ライター
ゆぴ ライター・グラフィッカー

早稲田大学文化構想学部 文芸ジャーナリズム論系卒。Webメディア・新R25編集部を経て2019年に独立。取材記事やコラムを中心に執筆するかたわら、セミナーや議論を可視化するグラフィックレコーダーとしても活動している。駆け出し広報として採用インタビューや企業noteの立ち上げ支援などにも携わる。著書に『書く習慣~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』。

こんにちは、ライターのゆぴです。

迫り来る年末の気配とともに、急激に肌寒さを感じるようになった12月半ば。吹き荒ぶ冷たい風と降り積もる仕事から逃げるようにして、楽園・沖縄へと旅立つことを決めました。

今回わたしが訪れたのは、2020年7月にオープンしたばかりの海カフェ「星野リゾート バンタカフェ」。
外界をシャットアウトするようにぐるりと高い壁に囲われた空間のなかで、美しい遠浅の海「イノー」をひとりじめ。本島にいながらにして、まるでプライベートビーチで過ごしているかのような贅沢なひとときを過ごせるとっておきの場所です。

そんなバンタカフェでは、冬のあいだだけ楽しめる特別なイベントが催されているのだとか。バンタカフェと併せて、その魅力をお届けします。

イノーが青く輝く「イルミーバンタ 海辺の夜あかり」


バンタカフェから臨める、サンゴ礁に囲まれた海「イノー」。日が出ている時間ももちろん美しいのですが、すっかりあたりが暗くなるころには……?


青い光に包まれて、なんとも幻想的な雰囲気に!

バンタカフェは通年日の入り1時間後に閉店しますが、2021年12月1日から 2022年1月31日の期間限定で、「イルミーバンタ 海辺の夜あかり」を開催するに伴い、特別にナイトタイムも楽しめるんです。

「イルミーバンタ」とは、バンタカフェの施設名の由来でもある沖縄の方言の「イユミーバンタ(魚を見る崖)」とイルミネーションを合わせた造語なのだそう。

夜が長い冬だからこそゆっくりと楽しめるこのイベント。透き通るような青に照らされた海や奇岩が美しい……!

1日3回開催される光のショータイム


18:30、20:00、21:00で開催される光のショータイムでは、光の色合いが変化し、潮の満ち引きで情景が変わるイノーの世界観が表現されています。癒しの音色と光が織りなす幻想的なショーに、つい時間を忘れて見惚れてしまいました。

ナイトピクニックが楽しめる「お散歩スープセット」もオススメ


期間限定でオープンする夜カフェでは、夜のピクニックが楽しめるメニュー「お散歩スープセット」(2,600円)も販売中。

「具沢山のミネストローネ」「ヒバーチ香るクラムチャウダー」「ゆし豆腐のコンソメスープ」「紅芋とカリフラワーのポタージュ」の4種類のスープのなかからお好きな2種類が選べます。美しいショーを眺めながらあたたかいスープでほっと一息吐く、なんて贅沢な時間なんだ……。

ハーブバターで焼いたバケットと一緒にバスケットに入れて提供してもらえるので、ピクニック気分でランタンを片手に、お気に入りのスポットを探すのも楽しいですよ。

植物のアレンジメントで影絵遊びも


期間限定で大屋根デッキに登場する大きなオーナメントは、大きなシダの葉やヤシの葉など、沖縄ならではの植物でつくられたもの。琉球石灰岩の壁に影をつくり、影絵遊びやフォトジェニックな1枚を楽しめます。

さらに、2022年1月8日〜29日の毎週土曜日には、沖縄の自然とあかりがテーマの「夜あかりマルシェ」が開催されます。再生ガラスを使った琉球ガラスのキャンドルホルダーをはじめ、夜の時間を豊かにしてくれる魅力的な作品が揃うのだそう。

冬でも15°Cを下回ることが少ない沖縄。あまりに心地よく過ごせるので、つい時間を忘れ、1時間も屋外でゆっくりしてしまいました。美しいイルミネーションとおいしいスープで満たされて、すっかり夢心地です……。

まるで異世界に迷い込んだかのような非日常空間・バンタカフェ


さて、ここからはバンタカフェそのものの魅力についても、詳しくご紹介させてください。

那覇空港から車で1時間。観光名所が集まるエリアから少し離れた、沖縄中部エリアの⻄側に位置する読⾕村は、サトウキビ畑が広がる、とても閑静な場所。そこにそびえ立つこのお城のような建物こそがバンタカフェなのですが、海カフェなのにまったく海が見えません。

ドキドキしながら中に入ってみると……?


突然目の前に現れる絶景と耳をくすぐる波の音!

