こんにちは。
新婚旅行で世界一周していた、ほっさくら(@hossakuraworld)のほっさです。
今回は、世界40カ国を旅しながら100以上のホテルに泊まってきた僕が、ダントツで1番感動したホテルをご紹介したいと思います。
雑誌BRUTUSで「わざわざいきたくなるホテル」として紹介されていた、チリのティエラアタカマです。
スタッフさんのアットホームな接客、現地でしか食べることのできない美味しいご飯、フォトジェニックなお部屋、すべてが最高でした。
そもそもアタカマってどこにあるの?
ティエラアタカマは、チリのアタカマという場所にあります。チリ、アタカマと言われてもピンとこないですよね。チリは、南米の一番下に位置しています。細長ーい形をしていて、全長約4,500kmもあります。
北極がすぐ目の前ですね。美味しいワインや海鮮料理が名産です。
アタカマは、チリ北部に位置しています。アンデス山脈と太平洋に挟まれたアタカマ砂漠は世界的な観光スポットで、世界で1番綺麗に星空が見えると言われています。実際に、東京大学天文学教育研究センターの研究所もアタカマ砂漠にありました。
photo by hossakuraworld
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こんな感じで、アタカマは「ザ・砂漠の街」といった雰囲気です。すごく独特な雰囲気なので、ただ街をブラブラ歩いているだけでもすごく楽しかったです。
日本からチリへは直行便が出ておらず、アメリカのロサンゼルスやアトランタを経由しなければいけません。日本を出てからチリの首都・サンチアゴに着くまでに約30時間かかります。その後、飛行機を乗り継ぎ、サンチアゴからアタカマへは2時間です。
ちなみに、ぼくたちはバックパッカースタイルで旅していたので、もちろんバス移動…。サンチアゴからアタカマまでバスで24時間かかりました。お尻の感覚がなくなってしまうので、飛行機での移動をオススメします。
飛行機で移動したとしても、合計約32時間なので、決してアクセスは良くありません。むしろ、悪すぎる……。でも、わざわざ32時間かけて地球の裏側まで行く価値あるので安心してくださいね!
ティエラアタカマの魅力1.サービスがアットホーム
ティエラアタカマは、とにかくスタッフさんの接客・サービスがアットホームです。お辞儀の角度まで決められているような、ガチガチのマニュアルで教育された日本式のホスピタリティーとはまったく違います。
「昨日はぐっすり寝れた?」などと声をかけてくれ、家族のように暖かい接客でもてなしてくれます。宿泊者すべての人の名前を覚えてくれていて、常に気にかけてくれていました。
少し前、滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」が話題になりましたよね。ぼくはティエラアタカマに行ってから、「おもてなしって何だろう?」ってすごく考えさせられました。
もちろん日本のおもてなし・ホスピタリティーは素敵なんですが、こんな暖かくて包み込むようなおもてなしも素敵だなって!みなさんはどんなおもてなしがお好きですか?
ティエラアタカマの魅力2.地産地消にこだわった食事
photo by hossakuraworld
やっぱり旅の醍醐味といえば食ですよね。ティエラアタカマでは、地産地消にこだわった、そこでしか食べることのできない食事を提供してくれます。
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朝ごはんは、ビュッフェ形式でした。採れたてのフルーツなどが並んでいます。
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野菜はどれもシャキシャキしていて、本当に美味しかったです。
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ディナーはチリ産のお肉をチョイスしました。チリワインを片手に、妻も幸せそう。
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食後はワインを飲みながら旅の思い出話に花を咲かせたり、将来のことを話し合ったり。ワイン片手だと会話も弾みます。
日本のワイン輸入量でチリは1位なので、チリワインは日本でも飲んだことのある方は多いのではないでしょうか? チリは地中海性気候で乾燥しており、菌やカビ対策をする必要がないので、無農薬のオーガニックワインが多いのが特徴です。
世界一周をするまで、ぼく自身あまり食というものに興味がありませんでした。「空腹が満たせさえすれば別に何でもいい」なんて言いながら、マクドナルドや吉野家ばかり行っていました。
しかし、世界一周を通して食べることの楽しさに気付けた気がします。美味しいご飯を食べてる時って無条件に幸せだし、美味しいお酒を飲んでいると自然と笑顔がこぼれて会話も弾むし。夫婦円満の秘訣は食かなぁとすら思っています。
「旅の醍醐味は食だ!」という方は、ぜひティエラアタカマに足を運んでみてください。