浅草の寄席のお供グルメ
先ほど紹介した通り、寄席は飲食の持ち込みが可能。そして、浅草周辺には、食べ歩きにぴったりなグルメがたくさんあります。その中でもおすすめな3つの浅草グルメをご紹介します。
「おいもやさん興伸」の大学芋
「おいもやさん興伸」は、浅草寺周辺に3つの店舗を持っており、伝法院通り店は後ほど紹介する「東洋館」と「浅草演芸ホール」から一番近いところにあります。
大学芋はシロップをたっぷり注いで、写真のようなカップまたはビニール袋で提供してくれますが、こぼしてベトベトにならないよう、気をつけながら食べましょう。
・名称:おいもやさん興伸 浅草伝法院通り店
・住所:東京都台東区浅草1-39-9
・地図:
・アクセス:東武スカイツリーライン・東京メトロ浅草駅から徒歩5分
・営業時間:9:00〜20:00
・定休日:なし
・電話番号:03-3843-3886
・公式サイトURL:https://www.oimoyasan.com/
「浅草メンチ」のメンチカツ
浅草食べ歩きグルメで一番有名でかなり並ぶ浅草メンチのメンチカツ。噛んだ時のサクッという食感と、中から肉汁が垂れそうになるジュワッと広がる旨さのが「サクじゅわ」が十分に堪能できる一品です。
とても人気でかなり並ぶので、購入する場合は上演時間を考慮しておくのが賢明です。
・名称:浅草メンチ
・住所:東京都台東区浅草2-3-3
・地図:
・アクセス:東武スカイツリーライン・東京メトロ浅草駅から徒歩4分
・営業時間:10:00〜19:00
・電話番号:03-6231-6629
・料金:250円
・公式サイトURL:http://asamen.com/
まるごとにっぽん 蔵の梅ドボンソーダ
「東洋館」と「浅草演芸ホール」のすぐ近くにある、新スポット「まるごとにっぽん」の一階にある「蔵」。日本産の梅をまるごと使って作られた「梅ドボンソーダ(400円)」は、ストローで梅を突きながらソーダと一緒に飲むのですが、これが絶品。
他にもノンアルコールドリンクがたくさんあるので、好きな飲み物を買って寄席を楽しみましょう。
・名称:まるごとにっぽん 蔵
・住所:東京都台東区浅草2-6-7
・地図:
・アクセス:浅草駅から徒歩10分
・営業時間:10:00〜20:00(3Fは21:00まで、4Fは23:00まで)
・電話番号:03-3845-6905
・公式サイトURL:https://marugotonippon.com/kura/
浅草で寄席を見たい2つの劇場
歴史ある浅草の寄席。その中でも昔から親しまれている、浅草を代表する2つの劇場をご紹介します。
東洋館
東洋館の寄席は、「一般社団法人漫才協会」「一般社団法人東京演芸協会」「ボーイズバラエティ協会」の三協会が、スケジュール別に劇場に立ちます。さらに、毎月10日20日30日には「東洋館スペシャル寄席」として三協会の特別プログラムのスケジュールです。
売店では、東洋館の劇場に立つ演者さんのDVDやCDなどのグッズが購入できます。劇場名である東洋館をもじったオリジナル和菓子の「東羊羹(とうようかん)」はおみくじがついています。
ちなみに、東洋館はあのビートたけしさんがエレベーターボーイとして働いていた場所。お笑い好きには伝説の場所なんです。
・名称:東洋館
・住所:東京都台東区浅草1-43-12 浅草六区交番前
・地図:
・アクセス:浅草駅から徒歩10分、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩30秒
・営業時間:12:00〜16:30(夜公演はプログラムによって異なる)
・定休日:なし
・電話番号:03-38416631
・料金:2,500円(特別興行は3,000円)
・公式サイトURL:https://www.asakusatoyokan.com/
浅草演芸ホール
浅草演芸ホールは先ほど紹介した東洋館の隣にある劇場です。東洋館とは異なり、劇場スケジュールは昼の部と夜の部の二回。昼の部は11時40分~16時30分まで、夜の部は16時40分~21時00分。落語協会と落語芸術協会が10日ごとに公演を行います。
舞台には提灯がかかっており、非常に雰囲気のある中寄席を楽しめるのが魅力的。劇場の外にはその日の大トリを務める演者と、登場予定の演者の名前が掲げられるので、チェックして入ることができます。
・名称:浅草演芸ホール
・住所:東京都台東区浅草1-43-12
・地図:
・アクセス:浅草駅から徒歩10分、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩30秒
・営業時間:昼の部は11時40分~16時30分、夜の部は16時40分~21時00分
・定休日:なし
・電話番号:03-3841-6545
・料金:2,800円(18時以降は2,300円、19時以降は1,800円)
・公式サイトURL:https://www.asakusaengei.com/
浅草で寄席を見に行こう
浅草では、昔から落語や漫才が親しまれてきました。今でも劇場を大切に、毎日舞台に立って芸をする演者も多くいます。テレビとはまた違った雰囲気の中で楽しむ寄席は、新たな体験でハマってしまうかもしれません。
寄席は、これまでなかなか出会えなかった、すてきな演者さんに出会えるチャンス。浅草に来たら、半日ゆっくり時間をとって、寄席を楽しんでみてはいかがでしょうか。
All photos by 桃