれたレールの上を歩いていた私がアメリカ留学に行って変わった話

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こんにちは。TABIPPOマーケティングコンサルタントの濱島優里(@yuri_h4)です。

「私は敷かれたレールの上を歩いているだけかもしれない」

そう思うようになったのは大学に入学した頃。家族の応援のおかけで学生生活を無事にこなし、大学にも合格して将来困ることのない基盤を確保。そのとき、ふと思ったのです。

 

……私は何がしたいんだっけ。

そう、本当はずっと芸術分野に興味を持っていました。

歌や絵画、演劇にダンス、デザイン、写真。そのどれにも興味がありました。

「私はいつか芸術方面で活躍するんだ!」心の中ではそう思いつつ、勉強と部活だけをこなしているうちに18歳になってしまい、何か突き抜けているものがありませんでした。

 

本当にやりたいことがあるのに、臆病だった自分

「じゃあ、大学からさっさと何か始めれば?」今の私ならそう思います。しかし当時は、大学生から何かを始めることが、すでに遅すぎると感じていました。

大学からダンスサークルに入ってもついていけない。デザインや絵は、美術専門の大学に行かないと上手くなれない。演劇なんて、小さい頃から劇団に入っている人のもの。

今みると言い訳ばかりで呆れてしまいますが、これが全うの理由だと思っていたのです。本当にやりたいことには臆病になるものですね。

そんな私が変わった場所は、アメリカでした。

 

アメリカ留学を決意、個性に溢れた環境へ

photo by Yuri Hamashima

私が留学したのは、アメリカの女子大です。リベラルアーツ教育の自由な学風でした。まず驚いたのはキャンパスが個性に溢れていること。

先進的な考えをもち、LGBTにも寛容的でした。トランスジェンダーを受け入れていて、女の子同士が手をつないでいるのもよく見かけました。そして、黒人も、アジア人も、ヒスパニックも、髪を二色に染めている人も、すごく太った人も、すごく痩せた人も、おしゃれな人も、スウェットの人も……とにかく色々な人がいました。

ここだったら、自分を取り戻せるかもしれない。そう、ワクワクしたのを覚えています。

 

アメリカ人の表現力に衝撃を受けた日

ある日、大学の生徒が開催していたシェイクスピアの演劇を見に行きました。

実は日本でも、シェイクスピアの映画を研究する授業や、シェイクスピアのセリフを紐解く授業をうけたことがあります。複雑な言葉の使い方、回りくどいともとれる演出に、素人の私は感情移入がなかなかできませんでした。

 

それなのに、なぜでしょう。

シェイクスピア作品を演じているアメリカ人生徒たちは、完全に役になりきっていて、違和感をまるで感じないのです。今の時代に絶対使わないような言い回しで、大げさな演出にもかかわらず、すっかり夢中になってしまいました。

「恥」や「客観視」を完全に脱ぎすて、芸術を心から楽しんでいる人たちの美しさを、初めて知った瞬間でした。

 

アメリカで芸術の授業をとろう

アメリカでもっと芸術を学びたいと思った私は、芸術科目を履修することに決めました。油絵、クリエイティブライティング、演劇……全てが初めての挑戦だけれど、アメリカなら大丈夫。そんな気がしたのです。

それでは、各クラスでのエピソードを簡単に紹介させてください。

 

自分を肯定してもらえた「クリエイティブライティング」

photo by Yuri Hamashima

クリエイティブライティングのクラスでは、児童書を書きました。人気の絵本を紐解き、どうやって子供たちの心をつかんでいるのか先生から学んだうえで、自分たちもその手法を使って物語を作ります。

このクラスでは、育った環境や触れてきたものが、その人が書く物語に大きく影響を与えることを実感しました。

3歳児が読むような絵本なのにブラックジョークが使われていたり、恋愛に傷ついた生徒が赤裸々な恋愛ポエムを書いたり、想像力豊かな生徒がぶっとんだSF小説を書いたり。

 

一方私は「ごんぎつね」や「泣いた赤鬼」のような悲しい絵本に心を動かされてきたので、悲しいお話を書きました。

フィードバックの時間には、「子供向けでこんな悲しい話なんて驚き……」「子供に色々な感情を教えてあげられそう」「結末がわからないように、構成がよくできている」など直接コメントをもらえるのが面白かったです。

誰1人、同じような物語を書くことはないし、それでいいんだ。そう思いました。自分の大事な部分をさらけだして、それを肯定してもらえるのは、大きな自信になります。

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WRITER

濱島優里
Instagram(@yuri_h4) 慶應義塾大学商学部卒。在学…

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