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SATOMI オーロラガイド/南米大好き

初めての海外はオーストラリアへの家族旅行。初めての場所や人、景色や文化に触れる刺激がたまらなく好き!地球上の絶景に自分の足で立つ事、それぞれの場所での人との出会いが日々の活力です。カナディアンロッキーと南米大好き。スペイン語勉強中。現在はオーロラガイドとしてカナダのユーコン準州在住。

オーロラ観賞と言えば、「極寒の夜にするもの」というイメージを持っている方も多いと思います。

秋~冬~早春がオーロラのシーズンになるので、来るタイミングによっては極寒なのもあながち間違っていないのです。

そこで今回は、オーロラガイドであるわたしが-25℃以下で愛用していて、日本でも簡単に手に入る、極寒の地でも役に立つあたたかグッズをご紹介したいと思います。

photo by Satomi

実は、有名なダウンジャケットを持っていなくても大丈夫!

日本でも最近人気があるカナダグースなどのダウンジャケット。たしかにカナダでも着ている人はゼロではありません。

おしゃれなデザインと抜群の暖かさがあるので、わたしも欲しいなと思ったこともありますが、なにせ高価…!様々なダウンジャケットがブランドから出ていますが、本当に良いダウンジャケットはかなりの値段がするのです。

そこで、今回は「高価なジャケットを購入しなきゃ!」と悩む前に、日本でも手に入るあたたかくて万能なグッズを順番にご紹介したいと思います。

日本で手に入る、オーロラ鑑賞時に役立つ防寒グッズ


photo by Satomi

カイロ

カイロは手軽に手に入るだけでなく、使い分けることで上手に冷えを防ぐことが出来ます。-25℃以下などかなり寒い時のわたしのおススメは、貼るカイロの背中とお腹への2枚使いです。

貼らないカイロも良いですが、寒すぎると化学反応すら起こらず、カイロが暖まらないこともしばしばです。使う際は、予め室内である程度暖かくなってから、手袋の中に入れたり、ネックウォーマーの中に挟むなどするのがおすすめです。

ネックウォーマー

これは必要不可欠! 首だけではなくて、顔も必要に応じて覆うことの出来るネックウォーマーはオーロラ観賞には必需品。フリース生地だと肌触り抜群ですが、個人的にはあまりかさばらない‛Buff’というスペイン発祥のブランドのものが好きです。

暖かいだけではなく、抗菌・防臭加工がされているので、スキーやスノーボード、ハイキングといったアクティビティでも使っています。デザインが豊富なのも嬉しいポイント!

フェイスマスク

特にユーコンの様な乾燥している土地で寒さを防ぐには、皮膚が出ないようにすることが大切です。どうしても後回しになりがちな顔周りですが、これがないと、気温によっては顔がヒリヒリしてきて鼻の頭などが凍傷になってしまう場合もあります。

なかなか日本で使う機会がないので、持っていない方は、Buffのような長めのネックウォーマーを使うも良し、マフラーを巻くも良し。とにかく顔周りを覆えるものがあるととても便利です。

ウールの靴下

メリノウールの靴下が断然おすすめです。いくら気温がマイナスとは言え、足汗をかくことはあります。例えば綿の靴下だと、乾きが悪く、気づいたら雨も雪も降っていないのに靴の中だけが湿って足がとても冷たく感じる、という現象が起こります。

そして冷え性の方は良くお分かりのように、一度冷えた足は暖まるのに時間がかかるのです。そこで、まず冷えにくい靴下を履くのが一番!吸水・防臭加工が施されているので、普段使いでも重宝する靴下になると思います。

どれくらいその機能が凄いかと言うと、マルチデイハイキングで数日間同じ靴下を履いても本当に臭わない!なのでキャンプなど、着替えをなるべく少なくしたい時には本当に役立ちます。

ただ乾燥機を掛けると生地が悪くなりやすいので、洗ったら自然乾燥させるケアが必要です。

ニット帽

当たり前のような気もしますが、あるとないでは大違い! 頭は体温が多く逃げる場所でもあるので、かならずニット帽をしましょう。

これも素材は色々ありますが、編み目が荒く指が通ってしまうような物ではなく、目の細かい物で内側も生地がしっかりしてあるものが良いです。逆に屋内に入って暑いと感じる時は、ニット帽を取るだけでだいぶ体温が逃げていくのを感じられると思います。

