ライター
MAYU フリーライター

和歌山を拠点に旅するフリーライター。枕が変わると寝れない極度の心配性ですが、行動力と直感はピカイチです。アジアを放浪中、インドにどハマりし宗教や文化に興味を持つ。

こんにちは、フリーライター高野麻由です。わたしはインドに魅了されて以来、これでもか!とインド愛を記事にしてきました。

今回は、インドの世界遺産・タージマハルを訪れた当時を振り返り、その魅力をお届けします。まだ行ったことないけど、実はインドに興味があるんだよね!という方も多いはず。再び旅ができるようになった際の参考になれば嬉しいです。

タージマハルがある街・アーグラってどんなところ?

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世界地図でインドを見てみると、シュッと小さな国に見えますが、実はとっても広い国。そのため「北インド」や「南インド」に分けて観光する方がほとんど。

日本と同じく、北は北海道のように寒く、南は沖縄のように百熱の太陽が町中を照らしています。

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タージマハルは、インドの首都「デリー」から約200キロメートル下った街「アーグラ」にあり、飛行機や列車で向かうのが一般的。アーグラにはタージマハル以外にも「アーグラ城塞」などの世界遺産があるため、世界中の観光客だけでなく、インド各地からもたくさんの人が押し寄せます。

世界遺産・タージマハルへの行き方

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わたし達は、タージマハルの近くにあるリゾートホテル「Tag Hotel& Convention Centre Agra」に宿泊し、個人でリキシャに乗って向かいました。ツアーに参加すると送迎・ガイド付きが一般的ですが、個人でも十分訪れることは可能です。

インドでは、観光客は一般的に「三輪タクシー」と呼ばれる「リキシャ(原付がバージョンアップしたイメージの乗り物)」で移動します。町の至る場所に運転手が待機しているので、行き先と値段を交渉して、いざタージマハルへ!

リキシャの価格交渉は、事前にハッキリと!

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わたしの実体験ですが、往復でお願いしたものの予想以上にタージマハルに見入ってしまい、かなり待たされた運転手が激怒!言い値の倍を要求され、ハッキリ何時までに戻ると伝えていなかったわたし達にも非があったので、写真のように紙に書いて交渉しました。

個人でリキシャを頼んだ場合、「片道・往復」どちらかを、必ず事前に交渉しておくことをおすすめします。基本的に街のどこでもリキシャは走っているので、その場の状況に合わせて交渉してくださいね。

3つの入退場ゲートに要注意!

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タージマハルには、「南門」「東門」「西門」の3つの入退場ゲートがあります。バックパッカー御用達の安宿街に最も近い「南門」は、退場のみなので要注意!入場する際は、門の近くにチケット売り場が設置されている「東門」または「西門」が目的地となります。

チケットを購入しよう

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インドの物価は日本の半分以下と言われており、衣食住のすべてにおいて「安い!」とビックリするほうが多いくらいですが、タージマハルの入場料は750ルピー(約1,200円)と少しお高め。それに加え、インド考古学局にADAチケット500ルピー(約800円)を支払います。

チケットを購入し、入場門に向かうと必ず荷物チェックをされます。タージマハル内は荷物制限があり、水・カメラ・携帯電話・貴重品以外は持ち込めないので、必要最低限のものはホテルに置いておくのが無難です。

世界遺産・タージマハルの時代背景

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赤砂岩の正門をくぐると、見えてくるのは「世界一美しい墓」と呼ばれる世界遺産・タージマハル。庭園と泉を挟んだ遠目からでもわかるほど迫力のあるたたずまいに、誰もが足を止めて写真を撮っていました。

タージマハルの始まりはムガル帝国まで遡り、第5代皇帝「シャー・ジャハーン」によって、亡き皇后「アルジュマンド・バースー・ベーガム(ムムターズ・マハル)」のために建てたお墓。こんなに美しいお墓を作るなんて……心が震えます。

見どころ1.世界各地から取り寄せた大理石の美しさ

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建築期間に約22年の年月をかけ、世界中から集められた職人の手によって完成したタージマハル。近くで見れば見るほど、一つひとつ丁寧に掘られた大理石やデザインに惚れ惚れします。

どこを切り取っても美しい……。初めて目にした世界遺産に圧倒され、時間を忘れてタージマハルを眺めながら、今ここにいる幸せをヒシヒシと感じました。

見どころ2.気候によって移り変わるタージマハル

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タージマハルは日の出〜日没まで開いており、わたし達は朝5時半にホテルを出て、6時頃の朝日に彩る景色を目当てに到着。訪れた6月は日中40℃を超える真夏で、日の出前後がキレイに見られると聞いてこの時間帯を選びました。

ですが、インドは霧が多い国なので日によってタージマハルがくっきり見えないことも。季節や空の色によって彩りが変わる楽しさもありますが、訪れる前はしっかりと天気をチェックしてくださいね!

おすすめの楽しみ方!サリーで気分UP

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世界遺産・タージマハルの時代背景や、美しいデザインを堪能するだけじゃもの足りない!という方は、インドの伝統服「サリー」を着て観光すると気分UP。

サリーはインドの伝統服で、長い布を身体に巻き付けてスカートにしたもの。わたしもサリーを新調するため、街でお気に入りのデザインと色を決めて購入しました。

ちなみにわたしが購入した赤色は既婚者が着る色なので、誰ひとり声を掛けてきませんでしたが、青色を着た友人はひっきりなしに写真を求められていました。

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タージマハルを歩いているとオシャレな女性達がさまざまな着こなしをしていて、腕にはこれでもか!と派手なブレスレットを何十個も着けています。

タージマハルは真っ白なので、どの色を着ても映える!とにかく映える!思い出の記念写真にもピッタリです。タージマハル周辺には、1日レンタルでサリーを貸し出してくれるお店もあるので、現地で探してみるのもおすすめです。

インドに来たならぜひタージマハルへ!

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今回は個人・ガイドなしで、世界遺産・タージマハルへ訪れた様子をお届けしました。通常は日没で退場となってしまいますが、満月を挟む5日間のみ夜間もタージマハルに入場できるのだとか。

次回訪れる際は、満月に彩る景色を見にきたい!と旅欲がむくむく。皆さんもインドに訪れた際は、ぜひ美しいタージハマルを訪れてみてくださいね。

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MAYU フリーライター

和歌山を拠点に旅するフリーライター。枕が変わると寝れない極度の心配性ですが、行動力と直感はピカイチです。アジアを放浪中、インドにどハマりし宗教や文化に興味を持つ。

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