オーストラリアの食事事情
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移民の国として知られるオーストラリア。いわゆる「オーストラリア食」といったものはありませんが、移民が多い分、欧州料理、アジア料理、中東料理など、ありとあらゆるグルメを楽しめます。アジア食ブームの影響もあり、アジア系スーパーはもちろん、普通のスーパーでもアジア食品を見つけられる確率が高いです。
オーストラリアの一般的な家庭料理は、日本のように複数おかずがあるものではなく、どちらかといえば一品主義。バラエティーに富んでいるとは言い難いです。ラザニア、ハンバーガー、サンドイッチ、ピザやパスタも定番です。
また、イギリスの影響を受けているため紅茶の種類が充実しています。コーヒーもおいしく、素敵なカフェもたくさんあるので、カフェ巡りも楽しいです。
オーストラリアの代表料理!ミートパイ(ひき肉のジューシーパイ)のレシピ
オーストラリア料理が気になる方へ、「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の本山尚義シェフが考案した「ミートパイ(ひき肉のジューシーパイ)」のレシピをご紹介します。
パイ生地で肉汁をぎゅっと閉じ込めたおやつです。パイシートを使えば意外とカンタン。お休みの日に友達やお子さんとつくってもいいですね。
ミートパイ(ひき肉のジューシーパイ)の材料(4個分)
玉ねぎ(1/2個・みじん切り)、バター(大さじ1・12g)、合びき肉(400g)、カットトマト(1/4缶)、塩・胡椒(少々)、冷凍パイシート(4枚)、溶き卵(適量)
ミートパイ(ひき肉のジューシーパイ)の作り方
1.フライパンにバターを熱し、玉ねぎを中火でしんなりするまで炒める。合びき肉を加え、火が通ったらカットトマトを加える。
2.塩・胡椒で味をととのえ、汁気がなくなるまで炒める。バットに広げて冷ます。
3.パイシートを直径10cmの丸型に抜く。2の具をのせ、溶き卵をふちに塗り、パイをかぶせる。パイの上にも溶き卵を塗る。
4.220度のオーブンで15分焼き、180度に温度を下げ、さらに20分焼く。
ベジマイト
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一家に一つは常備されているという、茶色いペースト状の食べ物「ベジマイト」。匂いが強烈+味がしょっぱく、苦手な人も多い食べ物です。しかしながら、オーストラリア人には大人気という、まるで納豆のような存在です。
フィッシュアンドチップス
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おやつにも主食にもなるフィッシュアンドチップス。油で揚げた白身魚にフライドポテトを添えた料理で、シンプルながら美味。友達とシェアしながら食べるのもオススメ。
カンガルーミート
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カンガルーのお肉は、「ルーミート」とも呼ばれています。カンガルーが多いオーストラリアならではのもので、低脂肪・低カロリー・高たんぱく質のため、ダイエットに良いそう。
ミートパイ
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角切りまたは薄切りやミンチの肉とグレービーソースをパイ生地で包み、サクッと焼き上げた料理です。ファーストフードとしても人気で、主にケチャップをかけて食されるそうです。
マッシュポテト
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西洋社会では定番のマッシュポテト。茹でたジャガイモをつぶし、牛乳とバターを加えて作られる料理で、お肉や野菜などと一緒にいただきます。
チキンソルト
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「チキンソルト」とは、オーストラリアやニュージーランドで呼ばれる名前で、その他の英語圏では「シーズニングソルト」と称されています。さっぱりして食べやすく、フィッシュアンドチップスなどにかけていただきます。
ラムチョップ
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オーストラリアで頻繁に食されるラムチョップ。味付けしてオーブンまたはフライパンで焼くだけの簡単料理で、バーベキューなどでもよく食されます。
チキンシュニッツェル
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元はドイツ生まれのシュニッツェルですが、オーストラリアでも大人気。チキンを薄く伸ばし、 パン粉をつけて揚げた料理で、チップスや野菜とともにいただきます。
バラマンディ
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さっぱりとしていて食べやすい白身魚・バラマンディ。油で揚げ、レモンを絞って食べます。日本人の口によく合うので、ぜひ試してみてください。
オーシャントラウト
海で釣れる大きなマスのことを「オーシャントラウト」と言います。サーモンより脂がのっており、また臭みもないので、サラダやサンドイッチに入れて食べることが多いです。
シーフード
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海に囲まれたオーストラリアでは、シーフードも盛んに食されています。新鮮なロブスターや牡蠣は、思わず唸ってしまうほどのおいしさ!
オージービーフ
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日本でも有名なオージービーフ。赤みが多く、低カロリー&低コレステロールなので普通のお肉よりもさっぱりしています。値段もリーズナブルで嬉しい。
ラップ
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オーストラリア人がランチに好んで食べるラップ。ハムや野菜などをフラット・ブレッドと呼ばれる薄い生地で巻いて食べます。ヘルシーなのにお腹いっぱいになるので、ダイエットにも良し◎