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Rina ライター

東京拠点のフリーライター。アメリカとオーストラリアでバレリーナとして活動→ジョージアでライターになりました。海外在住4年。カフェとバー巡りが好き。取材やインタビュー記事、海外生活について多数のメディアで執筆中。

こんにちは、オーストラリア・メルボルンに1年半ほど住んでいたライターのRinaです。

オーストラリア旅行を待ちわびる日々が続いていますが、なんと広大なオーストラリアの旅をどこからでも、何度でも楽しめるバーチャルツアーの動画が公開されたとのこと。


こちらのオーストラリアの人気エリア5箇所を巡るツアーでは、撮り下ろし動画とライブ中継で映像を見ながらまるで現地にいるような新感覚が味わえます。

今回は見ているだけでオーストラリアに行きたい気持ちが抑えきれなくなる、魅力たっぷりなバーチャルツアーと共に現地の方のおすすめ情報をご紹介します!

▲オーストラリアの人気エリアを巡るバーチャルツアー体験

美しいサンゴ礁とかわいいコアラに出会える!オーストラリア屈指のビーチタウン、ケアンズ

photo by オーストラリア政府観光局
まず最初にご紹介するのは、1年中暖かい常夏の楽園、クイーンズランド州・ケアンズです。

ライブ中継ではケアンズ観光局の坂本統さんが、グレート・バリア・リーフの入口であるケアンズで体験できるアクティビティや、かわいいらしいコアラの親子を紹介してくれます。

ケアンズはオーストラリアの北東側に位置する海沿いの街で、シュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツが人気です。日本列島と同じ大きさとも言われるサンゴ礁地帯、グレート・バリア・リーフでは美しいサンゴ礁をみることができます。

ケアンズの気候は、一年を通して「夏」または「めっちゃ夏」で、最低気温25℃という常夏の楽園だそう。

シュノーケリングなどのアクティビティに挑戦するのであれば、日本語スタッフもいる現地ツアーに是非参加してみてください。ガイドブックには載っていない情報や現地で生活している人たちのライフストーリーを聞くこともできちゃいます!

■詳細情報
・名称:ケアンズ
・地図:

メルボルンやヤラバレーで、雄大な自然と美しい街並みを空から眺める特別体験を

photo by オーストラリア政府観光局
次のツアースポットは、ワインの産地として有名なビクトリア州ヤラバレーです。

気球ツアーを運営するグローバル・バルーニング社の石原三四郎さんにこのエリアの魅力を伝えていただきます。

ヤラバレーは、オーストラリア第2の都市メルボルンから車で1時間ほどの場所にある、ワイナリーがひしめくエリアです。その数はなんと大小約80ヶ所以上にも及ぶそう。

気球ツアーでは非日常的な景色とスリルを味わうことができ、着陸後には近くのワイナリーでオーストラリア産のワインと地域の食材を使った朝食も楽しめます。

私も実際にヤラバレーのワイナリーにいったことがあるのですが、テイスティングでは何種類ものワインを試飲でき、酒造倉庫の見学をすることもできました。ワインのエキスパートが詳しく種類を説明してくれながら「その量ほんとにテイスティング?」というくらいグラスにたっぷりと注いでくれるワイン好きには堪らない場所でした。

気球に乗ってヤラバレーの緑豊かな景色を見たあとにおいしいワインがゆったりと飲めるヤラバレーは、友達同士、恋人、そして家族みんなでも楽しめるスポットです。

photo by オーストラリア政府観光局
また、グローバル・バルーニング社さんでは都市の上空を飛ぶ世界的にも珍しい気球ツアーをメルボルン中心地で行っています。美しい街並みを眼下に、広大な空と海の広がりを感じることができる贅沢な時間を過ごすことができますよ。

メルボルンは芸術の街として有名で、街中で歴史的な建築物を見たり美術館に行くこともおすすめです。多様な文化が混ざり合ったマルチカルチャーシティという側面もあり、バリエーション豊かな食事も楽しめます。

■詳細情報
・名称:メルボルン、ヤラバレー
・地図:
・グローバル・バルーニング社HP:https://www.globalballooning.com.au/

路地歩きと様々なビーチが楽しい、オーストラリアNo.1の大都市シドニー

photo by オーストラリア政府観光局
3つ目のスポットは、ニュー・サウス・ウェールズ州のシドニーです。人気観光地として知られ、歴史的な景色が色濃く残るロックス地区をメディアコーディネーター&ライターの平野美紀さんにご案内していただきます!