実は、あえて”外側からは海が見えない設計”になっているのだそう。そんなちょっとしたサプライズに思わず歓声が抑えきれません。

空港からタクシー移動中に至るまで海と出会えてなかった筆者、ここに来て初めて沖縄に来た実感がジワジワと芽生えてきました。


全体で約200席あるという広々とした空間では、4つの異なるエリアから、さまざまな角度で「イノー」の表情を楽しむことができます。その日の気分で好きな場所を選んでくつろげる贅沢っぷり。

早速全エリアを順番にご紹介していきます。

空から降り注ぐ波の音を全身に浴びる「大屋根デッキ」


まずはここ、入り口から入ってすぐの大屋根デッキ。

船の上にいるように水平線を一望でき、高台にいながらにして海を近くに感じられます。入った瞬間、聞こえてきた波音と目に映る絶景に圧倒されますよ。


大屋根デッキのカウンターでは、さまざまなメニューを販売中。

これぞ沖縄。瑞々しい沖縄ブルーを間近に感じる「海辺のテラス」


大屋根デッキを背にして階段を降りていくと、徐々に近づいてくる海にテンションは最高潮に!


正方形の形が特徴的な琉球畳に座布団が用意されたウッドデッキ。まるで自分だけのプライベートビーチのようではありませんか?

カフェで購入した軽食を食べるのも良し、おしゃべりを楽しんだり、ワーケーションに勤しんだりするのも良し、満腹になったら何もせずにごろんと寝そべるのも良し。頬を撫でる潮風が気持ち良くて、つい、うとうとしてしまいそう。


沖縄らしさを感じるスイーツやフードを好きなエリアで楽しむことができるのも、バンタカフェの魅力のひとつ。定番メニューはもちろん、季節限定のメニューまで、どれもおいしそうで目移りしてしまいますよ。

今回は沖縄のソウルフード「ポークたまごおにぎり」と、一番人気のドリンク「ぶくぶくジュレソーダ」をチョイス。フルーツ風味のカラフルなゼリーが、ソーダのなかに浮かびます。

古くから沖縄に伝わる「ぶくぶく茶」をモチーフにしたバブルがちょこんと乗ったビジュアルは、思わず写真におさめたくなること間違いなし。

大自然のなかを涼やかな風が吹き抜ける「岩場のテラス」


木々に囲まれた階段を下りていくと「あれ、私は海に来たんだよな……?」と疑いたくなるほど、先ほどとはまったく違う、木々に覆われた「岩場のテラス」が出現。


屋根のように張り出した岩の真下にあるのは、広々としたウッドデッキにカラフルなロッキングチェア。涼やかな風が吹き抜け、遠くに波音を感じます。

日差しの強い日も、雨の日も、ここでひと休み。「ごろごろデッキ」


そして、バンタカフェ内には、室内でごろんと寝そべることができるエリアも完備。

大人でも脚を伸ばすことができる大きなソファにひとたび腰を下ろせば、もう立ち上がることはできません……。

日の入りで表情を変える沖縄の海を臨む、グリルレストラン


ぐるりと一周してふたたび大屋根デッキへ。青々とした空に少しオレンジが混ざりはじめたころ、おなかがきゅるりと鳴いたので、バンタカフェに併設されている本格グリルレストラン「星野リゾート オールーグリル」へと向かいます。


17:00オープンのオールーグリルでは、水平線に日が落ちるドラマチックな景色を、大きな窓から臨むことができます。

ちなみに「オールー」とは「青い」を意味する沖縄の言葉。青を基調としたインテリアが、青い空と海によく似合います。アクセントのように置かれた黄色い椅子は、燦々と輝く沖縄の太陽のよう。


日の入り時間を待ちわびながら、よく冷えたオリオンビールとワインで乾杯。開放感のある眺めに、なんだかほろ酔い気分に。泡盛や黒酢を合わせた沖縄ならではのソースで味わう薪焼きのステーキやシーフードも絶品でした。


そして女性に人気が高いのが、こちらのフィレステーキ。口に運んだ瞬間、あまりの柔らかさに顔がほころびました。付け合わせも島らっきょうにモロヘイヤと、沖縄ならではの食材が嬉しいですね。

ご家族でお越しの方には、大迫力のTボーンステーキやチキン、ソーセージ、ポテトなどを盛り合わせたパーティーグリルもオススメですよ。

ジューシーなお肉を楽しんだあとに待っているのは、先ほどもご紹介した、日没を待っての「イルミーバンタ 海辺の夜あかり」。そう、バンタカフェは朝から晩まで楽しむことができるんです。こんなの、1日中満喫してしまうに決まってる……!

今しか足を踏み入れることができない幻想的な沖縄の夜は、都会で冷え切った心もあたためてくれるはず。沖縄に訪れたときには、ぜひ足を運んでみてください!

All photos by YUKI ISHIKAWA

\公式サイトはこちら/

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ゆぴ ライター・グラフィッカー

早稲田大学文化構想学部 文芸ジャーナリズム論系卒。Webメディア・新R25編集部を経て2019年に独立。取材記事やコラムを中心に執筆するかたわら、セミナーや議論を可視化するグラフィックレコーダーとしても活動している。駆け出し広報として採用インタビューや企業noteの立ち上げ支援などにも携わる。著書に『書く習慣~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』。

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