手袋(タッチ出来るもの)

タッチ可能なのが絶対におすすめです。特にオーロラを見に来て写真を撮りたいという時、カメラやスマホのタッチパネルを操作する短い時間だけでも手袋を外していると軽い凍傷になる可能性があります。

また、気温が低い時に三脚やドアノブなどメタルや鉄製の物を素手で触ると、皮膚がくっついてしまい、怪我に繋がることもあります。なので手袋を取らなくても良いようにするのがとても大切です。

また、5本指手袋の上から、ミトンタイプの手袋をすることで、さらに暖かさをキープし易くなります。

ヒートテック(ユニクロ)

日本の冬の味方ヒートテックはカナダのオーロラ観賞時にも大活躍です。特に-25℃を下回るような時には極暖ヒートテックを私もよく着ています。

ただ、ハイキングなどのアウトドアに行くと、すぐに汗をかいてしまいなかなか乾かないので、個人的にはあまりアクティビティには使いませんが、体をそこまで動かさないオーロラ観賞や街歩きにはもってこいのアイテムです。

ウルトラライトダウン(ユニクロ)

私はツアーの時はほぼ必ずと言って良い程、ウルトラライトダウンを着ていました。そこまで分厚くないので、ヒートテックの上に着て、さらにその上からフリースを着て自分の体温を閉じ込め、上手に寒さをコントロール出来ていたと思います。

気温によって、フリースの上にもう一つダウンジャケットや、ロングフリースジャケットを着て調節しましたが、ほぼ毎回「ヒートテック+ウルトラライトダウン+フリース」の3点は欠かせないセットです。

ウィンターブーツ+中敷き

-25℃を下回ると、現地で特大のブーツを借りることも必要になってきますが、自分でもある程度の対策は可能です。持っているウィンターブーツはなるべく底が厚く、熱を通しにくい素材の物を選ぶこと。

地面からも結構冷えを感じるものです。そして温感加工された中敷きを入れることで、かなりあたたかさが違います。

ポイントは履いていない時に中敷きを取り出して、きちんと乾かすことです。靴下のところで紹介したように、足元が冷えているのは身体全体の冷えに繋がるので、湿ったまま使わないようにしましょう。

それでも寒い時は現地のものに頼る!


photo by Satomi
上記で紹介したグッズはかなり気温の下がるホワイトホース(カナダ、ユーコン準州)でもかなり重宝しました。

気温だけ聞くとかなり極寒に聞こえますが、時々日本人のゲストから聞くのが、「気温の割には意外と大丈夫!」という言葉です。

なぜかというと、日本の気候と比べてかなり乾燥しているのです。なので風さえ無く、しっかり防寒さえしていれば、「身体の芯から冷える」ということは意外と多くないような気がします。

ただそれでも-40℃以下になるようなことがあれば、何を着ても寒いというのが正直なところです!そんな際は無理をせず、現地の防寒具レンタル等を利用するようにしましょう。

寒さ対策はしっかりすること


photo by Satomi
2019-2020年のユーコン、ホワイトホースの冬は-40℃を超える日が数日間ありましたが、その際も、この記事で紹介したグッズはかなり重宝しました。

ただ1回の旅行の為に買わずとも、日本で簡単に手に入るあたたかグッズは沢山あります。そして買うにとしても、その後も使えるものだと嬉しいですよね。

いつかオーロラを見に行きたい!と思っている方、少しでも参考にして頂けたら嬉しいです。

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SATOMI オーロラガイド/南米大好き

初めての海外はオーストラリアへの家族旅行。初めての場所や人、景色や文化に触れる刺激がたまらなく好き!地球上の絶景に自分の足で立つ事、それぞれの場所での人との出会いが日々の活力です。カナディアンロッキーと南米大好き。スペイン語勉強中。現在はオーロラガイドとしてカナダのユーコン準州在住。

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