シドニーはビジネス街の印象が強いですが、ロックス地区は石畳の小道と100年以上前に建てられたホテルが残る歴史の深い街です。

5つ星ホテルとして人気のハーバーロックスホテルはシックな内装とレンガ造りの壁が特徴的で、シドニーに行ったら絶対に泊まってみたいホテルの1つです。

ロックス地区にはおいしいカフェやフランススタイルのクレープ屋さんがあり、早起きして朝食を楽しみたくなるおしゃれな雰囲気のエリア。

エリア内にあるオーストラリア最古のパブ「ロード・ネルソン・ブリュワリー・ホテル」ではクラフトビールを味わいながら地元の人と交流できるチャンスです。

週末には地元のアーティストが手作りしたアクセサリーや小物を販売しているマーケットが開催され、現地でしか手に入らない商品はおみやげにもぴったり。朝から夜まで楽しめるロックス地区では、自らの足でたくさん散歩して新しいエリアを散策してみたくなります。

photo by オーストラリア政府観光局
都会的で建物が多いシドニーですが、実は周辺に約100ヶ所のビーチがあるそうです!

美紀さんおすすめスポットは、市内からフェリーでおよそ30分のマンリー・ビーチ。オペラハウスを眺めながらのクルーズ気分を味わえる、のんびりとした時間を過ごすことができます。

都会的な街並みだけでなくオーストラリアならではのビーチシーンが身近なシドニーは、旅に外せないスポットです。

■詳細情報
・名称:ロックス
・地図:

大自然が織りなすパワースポット、先住民の聖地ウルル

photo by オーストラリア政府観光局
続いてオーストラリア中央部に位置するノーザンテリトリーの世界遺産、ウルルに移住して15年目になるベテランガイドのAATキングス社の永瀬篤史さんにご紹介いただきました。

エアーズロックという名前はイギリスの探検家にちなんで名づけられ広まりましたが、正式名称は「ウルル」と言います。

世界遺産と世界文化遺産の両方に登録され、オーストラリアの先住民にとって神聖な場所として大切に守られています。

2019年までは登ることができた大きな一枚岩のウルルは、見えている部分は全体の5%にしか満たず、地下に眠る岩と太陽に照らされる神秘的な姿からパワーを感じられます。

ウルルに残された物語に耳を傾け、先住民の文化を感じる体験は現地でしかできない貴重な瞬間になるでしょう。

■詳細情報
・名称:ウルル
・地図:
・AATキングス社HP:https://www.aatkings.com/destination/sights/uluru-ayers-rock/

笑顔がかわいすぎる野生動物クオッカと会える!西オーストラリアのロットネスト島

photo by オーストラリア政府観光局
バーチャルツアー最後の場所は、西オーストラリア州の州都パースの沖合い18㎞に浮かぶロットネスト島です。パース・ドリーム・トラベルプランナー社のしのさんにご紹介いただきました。

20の湾と63か所のビーチがあるロットネスト島は A級自然保護区指定の国立公園です。島内では、レンタル自転車やバスで移動し、世界一幸せな動物といわれる野生のクオッカと出会うことができます。笑っているようなかわいらしい表情と、人懐っこい性格でSNS上でも話題を集めたクオッカを見つければ旅の幸福度アップ。

野生のクオッカを抱き上げたり、エサをあげることは禁止されていますが、写真撮影ならOK!クオッカとハッピーな記念写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

photo by オーストラリア政府観光局
西オーストラリアはゆったりとした時間が流れ、透明で穏やかなビーチが数多くあることも魅力です。シュノーケリングやホエールウォッチングも見応え抜群ですよ。

■詳細情報
・名称:ロットネスト島
・地図:
パース・ドリーム・トラベルプランナー社HP:https://www.pdtp.com.au/

オーストラリアの魅力×コンシャストラベル。次の旅のヒントとなる3つの動画を公開

photo by オーストラリア政府観光局
オーストラリアは地域によってそれぞれ特徴があり、自然、都会、文化など目的に合わせて旅先を決めるのがおすすめです。

特に近年注目を集めているテーマは「コンシャストラベル」。

50年も前から豊かな自然と野生動物の住む環境に考慮した取り組みをおこなっているオーストラリアでは、透き通るようなエメラルドグリーンのビーチと雄大な自然、ユニークな生物たちに出会えます。

オーストラリアの旅で気づくのは、生活のなかに溶け込んでいる環境への配慮です。日本の20倍もの土地にひろがる森林や海、野生動物を守るために、現地の人たちにはマイボトル持参や環境にやさしいオーガニック品を使う習慣が何年も前から根づいています。

自然と調和しているオーストラリアのわくわくするような動画をみて、旅をするならどこがいいかな、と考える時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

ご紹介したバーチャルツアー以外にも、2つのテーマでオーストラリアの魅力を掘り下げるトークイベントを実施したので、こちらも次の旅行の参考にしてみてくださいね。

①オーストラリアの自然を感じる、サステナブルな旅へ出かけよう

②ライブ中継!オーストラリアのライフスタイルを在住者から学ぼう

③オーストラリアの人気エリアを巡るバーチャルツアー体験

さらに、オーストラリアでの新しい旅のヒント「コンシャストラベル / 心地よく環境にも配慮した旅」について理解を深めたい方は、こちらをご覧ください。

All photos by オーストラリア政府観光局

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東京拠点のフリーライター。アメリカとオーストラリアでバレリーナとして活動→ジョージアでライターになりました。海外在住4年。カフェとバー巡りが好き。取材やインタビュー記事、海外生活について多数のメディアで執筆中。

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