「ヴィダーナ サウダ (政庁ビル)」
Photo by Pixta
バンガロールの観光スポットといえば、まずこの「ヴィダーナ サウダ (政庁ビル)」がヒットするほど、よく写真が使われている建物です。
内部見学はできないため、道路を挟んだ裁判所側から撮影することをおすすめします。
「バンガロール・パレス」
Photo by Pixta
イギリス植民地時代の統治者が暮らした「バンガロール・パレス」は、インドとイギリスの建築様式が融合した、美しい建物です。当時のイギリスで流行していた建築様式「チューダー様式」と、インドのムガール王朝のスタイルが融合したスタイルの宮殿は他では見られません。
往時の広大な敷地の大部分は失われたものの、それでも広々とした庭園は183ヘクタールあり、ローリングストーンズがライブを行ったことでも有名です。
「ラールバーグ植物園」
Photo by Pixta
バンガロール中心地にある巨大な「ラールバーグ植物園」は、各国首脳も植樹を行った由緒ある庭園です。バンガロールを治めていたかつてのマイソール藩王国の英雄「ティプ スルタン」と、その父の親子二代が完成させたといわれています。
ダイナミックな植物の展示に定評があり、特に春から夏の間が最も花が多い時期となり、この時期にバンガロールを訪れるなら、ぜひ立ち寄っておきたい植物園です。
「イスクコン寺院」
Photo by Pixta
ヒンズー教の最高神ヴィシュヌ神の8番目の化身、クリシュナ神を祀るイスクコン寺院は、その広さ2.8ヘクタールにもなる巨大寺院です。
丘の上に広がるこの施設は、建物の壮麗さでも知られています。数百体のヒンズーの神々の彫刻で装飾された壮麗な主塔「ラジャゴプラム」は必見です。内部は撮影禁止になっています。
「UBシティ」
Photo by Pixta
バンガロールの高層ビルが立ち並ぶエリアといえばここ「UBシティ」です。名だたる有名企業が入るオフィスビル、超高級タワーマンションが立ち並ぶ、インドのイメージを覆すエリアです。
一帯が高層ビル群になっており、撮影スポットにもよく選ばれる場所でもあります。富裕層が集まることで有名なショッピングモール「UBシティ・モール」もあります。
「インド理科大学院」
Photo by Pixta
バンガロールは、第二のグーグル、フェイスブックを夢見るIT起業家たちが世界中から集まる場所。大学で研究を続ける学生たちも例外ではありません。ここ「インド理科大学院」は、現在、一介の研究者、学者から一躍トップ起業家への流れが最も進んでいる大学と噂されています。
バンガロールがよく例えられる米国シリコンバレーで成功したインド人の出身大学といえば、「インド工科大学」が有名ですが、インド理科大学院はさらに歴史が古くアカデミックでなことから、さらにステイタスが高いのです。
今、インドで着々と成功への足掛かりをつかんでいる人々の多くは、20代から30代の若手研究者が中心です。同世代として刺激をもらいに出かけてみては?
「マハトマ・ガンジー・ロード(MGロード)」
Photo by Pixta
バンガロールのメインストリートとなるのが「マハトマ・ガンジー・ロード(MGロード)」です。サリーやお土産を売る商店や、両替屋が立ち並び、大きな通りを様々な乗り物が行き交います。
このマハトマ・ガンジー・ロードの隠れたスポットは木立が多いきもちのよい裏通りです。ガーデンシティとはよく言ったものだと感心するバンガロールですが、ゆっくりと歩けるインドらしいのんびりした道は少なく、貴重なエリアです。
「ブル寺院」
16世紀に建てられたバンガロールで最古の寺院になります。信仰の対象となっている一枚岩から切り出した巨大な牛の像(ナンディ)ーが祀られています。
「カボン公園」
イギリス統治時代に作られたバンガロールをガーデンシティと呼ばれる理由の一つにもなっている広大な庭園です。
ヴィダーナ・サウダや図書館、高等裁判所を有する広い敷地には、木々や草花が咲き乱れ、終日散歩やヨガをする人が集まる、バンガロール市民の憩いの場です。
「シティ・マーケット(KRマーケット)」
Photo by Pixta
スパイスを売る店、布地を売る店、多種多様な商店が無数にも思えるストリートで結ばれたシティ・マーケットは、バンガロールに暮らす人々のローカル市場です。巨大なマーケットのなかは大喧騒に満ち、一緒に歩く人に話しかける時も大声を出さないと聞こえないほど、活気あふれるマーケットです。
このシティ・マーケットの大きな目玉が、バンガロール花市場とも呼ばれる儀礼用の花々が埋め尽くす様子です。花の香りに満ち、色の洪水に思わず言葉を失います。
「マイソール宮殿」
Photo by Pixta
バンガロール中心部からは離れますが、世界中から観光客が集まる一大観光スポットがこの「マイソール宮殿」です。
マイソール藩王国時代の首都だった場所に当たり、当時の藩王が居住していた宮殿ですが、元の宮殿は火災で焼失したため、現在の宮殿は1912年に新しく建て直されました。
当時はまだイギリス統治下にあったため、イギリスの建築家「ヘンリー・アーウィン」によって設計されましたが、インド・サラセン様式を忠実に再現した美しい宮殿に生まれ変わったのです。
見事な彫刻が細部にまで及ぶ巨大な柱や、ヨーロッパから運び込まれたステンドグラスなど華麗なちょうどの数々に圧倒されることでしょう。
まとめ
いかがでしたか?エネルギッシュなインドの中でも、名だたるビッグカンパニーや名門大学が多く、インドらしくないクールな印象がバンガロールにはあります。
しかし、IT産業都市でありながら、街にはインドの風物詩である野良牛とリキシャがあふれ、ここは紛れもなくインドと思わせる光景を目にします。
ぜひ、今度のインド旅行には南インドが誇るガーデンシティ、バンガロールも候補地に加えてくださいね!