Hi! 踊る旅人フォトグラファー ナプシーです。旅は感じるもの、繋がるもの、クリエイトするもの。私の目から見た世界を、皆さんにシェアさせてください。
今回はミャンマー三大仏教遺跡のひろーーーーいバガンの観光方法をご紹介します。
人生で一度は訪れたい場所バガンの観光方法、選択肢は?
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バガン遺跡とはミャンマーを代表する観光地で、大小3000塔以上の遺跡が林立している巨大仏教遺跡群です。有名なカンボジアの「アンコールワット」とインドネシアの「ボロブドゥール」と並んで、世界三大仏教遺跡の一つに数えられています。
仏塔の数は実に3000塔。そのほとんどは11世紀から13世紀に建てられたもので広さは、16平方マイル=41平方キロメートル。うーん想像つかない……東京ディズニーランドなら約82個相当の広さだそうです。雄大な自然の中に密集して共存する仏塔の眺めは、人生で一度は訪れたい場所として数えられることも多いです。
さてこのバガン、アンコールワットのように団体ツアーで巡る人は少なく、個人で散策するのに適した場所と言えます。今回はeバイク、自転車、馬車の3つの選択肢と、私が一番楽しめた馬車での観光についてご紹介します。
バガンの観光方法で、最もメジャーなのはeバイク
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eバイクとは、運転免許のいらない充電式のバイクです。バイクより遅く、自転車より早くて楽な、操縦も簡単な乗り物。値段も安く、5000〜7000K(500〜700円)で8時間ほど借りられます。
充電式で、バッテリーが途中で切れてしまうため終日借りることはできません。バッテリーが切れると、ただの重たい鉄の塊なのでご注意を!
バガンではいたるところにこのeバイク屋があり、たくさんの観光客がこれで移動しています。大自然と遺跡群の中を壮快に走ることができ、中には「バガンの思い出はeバイクを運転できたこと!」という声をきくほど。
バガンの遺跡巡りでの道は、比較的わかりやすく道幅も広いため、運転は実に壮快。RPGゲームの大きなダンジョンの中を駆け巡っているような感覚。乗り物好きにはたまりません!
ただし、eバイクには注意が必要です。
・地面はコンクリートではなく砂利のような悪路が多いため、転びやすい
・ヘルメットの貸し出しがほとんどない
・バッテリーが切れると押して帰らなくてはいけない
・日中はめっちゃ暑い
ちなみに私は、試運転をしてみたのですがどうしても恐怖心があり、レンタルはしませんでした……。こんな時は、カップル旅で二人乗りができたらいいのに!と羨ましく思いますね。
バガンの観光方法は、安くて 安全⁉︎ ヘルシーな自転車
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eバイクを断念した私は自転車を借りることに。自転車はeバイクの更に半額の1500チャット(350円ほど)と激安!宿の持ち物だったので時間は無制限です。
背の低い人口の多いミャンマーだったので、私の体のサイズに合う自転車がみつかりました。これが北ヨーロッパだったら難しいところです。
ホテルの密集している、ニューバガンやニャウンウーからは2〜3キロなので、余裕だろうと踏んだのですが……
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これがかなり大変!メインのコンクリートの道路は穴と段差だらけだし、車の通りが多く車道は走るのが怖いし、遺跡の周辺コンクリートではないので漕ぐのに力が居るし、なにより灼熱の中でどんどん体力が消耗される……。
100メートル走るごとに休憩をする有様。その横を軽やかに駆け抜けて行くパワフルな自転車おじさんと
カップルのeバイク。
暑さでめがくらみ、雄大な景色を気持ちよく楽しむ余裕はありませんでした。日が高くなる前の移動か、体力がある方にのみお勧めします!
そもそも日中の仏塔は、裸足で上がるには暑すぎるため、ローカルの人も日陰で涼んでいる人が多いように見えました。
ちなみに、全ての仏塔、パゴダは「釈迦の住む家」であるため、履物を脱ぐことが求められ靴や靴下(ストッキングを含む)を履いて入ることは禁じられています。でも地面は熱された石なんです。火傷に注意!
なるべく日陰になっている方向の入り口から入る事をオススメします。
バガンの観光方法は、お姫様気分で貸切馬車!
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自転車にぐったりして、カフェでココナッツを飲みながら景色を眺めていると、馬車でまわっている地元の人達を発見!
バガンは、ミャンマー人にとっても一度は訪れたい憧れの場所。観光客の半分以上はミャンマーの方のようでした。家族旅行や、子どものモンクの集団が、馬車を外で待たせながら寺院を見学しています。
馬車乗り場はどこだかわからないけど、もう一歩も動きたくなかったので、お店の人に頼んで馬車を呼んでもらうことに。すぐに電話をしてくれて、料金交渉済みの馬車様がお迎えにきました。
料金は3時間で31500チャット=2500円ほどですが体力には変えられない!夕方も近かったので2時間にしてもらい、馬車で観光することに。
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結果的にこれがとても快適でした!馬車の運転手のおじさんは日本人もたくさん案内したことがあるという、親日家!たくさんの日本人との写真を見せてくれます。
日本の観光シーズンには、団体旅行会社が馬車をチャーターしてゲストを案内するようです。お客様ノートにはたくさんのメッセージが。
彼は、今は住むことが禁止されている、ここオールドバガンの出身。代々住んで来た村をある日警察から突然住む場所追い出された話、それまでは漁師だったが今の仕事の方が楽しく、お金もいいので充実しているということ。娘達は都会で仕事をしていることなど、英語も上手でたくさんお話ししてくれました。
それでは、馬車でのバガン観光がお勧めな理由を紹介します。